【テクニカルアドバイザー美濃による管楽器通信①】クラリネット・サックスのリードについて ~基礎編~

リード楽器がご担当の皆様こんにちは。ユーカリが丘店管楽器担当の美濃(みの)と申します。これから管楽器についての記事を定期的に上げていこうと思っておりますので、ぜひご覧ください。少しでも管楽器奏者の皆様のお役に立てれば幸いです。第1回目の今回はクラリネットとサックスのリードの基本的な部分について、私自身の体験談も交えて紹介させていただきます。

材質

リードの材質はケーン(葦)と樹脂製のものがあります。それぞれのメリット、デメリットをご紹介いたします。

ケーンのメリット・デメリット

【メリット】
・自然素材ならではの柔らかい音が得られる。
リードを自分好みに育てることができる。

【デメリット】
自然のもので出来ている為個体差がある。
湿度や温度で吹き心地や音色が変わってしまう。

樹脂製のメリットデメリット

【メリット】
リードを湿らせる必要がなく、マウスピースに取り付けてすぐに演奏ができる。
温度や湿度の変化をうけないので、吹き心地が安定している。

【デメリット】
音が硬く感じる。(管楽器担当の個人の主観です)

硬さ

リードの硬さは、パッケージに表記してある数字や英語の表記で判断します。リードを薄い、厚いと表現する方が多いのですが(私もそうでした)、数字や英語の表記は厚みではなく硬さ(強度)を表しています。楽器の経験があるかどうか、肺活量がどのくらいあるか、演奏するジャンルによって選ぶ硬さは変わってきます。

柔らかいリードと硬いリードの違い

【柔らかいリード】初心者の方やjazz向き
音が出しやすく、自由度が高い。(コントロールは難しい)
息の圧力が強すぎたり口を締めすぎていると音が出ない。

【硬いリード】クラシック向き
抵抗感は増しますが、しっかりと息を入れることができれば音量が上がり、まとまりのある安定した音を出すことができる。
始めたばかりの方だと抵抗が強く苦しく感じる。


ちなみに管楽器担当の美濃はバンドレン青箱の3と1/2を使用しています。

高校生のときに3と1/2のリードが全部柔らかく(音がペラペラ)に感じてしまい一時期4を使用していました。4を使用した際には音のペラペラ感は解消されましたが、抵抗が強くなった分息漏れが増えてしまい口も疲れやすくなり、うまく吹きこなすことはできませんでした。。その後、クラリネットの先生に相談したところ、強く噛み過ぎていると指摘され2と1/2のリードを使用することを勧められました。2と1/2のリードで音を出そうとすると、口をしめすぎているせいで音が出ませんでした。そのときに口をしめることより緩めてそのまま維持させることの方が難しくなることを知り、1か月後には3と1/2に戻して問題なく演奏できるようになりました。リードが悪いのか自分が悪いのか見極めるのって難しいですよね。。


カットの違い

リードには2種類のカットの方法があります。ケーンの表皮をU字にカットした上でストレートラインを一本入れた「ファイルド(フレンチ)カット」とU字カット部周囲の表皮を削らずに残した「アンファイルド(アメリカン)カット」です。見た目の違いや音の違いをご紹介いたしますので、下記画像をご覧ください。

各部名称

いかがでしたでしょうか?

今回はリードについての基本的な部分のご紹介でした。リードは種類がたくさんあるのでどれを使ったらよいか迷ってしまいますよね。そんな悩みを解決する方法は、こういったリードについてまとまたページを見てみるのもありですが、使ってみる!が一番だと思います…!特に初心者の方はリード選びが難しいかと思いますので、次回はオススメリードのご紹介やメーカーごとの違いをご紹介したいと思います。ぜひご覧ください♪ 最後までお読みいただきありがとうございました。       

お問い合わせ

店舗 島村楽器 ユーカリが丘店
担当 美濃(ミノ)
電話番号 043-487-4111

記事に掲載されている情報は、掲載時点の情報です。イベント情報、商品情報、在庫状況など、掲載時点以降に変更になっている場合もありますので、あらかじめご了承ください。

コメントを書く

必ずお読みください

  • コメントを送信すると、名前・本文に入力した内容がこのページ上に表示され、どなたからでも見える状態となります。
  • 不特定多数の方が閲覧する可能性がありますので、電話番号・メールアドレス等の個人情報は書き込まないようご注意ください。
  • 個人の特定につながる内容が記載されている場合はコメントを削除させていただきます。その他コメントガイドラインについてはこちらをご覧ください。(新規タブで開きます)
  • HTMLは使用できません。