【インストラクターブログ】知りたい!フルート豆知識①
どれを選んだら良いのかわからない・・そんなあなたへ!
こんにちは、フルートインストラクターの白川亜矢子です!
先日、約1年ぶりに開催された管楽器フェスタに行ってきました!ずらりと並んだ楽器達を前にして、たくさんのお客様の笑顔を見ることができてとても充実した3日間でした!
フルートって主要な国産メーカーだけでも6種類以上あるし、見た目は一緒に見えるのでどれを購入したら失敗しないのか、わからない!とお困りの方も多いかと思います。
私がレッスン会員様やお客様からのご相談をいただいてきた中で、選ぶときにポイントとなる部分を本日はお伝えしたいと思います!
STEP1.材質の違いをチェック!
フルートに使われる銀などの配合の違いでお値段と音色が変わってきます。
ざっくり分けると、洋銀製<頭部管銀製<管体銀製<総銀製<プラチナメッキ製<金製の順に10万円程度~100万円以上もの差が出てきます。ここで大事なのが、「1本目に購入したいのか」それとも「買い替えをしたいのか」ということです。純銀の配合が増えていくと楽器本体の重量も重くなっていき、楽器全体を響かせるために息を吹き込む量も必要となっていきます。
例えば、これからフルートを始める中学生の学生さんがいきなり総銀製を持つのには無理があるかもしれません。逆に、今洋銀製を吹いていて大きい音を出そうとしたら音がひっくり返ったり、小さい音を出したいのにあまり音量の差が出せないなどの問題が出てきたときには、管体銀製か総銀製の方が響きの幅が広くなるので買い替えのタイミングかもしれません。
頭部管銀製と総銀製 吹き比べました!
【楽器の選び方~材質と価格帯の違い編】HP記事へのリンクはコチラ
STEP2.メーカーを選ぶ!
ヤマハ・パール・ムラマツ・アルタス・サンキョウ・ミヤザワ、パウエルなどの主要メーカーが愛好家の皆様に人気のメーカーとなり、息の入り方や持ち心地の違い、音色の違いがあります。
ご自分で演奏されている方は、ぜひ実際に吹いてみていただき、「息がスッと入る」「低音から高音までしっかり鳴らせる」「音程がとりやすい」「指がスムーズに動かしやすい」などの感覚を確かめてみて下さい。
これから始めようと思っている方は、持ってみていただいてしっくりくるものがオススメです。
定番3メーカー 吹き比べました!
【楽器の選び方②~メーカーの違い編】HP記事へのリンクはコチラ
STEP3.購入した後のイメージを持つ!
ご予算や好みの音色が決まればおおよその機種は絞れます!特に総銀以上の購入を考えている方に多いお話が、「どれも良い音色で迷って決められない」という点です。
一生ものの楽器を選ぶときに一番大事なことは、「練習したくなる自分になれる楽器かどうか」だと私は考えています。特に日本のフルートメーカーの技術は世界的にも評価が高く、どれも個性があって良い音が鳴ります。その中でも、楽器に気を遣わず、息づかいに応えてくれる楽器かどうかが決断するポイントだと思います!色々吹き比べをしていく時に、良いなと思うものはその都度塗り替えられていきます。
「あの吹き心地が忘れらない・・」と心に残っているものはありませんか?
きっとそのフルートがあなたにぴったりの相棒です!
フルート選び、サポートします!
ブログを最後までご覧いただき、ありがとうございます!
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