Steinberg(スタインバーグ)社の譜面作成ソフト「Dorico(ドリコ)」を使ってみた。

皆様こんにちは。ピアノインストラクターの吉武です。

突然ですが皆さんは譜面を作成したことはありますか?

最近は楽譜制作ソフトが各メーカーから登場し、私の中でも手書きよりもソフトでの作成が主流になっています。

そこで今回はSteinberg(スタインバーグ)社が出している楽譜制作ソフト「Dorico(ドリコ)」を実際に使ってみた様子をご紹介したいと思います。記事の最後に使ってみた個人的な感想もご紹介しています。

Steinberg「Dorico(ドリコ)」とは

Steinberg “Dorico” は、作曲者、演奏者のモチベーションを格段に高める新次元の楽譜作成ソフトです。2016年11月に販売が開始されました。直感的な操作が魅力的で、美しい楽譜印刷はもちろん、Cubase譲りの生き生きとした音源再生も可能です。

詳しくはこちらをご覧ください!

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Doricoを使ってみた

それではさっそく使ってみた様子をご紹介します!

まず、ソフトを立ち上げると…

こんな画面が出てきました!

始めから完成された楽譜がいくつか入っているので、これらを参考に作成すればプロ顔負けの楽譜ができますね!

今回は、葉加瀬太郎さんの「情熱大陸」を編曲する様子をレポートしたいと思います。コンサートのアンコールで演奏するため、編成がフルート、ピアニカⅠⅡ、ソプラノリコーダー、アルトリコーダー、ピアノ、と既存の楽譜ではなかなかない珍しい編成で作成しました。楽器編成も自分で設定・選択できるのでオリジナルの編成でも問題なくクリアできました!

まずはピアノパートを追加、、、

次にフルート、ピアニカ、ソプラノリコーダー、アルトリコーダーを追加し、、、

これで楽器編成の設定はばっちりです!何も指定しなくても仲間の楽器同士(ソプラノリコーダーとアルトリコーダー)を自動的に括弧でまとめてくれるのも嬉しい機能ですね!オーケストラの譜面の場合は木管楽器、金管楽器、打楽器、弦楽器とそれぞれをまとめてくれるので、出版されている楽譜のように見やすい譜面が作成できます


次に、調号を設定します。

情熱大陸はニ短調なので、♭一つを選択。

その次は、拍子を設定します。

情熱大陸は4分の4拍子なので、Cを選択。

ちなみにですが、Doricoでは先に拍子を設定しなくても記譜できます。拍子を設定せずに記譜するとこんな感じになります。

1小節に何拍入るかの概念がなくなるため、小節線がない状態で記譜されます。

個人的には、正直先に拍子を入力した方が見やすく入力も楽でしたが、作曲する時に拍子が決まっていない場合や後で決めたい場合などは、拍子記号なしで音やリズムを記譜・再生できるのは便利だと思います。

まず情熱大陸はアウフタクト(弱起)から始まるので、拍子記号の設定の後にアウフタクトも設定します。

四分音符1拍分を選択すると下記のようになりました!


次にアウフタクトに連符を入力します。

5連符という複雑な連符も楽々入力できました!

左の音符を選択しながらポチポチとキーボードやクリックで一音ずつ入力し、、

ついにイントロが完成!

ここまで記譜した譜面を再生し、音で確認することもできます。

記譜モードのまま楽譜を見ながら再生できるのも操作が分かりやすくて助かります。

タイトルや作曲者、楽々入力!

入力したい箇所をダブルクリックすると入力できるようになり、直感的に操作ができるのがとても使いやすいです。

テンポや複縦線、フェルマータも入力し、、、

そのあと、括弧やリピート記号も直感的な操作で入力!

すべての入力が完了したら次は「浄書」モード

このモードはほとんど触らなくても自動的にきれいにレイアウトしてくれる印象ですが、こだわりたい場合は五線と五線の距離や音符と音符の距離を調整することができるようです。

そして再生モードでは

楽譜ではなく、ピアノロールのような形で見ながら音を再生できます。

最後に印刷モードに切り替えて印刷!


スコアだけでなくパート譜に切り替えても印刷できました。


また、他のパソコンで見たい場合や、作成した楽譜をデータでやり取りしたい場合はPDFなどにすることもできたので、他の人と楽譜を共有するのも簡単でした!データで送れるのは時間もかからずありがたい!

と、こんな感じでとっても簡単に楽譜が作成できました。


Doricoの魅力・お気に入りポイント

・Doricoは他の楽譜作成ソフトに比べて、直感的に操作すればほとんどのことができる

5つのモード(設定、記譜、浄書、再生、印刷)から選択して操作すればやりたい操作がすぐに見つかります。

パソコンのキーボードだけで音符の入力などの操作がストレスなくできる。

ノートパソコンの場合、パソコンだけあれば外出先でも使えます。もちろんマウス入力やMIDIキーボード入力も可能です。

自動的にレイアウトが調整され、見やすい譜面が作成できる。

一段の小節数が多すぎず少なすぎず、また連符の多い小節は広くスペースを取るなど、自動的に間隔を調整してくれます。もちろん気になるところやこだわりたいところは浄書モードで調節できるので安心です。

HALion Symphonic Orchestraが付属しておりとても良い音源で再生できるので、記譜した曲のイメージがつかみやすい。

・パソコンが得意でない私にも使いやすいソフト。


Doricoの今後に期待すること

・D.S.(ダルセーニョ)やD.C.(ダ・カーポ) Coda(コーダ)機能が欲しい。

ピアノ曲やクラシック曲にはよく出てくる記号なので、これが使えるとさらに完成度の高い譜面の作成ができるようになりそう。。


以上、レポートでした!

皆様もぜひ一度試してみてください。

気になられた方は、島村楽器梅田ロフト店でもお取り扱いしていますので、お気軽にお問い合わせくださいね。

お問い合わせ

店舗 島村楽器 梅田ロフト店(梅田ロフト8F)
電話番号 06-6292-7905
担当 吉武(ヨシタケ)

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