ハジ(弟)のDjent大好き【第2回】 ~Djent&メタルコアのベースの音作り 生アンプ編~

こんにちは!
ハジbrotherです。略してハジbroです。シマブロ...ハジブロ...
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ついに本格的に梅雨に入りましたね!辛いですね!
僕は雨が降ると身体が重くなるのと前髪がぐるんぐるんするので雨は苦手でして・・・
本当は夏嫌いなんですけど雨降るぐらいなら早く夏になってくれ~!って感じです、、、笑

さてさて、前回のDjent大好きではギターの音作りについて解説させて頂いたワケなんですが、
何だかんだギターでのDjentの音作りは知っておられる方結構居られるんですよね。

ですがベースではどうでしょうか?
個人的にはベースでのDjentの為の音作りを知っている方は割と少ないと思います。
勿論メタルコア界隈で機材に精通している方はDjentのベースの音を知っている方も多いですが、
知らない人の方が圧倒的に多い気がします。

ということで!今回はベースでメタルコアやDjentをやりたいというアナタの為に!
ベーシスト且つメタルコア界隈に身を置く僕がDjentのベースの音作りの解説をさせて頂きます!
ベースの音作り講座は生アンプ編とDAW編、そしてギターマルチプロセッサー編の
計3回でお送りしたいと思います。宜しくお願い致します!

ということで改めまして今回のお題は・・・

”Djent&メタルコアベースの音作り 生アンプ編”

です!

Djentについては前回お話ししましたので、ギターの音に関してはお分かり頂けたかと思うのですが、
Djentにおけるベースの音って分からないですよね?
なのでまずはメタルコアのベースってどんな音なのかを聞いて頂きましょう!

Born of Osiris - M∆CHINE (BASS TRACK)

Born of Osiris - M∆CHINE (BASS TRACK) HD

はい、Djent要素マシマシなデスコアバンドBorn of Osiris(以下BoO)のM∆CHINEという曲の
ベーストラックのみの動画でした~

「・・・・・・?」
という反応をされた方が多いのではないでしょうか。
ベースでこの音作り、ワケ分かりませんよね~。ベースじゃなくて良いじゃんってなりますよね~。
僕もそう思います!笑 
ですがDjent要素のあるメタルコアだとこういう音が割とスタンダードなんです、、、笑
じゃあこの音を出すには何を使えば良いのか?勿論お教えします!
はいドン!

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Axe-Fx2~~~~~~~!!!
・・・なんて高くて手が届きませんよね。僕も買えないです(欲しいですが)
実は次回説明させて頂く「DAW上でのDjentベースの音作り」でやることを
エフェクターなどで再現しようと思うとAxe-Fxが一番理想なんです...
ですがAxe-Fx2を使って説明したところで持ってない人が大多数なのでコンパクトで頑張っていきましょう!
とは言え持っている方も居られると思うので勿論Axe-FxでのDjentの音作りも
次回以降説明させて頂く予定ですのでお持ちの方もお楽しみに!パッチも配布予定です!

まず、やはり必要なのが歪みペダルですね。これがないと始まりません!
それでは僕オススメの「メタルコアやるならこいつだペダル」を幾つかご紹介します。

1.Darkglass Microtubes B7K

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コチラ、最近邦ロックベーシストの方でも使っている人が沢山増えましたので知っている方も多いのでは?
フィンランドにあるDarkglass社のMicrotubes B7Kというプリアンプ兼オーバードライブです。
通常のプリアンプとしても、ディストーションペダルとしても優秀すぎて
本当にコレ一個でロック・メタルなら何でもイケちゃいます。

2.Darkglass Microtubes B3K

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B7Kから歪みとColorスイッチとブレンドを抜き出した純粋な歪みペダルがB3Kです。
既にプリアンプを持っているけど、B7Kの歪みは欲しいという方にオススメ。

