Historyのアコギ所持歴3年、全力でレビューする(国産ハンドメイド)【片岡のアコギとchill】~vol.7~

梅田ロフト店の店舗ブログをご覧の皆様こんにちは!アコースティックギターちょっと担当片岡です。

店頭にある個人的オススメアコギをレビューする「アコギとchill」第7回です。ちょっと間が空きました。

今回はHistoryのアコースティックギターを紹介。個人的なオススメとか言いながらオリジナルブランドやないか!と言う声が聞こえそうですが、関係ありません。ネームバリューが音質に与える影響は権威性による思い込みです。騙されたと思って一回弾いてみてほしい!

それではアコギとchill、是非最後まで。


過去の記事はコチラ↓

アコギとchill 全レビューまとめ


History/NT-L4

という事でレビューするのはHistory/NT-L4

みんなが知っているギター像を平均化したような当たり障りのないデザイン、なんにでも合うサウンド。日本人の手に合ったネックグリップ。無個性界のトップオブトップ。全てのアコギプレイヤーのターミナルになり得るこのギター。結婚相手とアコギは中身で決めろなんて言いますが、フィアンセ候補の一つとしていかがでしょうか?



SOUND(音)

「初めまして」と、照れくさそうにあいさつした後、さっきまでの初々しさとは打って変わってもう二人の距離はありません。透き通った肌色のボディにそっと手を置いてまずは優しくアルペジオ。

吐息交じりのような少し掠れた繊細な音を奏でます。

僕「何弦を鳴らして欲しいんだい?」

NT-L4「・・・・」

問いかけに無反応なNT-L4とは裏腹に、僕の指先はまるで新しい踊りを覚えた子供のようにサウンドホールの上を軽快にステップする

僕「ほら。5、3、2弦なんてどうなんだい?」

NT-L4「ジャーン」

僕「・・・オォ、ソーキュート。ナイスサウンド」

程よく響く倍音と何とも言えないHistoryならではの心地よく甘く透明なサウンドは一度トリコになると他のギターには戻れない、表現しがたい魔力があります。どの帯域を切り取っても30万円クラスのギターと同等のラグジュアリーなサウンドを発揮。この感動を2文字で表現するなら「好き」、三文字で表現するなら「しゅき」になるのは言うまでもないでしょう。



LOOKS(見た目)

なんでこのブランドネームにしたんでしょうか。その疑問を大きく膨らませるヘッドロゴ。余計なデザインは音を判断するのに不要なノイズだと言わんばかりのはっきりとした「HISTORY」の文字。強い(確信)

正面から見れば見るほど。ありきたりな見た目。ここは島村楽器の犬らしく、シンプルなルックスだからこそサウンドに全振りすることが出来るのではないかとそれっぽい事でも言っておきましょう。

「わぁ、マホガニーだぁ」という感情以外一切抱かせないマホガニー感。人類の脳から語彙を奪うのに一役買ってます。ですが、そもそもこの価格でマホガニー単板のハンドメイドって普通に考えたら破格なんですよね。他のメーカーだと大体マホガニーに似てるけど少し音の堅さが目立つ「サペリ」が使われていることがほとんど。

もちろん音質はマホガニーらしい優しく甘い響きとHistoryの透明感あるサウンドの良いとこ取り。破壊的なコストパフォーマンスを実現しております。


PLAYABILITY(演奏性)

先に断言しておきますが、Historyの弾きやすさは全メーカーでもトップクラスです。K.yairiも細くて弾きやすいですが、弦の抑えやすさは断トツではないでしょうか?
まず、圧倒的な弦高の低さ。にも関わらずビビることなくどのポジションでも正確な音程と伸びやかなサスティーンを聴かせてくれます。日本人に合った少し細めのネックシェイプは全てに日本国民の左手のふるさと。居心地の良さを感じます。
そしてもちろんジャンルを問わないサウンド。個人的にNT-L4でジャズっぽいサウンドとかシティポップ的なかっこいい曲を弾くと気持ちよくなれます。

吸い付いて手から離れないHistoryのネック。世界三大「吸いついて離さないもの」があるとするなら、その一つに数えられることは間違いありません。アコギ界のブラックホール。その魅力にのまれたら最後、他のギターを見る時に視力が0になります。

僕自身初めてのギターがNT-L4でした。後悔どころか本当に一本目がこれでよかったと楽器屋店員で数多のギターを弾いている今でも思うので、初心者の方から上級者まで全ての人に手に取ってほしい!!

あと余談ですが、3年間一度もメンテナンス(ネック調整含め)一度もやってません。恐るべし耐久力。個体差もありますが。

本日の優勝コード

HISTORY/ NT-L4のレビューです、いかがでしたか?気になった方は是非店頭で手に取ってみてください。

最後にこのギターで弾くと最もエモいコード、本日の優勝コードを発表して終了いたします。

本日の優勝コードは・・・

A#6です!

6thって本当にアンニュイな感じのコードなのでちょっとでもピッチがおかしいと本当聴いてられないんですよね。そこを綺麗に聴かせるhistoryの和音の美しさ。んん~ブルジョワジー(意味は分かってません)。

終わりに

今回レビューしたHistory/NT-L4、デジマートに掲載してますので気になった方は是非下記のリンクから飛んでみて下さい。詳細なスペック書いてます。

History/NT-L4

また次回のアコギとchillでお会いしましょう。それでは。





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アコギとchill 全レビューまとめ

記事を書いた人

片岡

「幸せ度数」と「支払っても辛くないお金」の最大公約数が【昼に焼肉食べに行く】に決定しました。

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