リペアマン山本の札幌リペア道中記 VOL.61 ~乾燥に注意!!~

皆様、こんにちは!!

お風呂から出た瞬間に乾燥で体がかゆくなってしまいもう一回お風呂に入りたくなってしまう超乾燥肌の山本です!!誰かお勧めのクリームなどあったら教えて下さい~。

さて、そんな乾燥する冬に多くなる楽器のリペアを紹介しましょう。しかも受付、作業頻度が最も高いもの。皆さん何だと思います?

それは…。

フレットのバリ取り!!

同業のリペアマンなら分かると思いますが冬の乾燥の時期に特に多くなるバリ取りという作業。乾燥により指板が縮み相対的にフレットの端が飛び出てきてしまいこれが何とも痛いんでよね。ん?バリ取りバリ取りと皆さん言ってますがバリ取りの「バリ」ってなんでしょう?そもそもそんな日本語あるのかな?と山本疑問に思い図書館に行って調べてみました。(これほんと)日本産業規格(JIS)によるとバリとは

「かどのエッジにおける、幾何学的な形状の外側の残留物で機械加工又は成型工程における部品上の残留物」

とありました。しかもバリとは元々「Burr」という銅板彫刻などの「ギザギザ」を表す英語。それが日本に伝わり「バリ」と呼ばれる事になったいわゆる外来語なんですね。勉強になります。何事も不思議に思う事って重要ですよね!!

・・・という事は乾燥が原因で起きたものは「加工、成型の工程」で起きたものではないので本来はバリって呼ばないのでは?うーん…。

話が若干それましたね(笑)

とにかくフレットの飛び出たところって弾いていると気になるし、痛いんですよね。じゃあ、どうするか。取っちゃいましょう!!

写真は私がバリ取りを行う際に主に使う工具二つ。(仕上げに使うスポンジ研磨剤などもありますが)技術者の中では、この他にも木材に鉄鋼やすりを角度付きで仕込んで簡単かつ安定して削る事が出来る

写真のものを使ったり、精密ヤスリを何種類か使ったりという人もいるとは思いますが私は基本的に最初に挙げた二つの工具しか使いません。というのも島村楽器に技術者として入社した直後、研修で相当数のバリ取りを行ってきたので自然とシンプルな工具で出来るようになっていました。工房在籍時は「バリ取りマスター」なんて呼ばれてましたね(苦笑)

実際の作業はこんな感じ。

乾燥する冬は楽器にも過酷!!

いかがでしたでしょうか。このブログを読みながら自分の楽器のネックを握ってみた人もいるはず。どうですか?フレット飛び出ていませんか?少しでもチクチクと飛び出ていると感じたらリペアマン山本までご連絡下さい!!またバリだけでなく乾燥する冬は楽器に様々な影響を与えます。ネックの反りや木の割れ、アコーステックギターのブリッジ浮きなど。本格的な冬に入る前に一度チェックするには良い機会です。チェック、診断も山本までお気軽にお問合せくださいね!

以上、リペアマン山本でした!!

また次回!!

11月リペア定休日【赤】


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