3.Pike Amplification VULCAN XL

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なんか見た目Darkglassに似てない?とお思いの方。大正解です。
何を隠そう、Pike Amplificationの創業者であるSpencer Dorenは以前3Leaf Audioというメーカーで
Darkglass製品のOEMを請け負っていた人物だからです。
OEMを請け負ってDarkglass社の製品を作っていたSpencerは、Darkglassとの契約終了に伴って余ってしまった穴あきケースの行き場がなくなったことやDarkglass製品を製造している過程で
改良点を思いついたこと、ベースに特化したブランドを始めたいと思っていたことから
Pike Amplificationが生まれたという経緯があります。
要するに
「OEMしてた時に使ってたケースが契約終了で余っちゃったからどうにかしたいな~
そういやベース用エフェクターブランド作りたい思ってたしDarkglass製品の回路
改良できそうなとこあったし丁度ええやん作ったれ~!」

って感じでしょうか?笑
ちなみに音は普通に良いです。僕の使ってるBuilt in USA期のB7Kにニュアンスが似ています。

オススメ歪みペダルは以上になります!
他に必要なのはノイズゲートでしょうか。
ノイズゲートは今回もTC electronicのSentry Noise Gateを使いましょう。
ギター編と違うのは、ブースターを用意する必要がないということでしょうか。

さて、今回はDarkglass B7Kを使って音を作っていきます!
繋ぎ順ですが、ノイズゲートを前段に、ドライブを後段に噛ませましょう。
で、生アンプ編なのでアンプ使いますよ!(当たり前
今回使用するのは・・・

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Markbassです!理由としましては今お店に置いてあるアンプで一番アンペグっぽいチューブライクな音が出せるからです。クリアーなハイファイ系アンプでDjent系の音作りをしようとすると抜けが良すぎてエグみが出せないんですよね、、、
これは単純に僕の力不足かもしれません。申し訳ないです、、、
とはいえライブハウスに置いてあるアンプはアンペグやハートキーが大半なので参考にはなるかと!

そして今回はアンプについているグライコの代わりにMXRのM108 10BANDEQを使います。
このグライコ、丁度メタルコア等の音作りで削りたい帯域を削れるので本当にオススメです!
あ、10BANDEQの位置ですが一番後段に繋ぎましょう。

最後に今回使用するベースのご紹介。
今回使用するのはコイツだっ!
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Sterling by MUSICMANRAY34/Mです!
1Vol,3BANDEQと1PUながらも幅広い音作りが可能です。
なぜスティングレイ?と思われる方が多いと思うのですが、
実はこやつ、とってもメタルコアやDjentに向いているベースなんですね。
アッシュボディにメイプル指板、そしてリア寄りに配置されたハムPU...
アッシュなのでローとハイがしっかり出て尚且つパンチ感があり、アタックも出しやすく、
何よりPU位置がブリッジ寄りで音がタイトなのでラウド系ジャンルにピッタリなんです!
出力の高いハムPUなのでしっかり歪むというのもポイントです。

それでは早速エフェクターとアンプを繋いで音作りしていきましょう!
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まずはB7Kのセッティング。

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今回はBoO意識なのでブレンドとドライブはほぼMAXで行きますが、バンドによっては全然セッティングも
また変わってきますのでその辺りは店頭で僕に相談して頂ければと思います!
ちなみにB7KのLEVELは全体の音量ではなく、DRIVEの音量なんです。意外と知らない方多いのでは!
なのでDRIVEとLEVELで細かく歪みの量を調節できるというワケです。便利過ぎない?
今回はドライブマシマシなのでLEVELもブーストしてますです。
お次にEQですが、B7KはEQの帯域がLOW~TREBLEにかけてそれぞれ100Hz,1kHz,2.8kHz.5kHzとなっています。
ローエンドをタイトに鳴らしたいので、LOWを少しブースト。
1kHzはメタルコアベースの敵なのでLO MIDSはちょっとカットします。
HI MIDS、TREBLEは12時からほんの少しだけブーストしてハイのアタックと
プレゼンスのシャリシャリ感をプラスしましょう。

お次はノイズゲートのセッティング。

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これは基本的には前回のギターの音作りと一緒です。
DECAYは最短、リリースも最短、スレッショルドはゲインが落ちないギリギリで。

