~ピアノ調律師 たっくんブログその⑧~ピアノお手入れ用品編2

皆様、こんにちは。

島村楽器泉パークタウンタピオ店で調律師をしております、
間島 巧(まじま たくみ) 「たっくん」です。
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今回は、前回のピアノお手入れ用品編の続きになります。
ピアノにとって大事な湿度に関してお伝えしていきます。

ピアノに湿度って大事なんですか・・・

と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。

大事なんです!

なぜなら、ピアノの約7割は木材を使っています。
もちろん金属も使っているので錆の原因にもなります。

木材が湿度によってどうなるか。

例えばですが、これからの季節ですと「梅雨」がありますね。
梅雨になると、部屋がジメジメして体がベタベタと感じますよね。
ピアノも同じです。
お部屋の湿度があがり、木材がその湿気を吸って膨れ上がってしまいます。
いわゆる膨張です。
そうすると、ピアノの外装の塗装部分が耐えられなくヒビになり、割れてしまいます。
大事なピアノに傷がついてしまいます。修理も出来ますが、気を付けるだけでそういう問題を解決できます。
あと、鍵盤がゆっくり戻ったり、押したら鍵盤が下がったままなども起こりうる原因になります。

では、湿度対策をどうすれば良いか、お手入れ用品をご紹介します。
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こちらが、ピアノの除湿剤になります。
(左)ピアノスカット  (右)ピアノエスコート
中を開けると
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袋に日付を入れられます。
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日付を入れることにより、いつ入れたかが分かります。
夏時期は3・4ヶ月で交換をおススメします。

こちらをピアノに入れる説明をします。
まず、屈みます。そうすると写真の様な景色になります。
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鍵盤の下側の板の真ん中くらいに、丸い取っ手があります。
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その上に金属の平たいバネがあります。こちらを上に上げながら取っ手を引っ張ります。
するとピアノの中身が見えてきました。
右側に隙間があります。
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こういう風にピアノスカットを置きます。
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あとは、板をまた戻してバチンとバネが戻りましたら完了です。

次は、ピアノエスコートの説明をします。
ピアノエスコートはピアノの上側に入れます。
上の板を上げます。
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この様に開きます。そして右側を見ると
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留め具がありそこにピアノエスコートをかけます。
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左側も
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この様にかけます。
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あとはまた上のフタを閉じるだけで完成です。

上側と下側のピアノ内部に除湿剤を入れるだけで、ピアノにとって快適な状態になります。

最後に、湿度など体感でも感じますが、一番は目で見て分かる方が良いですよね。
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湿度計があると便利です。
大体40~60%を目安として下さい。
写真をよーく見てください。
湿度の41%の左側に「顔マーク」がこの湿度計にはついていますので、乾燥や、多湿度によって顔が変わります。
面白いですし分かりやすいです。

今回の湿度の説明は以上になります。
次回は、ピアノを磨く時のクロス(布)を説明したいと思います。
是非、次回もご覧になって下さい。

以上、たっくんでした!

以前の記事はコチラ

~ピアノ調律師 たっくんブログその⑥~店頭ピアノ調律編 - 島村楽器 仙台泉パークタウンタピオ店 シマブロ
~ピアノ調律師 たっくんブログその⑤~店頭ピアノ調律編 - 島村楽器 仙台泉パークタウンタピオ店 シマブロ
~ピアノ調律師 たっくんブログその④~店頭ピアノ整調編 - 島村楽器 仙台泉パークタウンタピオ店 シマブロ
~ピアノ調律師 たっくんブログその③~店頭ピアノ調律編 - 島村楽器 仙台泉パークタウンタピオ店 シマブロ
~ピアノ調律師 たっくんブログその②~店頭ピアノ調律編 - 島村楽器 仙台泉パークタウンタピオ店 シマブロ
~ピアノ調律師 たっくんブログその①~自己紹介編 - 島村楽器 仙台泉パークタウンタピオ店 シマブロ

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