【エフェクター】日本最大級のエフェクターコンテスト「第6回 エフェクタービルダーズコンテスト」へ行って参りました!!
こんにちは
エフェクター担当の徳永です!
6月2日は「オムレツの日」という事です大変有名だと思いますが、今年の6月2日は何の日だったか知っていますか?
そう!!
「第6回 エフェクタービルダーズコンテスト」の開催日です!!
昨年に引き続き今年も行って参りました。
コンテストの模様を今年も簡単にご紹介致します!!
そもそもエフェクタービルダーズコンテストとは?
今では多くの個人ビルダーが市場に出回り、スポットライトが向けられ注目され始めています。
そして、高い人気を獲得している、または注目されているビルダー達のほとんどがこのコンテストにて評価され多くのプレイヤーに認められてきました。
つまりエフェクタービルダー界の「登竜門」っと言っても過言ではありません。
年々出場作品のクオリティが上がって来ており、今年の出場作品も甲乙付け難い物ばかりでした…
さらに、出場条件がアマチュア(楽器店などにて販売していないブランド)であることが第一条件となっており、未だ誰も見たことの無い未知のエフェクター達が多く出て来ます。
そんなハイレベルなコンテストが「エフェクタービルダーズコンテスト」です。
コンテストの審査員をご紹介!
Limetone Audio 今西氏
地下室実験でお馴染み 井戸沼氏
Sound Wave Lab 遠藤氏
KORG 遠山氏
東京エフェクター元店長 池田氏
今年も大変豪華な審査員の方々が揃いました!
今年のテーマは?
コンテストは毎年「テーマ」を設け、その「テーマ」に合わせたエフェクターを各ビルダーが珠玉の1台を製作しコンテストへ送り出しています。
そして今年のテーマは…
「揺れ物」!!!
今までのテーマとは全く違う分野となりました。
正直、今までのテーマよりも難易度が高いように感じました。
だからこそ、クオリティの高い製品が集める為かなり期待度が高かったです。
セールスポイント
「登竜門」とも言えるエフェクタービルダーズコンテストには、プロ(製品化)を目指す製作者の方々も多くいらっしゃいます。
世に送り出すにあたり、「どんなプレイヤーに弾いて欲しいか」「どのように弾いて欲しいか」「製作した理由や動機」などをしっかりと持ち製作しているか?などがポイントとなります。
作品の名前(モデル名)
親が我が子に名をつけるように…
製作者は自身が製作したエフェクターに名前を与えます。
名前とは「製品の特徴(音や見た目)などを捉えた名前」「自分が憧れた名機から汲み取った名前」など多く存在すると思います。
名は体を表すと言う言葉があるように、モデル名もとても大切なポイントとなります。
いよいよスタート!!
さぁ!コンテスト開始です!!
オープニングは昨年に引き続き、ギタリスト「岡 聡志」さんの演奏からスタートです!!
相変わらずの超絶プレイを見れて今年も目と耳が幸せでした…
超絶プレイがこんな間近で見れてしまうのも、このコンテストの魅力でもあります。
審査開始です!
今までのコンテストと同様に2次審査よりスタートです。
ギタリストの岡さんとザ・エフェクターブックでご存知井坂さんの御二人で進行して行きます。
1台1台丁寧にチェックしていきます!
製作者のオススメセッティングや審査員の方々から指定された演奏法やセッティングで弾いたりと、あらゆる角度からアプローチしていきます。
今年はセッティングが観客の皆さんからも見え易いようにモニターを用意されていました!
今回のテーマに関しては、コントロールの操作をどのようにしているかすごく気になっていましたので、遠くからでもどんなセッティングをしているか確認できてより楽しめるようになっていました。
今回のテーマが「揺れ物」という事もあって、かなり個性的な作品も登場しました!
揺れ物特有のぶっ飛んだ発信サウンドや独特なエフェクトサウンドなど、前回のテーマである「ハイゲイン」よりも個性派ぞろいであったことは間違いないですね
そのせいか、2次審査中の会場内の空気はかなり和やかでした!!
大人がニヤニヤしながら1台のエフェクターを操作する姿は、店頭でもよく見る風景なので、私自身も興味津々でニヤついてしまいました!
そんなこんなで、気が付けば二次審査が終了しました!!
最終審査スタート!!
最終審査は前審査を勝ち抜いた3機種で行います!!
最終審査は前審査よりもさらに深く各エフェクターについて掘り下げていきます。
また、前審査と最も異なるのが、会場にいらしている製作者にその場で審査員に向けてプレゼンをすると言うこと。
ここでエフェクターに触れるだけでは気付かなかったセールスポイントを聞き出して行きます。
また、製作者の方々もかなり緊張されていらっしゃいましたが、製作したエフェクターに対する愛を私でも強く感じることが出来ます。
前審査とは空気がガラッと変わり、審査員の表情もより真剣になっていきます。
製作者の方々が熱弁すれば、それに応えるように審査員の方々からも深い質問が飛んできます。
こう言った質疑応答がエフェクターだけでなく、製作者一人一人の個性を引き出していくことで、エフェクター製作のバックボーンをも感じとることができます。
最終審査からは試奏担当の岡さんや審査員の方々も実際に操作する等、より細かく確認していきます。
また、コンテストの難しいところは、自分が思ってもいない・考えてもいない設定や操作をするという事だと感じました、自分のオススメ以外の設定も確認されるので、ステージに上がられている製作者の方々の緊張感は計り知れません・・・
岡さんには弾き方(演奏法・強弱の付け方・フレーズ)などの指定が出されたり、各機種のスルー音を細かく確認したりと・・・
前回の大会と同様に細かい審査を行い、今回の優勝作品が決まりました!!
気になる優勝作品は?
皆さん気になる優勝作品ですが・・・
今回もコチラの記事への掲載は致しません。
細かな結果に関しては東京エフェクター様のHP記事をご覧ください!!
今回の優勝作品もとんでもなく素晴らしい作品でしたので、私自身製品化がかなり楽しみです!!
気になる優勝作品はコチラ!!
担当のまとめ
今回で参加は2回目となりました「エフェクタービルダーズコンテスト」
テーマである「揺れ物」は難易度が高く製作自体かなり難しいと思います。
そんな中、たくさんの個性あふれる作品が登場したことに最初は驚きを隠せませんでした。
そして、今回の作品たちを通して改めて感じられたのは製作に対する「想い」でした…
「どんな人に弾いて欲しいのか」「どんな風に弾いて欲しいのか」など、演者に対する想いを前回と同様かそれ以上感じ取ることができました。
世に多く出ているエフェクターの中でも、多くの演者に求められ人気となっている機種は強い「想い」が詰まっていて、それをエフェクターという魔法の箱の中に溢れんばかりに詰め込んでいるように思いまいた。
そんな想いの詰まったエフェクターが製品化され当店に並ぶのが大変楽しみです!!
皆さんも是非一度コンテストを見に行かれては如何でしょうか?
記事担当
店舗名 | 島村楽器横浜ビブレ店 |
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電話番号 | 045-314-5255 |
担当 | 徳永(とくなが) |
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