そして10BANDEQのセッティング。

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なんだこのドンシャリは(怒)と言われそうですがメタルコアは基本ドンシャリです。
500Hzと1kHzは我々ラウド界隈ベーシストの敵です。ガッツリ削ってやりましょう。
というのもですね、500Hzは所謂ローミッドなのですがここを削らないと歪ませても音が生っぽいんですよね。
メタルコアやDjentでは生っぽい音ではなく金属的な音が求められているのでその生っぽい質感を司る
500Hzは必要ないということです。
1kHzはいわゆる輪郭だとか音抜けとかが変わる帯域ですね。
メタルコアのベースは音抜け良くする必要ないですし1kHzも生っぽい質感が出るので削ります。
で、あとは好みの音になるように微調整。
BoOのベースの音を意識するとこういうセッティングになりました。
下の帯域を持ち上げてローエンドを強調しつつ、4kHz~16kHzで金属感を調整してます。

最後にアンプのセッティング。

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GAINはべースを一番強く弾いた時に一瞬CLIPするぐらいがグッドです。適度にクリアーさを保ちつつも、GAINをめいっぱい上げた際のチューブっぽい歪みの質感が出るのでオススメです。
EQですが、基本的にペダル側で音を作りこんでいるので、アンプのEQはあくまでも音の補正の為に使いましょう。

それでは実際に音を聞いていきましょう!
ベースのセッティングは3BANDEQのベースとハイをフルテンにしてます!

まずはノンエフェクトの音。


Djent大好き ベース・生アンプ編ノンエフェクト

普通に悪くない音ですがメタルコアっぽくはないですね。
お次は10BANDEQはオフのまま、B7Kとノイズゲートをオンにします。


Djent大好き ベース・生アンプ編エフェクトON(10BANDEQ off)

良い感じの歪みです!
ただまだ金属的な歪み方ではなく、悪い意味で普通のベースの音っぽい質感が残ってしまっています。

それでは最後に10BANDEQをオンにしてみましょう。


Djent大好き ベース・生アンプ編エフェクトON

め、め、メタルコアだ~~~~~~!!!!!!
どうでしょうか?10BANDEQが無い時に比べかなり金属的な音になりました!
まさにBoOの音ですね!iPhoneで撮ったので分かり辛いかもしれませんが実際に同じ設定で
試して頂ければ分かると思いますので是非お試しください!
す。iPhoneで撮っ
以上で生アンプ編は終了となります!
如何でしたでしょうか?参考になりましたか?
どれそれのバンドのベースの音を再現してほしい!などなどリクエストも是非してください!
個人的に気になるバンドならブログで解説を取り上げるかも・・・?
もし機材にお悩みのラウド系ベーシスト方いらっしゃいましたら、是非店頭で僕とお話しましょう!
あなたにピッタリの機材をお探しします。
あ、あと梅田ロフト店のTwitterも是非是非フォローよろしくお願いします☟
島村楽器 梅田ロフト店 (@shima_umeda) | Twitter

最後まで読んで頂きありがとうございます!
次回はメタルコア・Djentベースの音作りAxe-Fx2編です、よろしくお願いします~!
それではまた次回お会いしましょう~ハジ弟でした!

記事に掲載されている情報は、掲載時点の情報です。イベント情報、商品情報、在庫状況など、掲載時点以降に変更になっている場合もありますので、あらかじめご了承ください。

この記事へのコメント

  1. Djentlman より:

    ZoomのB3nを使ったDjentベースの音作りを特集してほしいです。

  2. shima_c_umeda より:

    Djentlmanさん
    B3nでの音作りかしこまりました!
    現在B3nが品切れの為、入荷次第チャレンジしてみます。
    気長にお待ちください。
    はじ

  3. はなはな より:

    dingwall NG2とダークグラスB7Kを使ったペリフェリーの音を再現する方法を教えてください!

  4. shima_c_umeda より:

    はなはなさん
    NG-2とB7KでのPeripheryの音作り、面白そうですね!是非やりたいところですが…NG-2が店頭にも在庫にもございませんので、NG-2が入荷次第チャレンジしてみます!たぶん年末とかになると思いますが…気長にお待ちください。
    はじ

  5. Tim より:

    Polyphiaのcrushのベースの音作りを解説して頂きたいです!

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