エフェクター・ボード システム構築奮闘記 ~配線編~

皆さんこんにちは!オタク気質が隠しきれない人 ギターシニアアドバイザーの永野です!

今回は、エフェクト・ボード作りの醍醐味「配線編」です!

前回までの記事はこちら 

おさらいも済んだところで、早速、配線編スタートです!

DCケーブルを配線しよう!

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DCケーブルとは電源からエフェクターを繫ぐケーブルのことです!パッチシールドよりにくるようにしたいのでお先に配線を済ませておきましょう!

・こんな配線はNG~! 正しい配線の方法と解説!

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よく見る配線の例ですね~。何があかんのや!?と思うかもしれませんが、赤い範囲に注目です!これはグランドループと呼ばれており、配線の輪っかが大きい程、大きなノイズを拾ってしまうという現象です!恐るべしグランドループ!

ですので、こうしましょう!

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DCケーブルの長さをできるだけ合わせ、輪っかができないようにケーブルを束ね、エフェクターに沿わせます!
これでグランドループが見事解消されました~~!(バンザイ!)</span

パッチケーブルを製作しよう!

今回は、FREE THE TONE製のソルダーレス・シールドを使用します!長さを自由自在に調整できるのでオススメです!
スイッチャーを導入すると、配線の量がかなり増えますので、きれいに長さを調整しないとグチャグチャになってしまいます(汗)

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中身はこんな感じです!
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でも、「作るのって難しいんじゃないの!?」という方もおられるかと思いますがご安心ください!ニッパーとドライバーのみでお気軽に製作できます!ハンダ付け不要です!

作成方法はこちら 

ストレート型プラグ編

L型プラグ編

作業ができましたら念の為、作ったケーブルがきちんと導通しているか、を1本ずつ確認しておきましょう!

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アンプに繋げて、のみ触ると「ブー」というノイズが出ればOKです!
を触ったときにも同じようなノイズがでた場合は失敗していますので再製作しましょう!(どうしても上手くいかない という方はご相談ください)

そして出来上がったシールド達がこちら!楽しいけど疲れました(笑)
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パッチシールドを配線しよう!

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ここまでの作業で最もテンションが上がる作業ではないでしょうか!?(笑)
どんどん形になってくるエフェクター・ボードにワクワクしてしまいますね!

・こんな配線はNG!正しい配線の方法と解説!

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ジャンクション・ボックスを配線するときは気をつけましょう!多分、もうお分かりですよね!?

こうするのが正解!

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線を分かりやすく分けて書いていますが、実際はくっつけて束ねてしまえば隙間はほとんどなくなります!これで解決!

もう一つのパターンがこちら!

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この流れだと、見ただけでもうお分かりかと思います!しかし、こうなってしまっている配線をよく見ますので注意しましょう!

MIDIケーブルも配線します!

今回使用する機材のディレイ / ストライモン「TIMELINE」スイッチャー / FREE THE TONE 「ARC-53M 」がどちらもMIDI対応なのでMIDIケーブルで繋ぎます!

・MIDIってなんや!?

エフェクターの設定(オン、オフやパッチ変更など)を別のスイッチで操作することができる というものです!

配線方法はテレビリモコンに例えるとわかりやすいです!

テレビの場合、例えばリモコンの8を押すと、テレビのチャンネルが8に切り替わります。
信号はリモコンからテレビへ一方通行で、テレビを操作してリモコンの何かが切り替わることはありませんよね!?

今回のケースで言うと、リモコンがスイッチャーでテレビがTIMELINEということになります!上記のように、TIMELINEをスイッチャーで操作はしますが、その逆はないので、MIDIケーブルはスイッチャーからTIMELINEまでの1本のみで大丈夫ということになります!(シールドのようにイン、アウトでループさせる必要はありません)

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音出しチェック、ノイズの確認をしよう!

仮の完成をしたところで、実際にアンプに繫いでみましょう!「音がちゃんと出るかどうか」「エフェクターが機能するかどうか」まで確認し、ノイズ量もチェックします!どこか異常があれば、大きなノイズが入ってしまうかもしれません。

ノイズが多い場合は電源周りのエフェクターの位置を微調整してみたり、大きなグランドループができてしまっていないか探してみましょう!

チェックがOKであれば、最後に配線材をきれいにまとめよう!

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ここまできたら、とりあえずほぼ完成です!しかし、見た目も汚くグランドループも大きくなってしまっている為、ケーブル類をきれいにまとめていきます!この作業で、ノイズ量が減少し、トラブルも防止することができます!

まとめるには、ベースプレートというものがオススメです!とてもきれいにまとまり配線が動くことも防いでくれます!当店で取扱いもしていますよ!

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こんな感じです!見た目もカッコよくて最高ですね!(笑)

過去にお客様のエフェクター・ボードのDCケーブルをまとめた一例

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DCケーブルの長さをそろえてベースプレートでまとめるだけでこんなにも配線が綺麗になりますよ!エフェクター・ボードが出来上がっている方もここは見直してみる価値がありますよ!

そして・・・・遂に完成~~!

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じゃじゃ~~~ん!とうとう完成です~~~!!

綺麗に配線がまとまって永野ニッコリです(笑)

更に部屋を暗くするとテンションMAXに! ピカ~~~~~!

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機械好きにはたまらない美学ではないでしょうか!?でも正直、良さを分かってくれる方が少なくてションボリです(笑)
このエフェクター・ボードかっこいい!と思っていただいた方は永野までお伝えください!(とても喜びます)

意外に驚かれるのがこちら!

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運搬時もぐちゃぐちゃに一切なりません!しっかり固定しているので配線すら垂れてきません!

以上で エフェクター・ボード システム構築奮闘記 終了です!

いかがでしたか!?このブログを書いていて、自分でも
「マニアックなブログだな・・・(笑)」と感じていたので、なかなか共感が得られなくても仕方ないかもしれません。

しかし、「とてもギターに情熱を持っていて、ライブ活動をしている」という方や「ギタリストとしてプロ志向でやっていきたい」という方は、ほぼ避けては通れない分野だと思った方がいいです!

現代のバンドで「エフェクター・ボードなし」でライブをしているギタリストはほぼ見たことがありませんね~(マルチエフェクターを使用している方は除く)

というわけで、これにてエフェクター・ボード システム構築奮闘記を終了します!当ブログを読んでいただいた皆さん、本当にありがとうございました~~!

では、またシマブロにてお会いしましょう!サヨウナラ~~!!

この記事を書いたのはこんなスタッフ

永野 比呂規(ながの ひろき)

高校生のときにギターを始め、高校卒業後はギター製作、リペアを学ぶため「ESPギタークラフトアカデミー」に入学。その後バンド活動などを経験し、2015年2月に島村楽器に入社。ギター大好きです!調整などのご相談もお気軽にお願い致します!

お問い合わせ

店舗 島村楽器 イオンモールりんくう泉南店
担当 永野(ナガノ)
電話番号 072-480-4060

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