リペアスタッフ池田の梅田散策Vol.14~音くらべ~

皆様こんにちは。

リペアスタッフ池田です。


先日のナット交換の回にて

リペアスタッフ池田の梅田散策Vol.11~ナット交換します~


破損した以外にこれらを交換する理由、というのがありましたね。

島村楽器ギターリペア工房のリペアマン本田によるこの記事↓

クラシックギターの象牙ナット、サドル交換

にもありますが

素材を換えて楽しむというのも、

まさに「ポジティブリペア」の代表格と言っても過言ではないわけですねー。




今回は実際に、

アコースティックギターのナット・サドル両方交換をし、

そして持ち主ご本人の許可を得まして、

交換前後でスタッフに弾き比べをしてもらいました~



まずは元々の・・・

素材は一般的な牛骨です。

そして象牙・・・


素材の個性に優劣はないので、どっちがお好きでしょうか?

みたいな感じになってしまいますが・・・(笑)

如何でしょうか?

個人的には、高音の少し痛い部分が減って、でも綺麗に音が前に出ていくようになったと思います。( ´艸`)

細かすぎて伝わらない感じかもしれないですが。実際に弾いてみると結構変わってます。

オーナーさんは象牙を気に入って頂けたようで何よりでした。

ヘッドフォンで聴いてもらえるとよりわかりやすいかもしれないですね~




素材によって音が違うという話は各所色々ありますが、

実際にはギターを構成している材料の特性との相性やら接地面の底面処理と溝切り形状や溝の精度も音に直で影響が出るので最終的に素材の硬度とかよりもナットとサドル上の弦の進入角が云々という話もしなくてはいけない気がこれを書いている途中でしてきたのですがそれをするのはまたいずれ・・・

あとこれは本当にどうでもいい個人的な事なのですが、

加工している時に牛骨ほど咳が出ないのでいつも象さんに感謝しながら加工しております。

(牛骨は本当に独特な香りがするんですよね・・・オイル漬が特に・・・好きな人は好きかもです・・・)



そしてこっちが割と大事な余談ですが、

象牙も実は部位によって品質に違いがあります。

鮪で言うトロ・赤身みたいな感じですね。

外皮に使い部分は象牙特有の網目模様が強くあらわれますが目が粗く、中心に近づくほど目が細かく硬い材(そして値段が大変な事に)になっていきます。

なので極上と言われる象牙材は見た目では判別しづらいと思います。


とはいえ、です。

とはいえ。

ギターにおいて目が全く分からない象牙材というのも寂しいですよね。

やっぱりほしい象牙の模様。

という訳で、島村楽器では『キメの細かい高品質ながら、ある程度目も楽しめる』そしてお財布にも比較的優しい、そんな絶妙なバランスのこだわり材を取り揃えてますのでご安心を。

そして適正な手順を経て製造されたことを証明する認定も取っていますのでその面でもご安心を。



象牙はその成り立ち故に気持ち的に受け入れがたい方も多いと思いますので無理にお勧めできない素材でもありますが、

それ以外の素材も色々ありますので、

割れた!欠けた!以外でもナットとサドル、変えてみませんか??

特にサドルは接着剤でくっついているわけではないので

(ナットは軽く接着するのが主流ですがクラシックギターは付けない場合も多いので接着しないという選択肢もあります)

弦を外せば手で持ち上げる事が可能です。

1個作っておけば自分で手軽にその日の気分でさしかえできます♪

楽しいですよぉ( ´艸`)


気になった方は是非ご依頼くださいませ。

それではまた次回。

池田でした~



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