リペアマン山本の札幌リペア道中記 VOL.53 ~カスタマイズの心得~

皆さん、こんにちは!!

リペアマン山本です!!

札幌も湿度が高くなってきてムシムシしてきましたね。この時期は楽器のネックがよく動きます。少しでもおかしいなと思ったら気軽に持ってきて下さいね!!

さてリペアマンの仕事は楽器を修理する事。先ほどのネックの調整はもちろん、変化した所を正常に戻す。壊れた所を修復する。などなど様々な修理があります。しかしリペアマンの仕事はそれだけではありませんね。壊れてはいないけど楽器のサウンドや外観を積極的に変えていく改造。いわゆるカスタマイズを施す事もリペアマンの大事な仕事です。

元々改造好きが興じてリペアマンになった私(笑)楽器を改造している時は完了した時どんな音になるのかワクワクしながら作業しています。今回はカスタマイズの定番であるピックアップ交換のご紹介です。お預かりしたギターはこちら。

ギブソンのヒスコレ。もちろんこのままでも良いくらいです。しかし、もうちょっと音が抜けるように!!右手のニュアンスを細かく表現したい!!という希望に答えるようにこちらのピックアップを用意しました。

ジミー・ウォレス・ピックアップ!!

オーナー様の要望を叶えるピックアップはこれだと直感しご提案させて頂きました。オーナー様のご希望でオープンのブラックをチョイス。早速作業していきましょう!!

弦を外して準備します。

交換前の内部。

しっかりと予備ハンダをしてハンダ付けしていきます。

交換、ハンダ付けが完了しました。この後は弦を張って...。

ピックアップの高さを確認、調整してからサウンドチェックをします。このサウンドチェックが非常に重要。交換して終わりではなくしっかり「調整」するんです。サスティーンやフロントとリアのバランスを聴きながら微調整していきます。

完成です!!交換後にサウンドチェックで音を出した瞬間に、「あっ!!やっぱりこれだ!!」とついつい呟いてしまいました。カラッと乾いた質感で抜ける音、コードの分離の良さ、右手のピッキングに対する反応の良さ。やっぱり良いピックアップだな~と改めて思いました。

今回のピックアップ交換。ただピックアップ交換というと簡単そうで、ご自身でやる人も少なくないと思います。もしろん自分で改造するのは非常に楽しいです。しかしハンダ付けがしっかりされていなかったり、間違った配線をしてしまうケースもしばしば…。交換後の調整でサウンドが決まります。せっかく交換したのにそのピックアップのポテンシャルを発揮出来ていないなんて事もあります。たかがピックアップ交換と侮る事なくプロのリペアマンに依頼する事をお勧めします。

あっ、そうそう!!今月27日にはジミー・ウォレスを日本に持ってきた張本人であるわが師匠ルシアー駒木のトークショウイベントが決定しています。ジミー・ウォレスって何?って方はぜひぜひ遊びに来て下さい!!

サッポロ・インポート・セレクト ルシアー駒木トークショウ


以上、リペアマン山本でした!!

また次回!!


7月リペア定休日【赤】

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