リペアマン山本の札幌リペア道中記 VOL.61 ~大惨事になる前に~

皆さん、こんにちは!!

リペアマン山本です!!

札幌は雪が降り始め本格的に冬が始まりました。私、毎年気を付けていながら年に一回はすってんころりんと派手に転んでしまうので今年は滑らない「本気の靴」を導入しようと思っています。何事も事前の準備が大事ですよね。お勧めのメーカーなどあったら教えて下さい~。

さて、本日はあまりにも「普通の事」になっていたので紹介する事も無かった修理の紹介です。紹介はして無かったけど雪道で転ばないように準備する事と同じように、事故が起こる前に対処したい症状の修理です。それは…

「ストラップピンの緩み」のリペアです。緩んでいます。

これも。緩んでいます。

今まで紹介はしてませんでしたが、リペア依頼としてはかなり多い方です。自分で気付いて持ってきて頂く場合もあれば、別のリペア依頼でお預かりした時に私が発見するケースもしばしば。私、ストラップピンは非常に重要な箇所だと思っていてリペアを預かった際は真っ先にチェックします。たかがストラップピンといえども、緩んでしまい、演奏中に抜けてしまったら大変な事になってしまいます。ストラップピンが抜けてしまい楽器が落ちて、打痕がついてしまった。ジャック部分が陥没してしまったという修理依頼もあります。最悪ネックが折れたなんて事も…。怖いですよね。でもストラップピンの緩みをチェックして早めに修理しておけば楽器を落とすという事自体が起きないので、打痕やネック折れなどそもそも起きなかったはずなんですよね。

ストラップピンの緩みの修理は、簡単に言ってしまうと「緩んでしまった穴をきれいにして、埋めて、ビスより小さめの穴を空けて取り付ける」です。めちゃくちゃ簡単そうにいってますが、ちゃんとコツや注意するべき点があります。

写真は工程の中で使う刃物です。全貌を写してませんが、分かる人には分かるはず。実は私、大の刃物好き。刃物屋さんでノミやカンナ、色々な刃物を見ながら、あ、これはあの修理に使えるな、こっちはあの修理だなと妄想しながら見てると楽しいんですよ。

ストラップピンの緩みは全ギタリスト、全ベーシストに今一度チェックして欲しいですね。特にストラップ付けて立って弾く事が多い若いバンドマンの人達にチェックして見て欲しいです。大事な楽器が落ちて修理代が高くなる前に。

あ、緩みの話をして思い出しましたが、ストラップピンの緩みの処置として爪楊枝などの木に接着剤つけて穴に入れて~ってありますが、あれはあくまで「応急処置」です。今日がライブ!修理に出している暇がない!という場合はやむを得ないかもしれませんが少しでも緩みがあった場合は、ちゃんと「プロ」に見せて「プロ」に修理してもらった方がいいです。

このブログを読み終わったら一度、ご自身の楽器をチェックして見てくださいね。緩みがあったら山本まで!!

以上、リペアマン山本でした!!

また次回!!

11月リペア定休日【赤】

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