リペアマン山本の札幌リペア道中記 VOL.77 ~気になる打痕直します!!~
皆さん、こんにちは!
リペアマン山本です!!
前回のブログからだいぶ経ってしまいましたね。その間リペアに励んでおりました。
本日はリペアの紹介です。
お客様にお持ち込み頂いたのはこのギター!!
ん!?何か黄色のテープがいっぱい貼ってありますね。これは複数の打痕の修理依頼でお客様が気になるところ=直す所に目印を付けているのです。
打痕修理に関しては、色々な方法があります。リペアマンによって方法や道具も違うのではないでしょうか?またお客様との意思確認も重要ですね。どこまで綺麗にするのか、出来るのか。お客様の仕上がりイメージをしっかり理解してから修理方法を選ばなければいけません。それによって金額も違いますしね。
打痕を本当に綺麗にするなら塗装を一旦剥がして塗装し直した方が良いかもしれません。けれど費用も高くなるし、そこまではしたくないよというお客様もいます。気持ち分かります。
今回は塗装し直しではない打痕修理です。この打痕修理、素人が下手にやると修理したところがカッコ悪く見えてしまいます。リペアマンの腕の見せ所ですね!!早速行ってみましょう!!
このギター、大きめの打痕の中が緑色に変色しています。汚れや油分はしっかり掃除してから作業に入ります。
打痕を埋める粘度のある液体と真剣に作業する私。打痕を埋めるものは打痕の状態によって最適なものを選びます。ものによって作業効率や仕上がりが変わります。今回使ったものは・・・秘密です(笑)
最初の写真の色のついた粉。格好良く仕上げる為に使っています。これも秘密です。気になる人は山本に聞いてみてください(笑)
十分に打痕を盛って乾いた後は研磨して最終的のコンパウンドで磨き上げます。
上の写真の箇所が
こうなります。
これも
こうなります。
気になる打痕は直しましょう!!打痕修理承ります!!
いかがでしたでしょうか?
今回の打痕修理は塗装をし直さない部分部分でのタッチアップ的な修理でしたので何もなかった事のようにはいきません。しかし今回のお客様、部分修正でここまで綺麗になるのか!と大変喜んで頂けました。(一度お渡し後、バック面もお願いしますとお持ち込み頂きました。)
楽器を使っていく上で傷や打痕はどうしても避けられない事かも知れません。愛用している勲章とも言う事も出来ますが、新しく買ったギターをぶつけてしまった!!綺麗に大事に使っていきたかったのに不意にぶつけてしまった!!など、どうしても気になってしまう事もありますよね。
そんな時は山本にお任せ下さい。
その症状にあった修理を提案させて頂きます。
以上、リペアマン山本でした!!
また次回!!
9月リペア定休日【赤】
10月リペア定休日【赤】
関連記事
記事に掲載されている情報は、掲載時点の情報です。イベント情報、商品情報、在庫状況など、掲載時点以降に変更になっている場合もありますので、あらかじめご了承ください。
コメントを書く