【管楽器リペアブログ】第4回「スワブが抜けない!!!!!どうすれば?? 対処法!」

吹奏楽コンクールの課題曲を聴きながら、学生の頃の思い出に浸る初夏・・・

こんにちは!コクーンシティさいたま新都心店 管楽器リペア担当の荒井です。

そろそろ新入生の部活動も決まっている頃でしょうか。吹奏楽部ではパート決めも行われますね。

大人の方も、新生活から楽器を始めてみようという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

説明書はあるけどそもそも楽器のキイやパーツの名称が分からない。オイルやお手入れセットはあるけど、どこに使うの?

管楽器はたくさんのパーツがついており、日々のメンテナンスや修理は必要不可欠です。

楽器の扱い方、メンテナンスの方法など分からない事は何でも相談して下さいね!


今回の情報発信!は「スワブ」についてです。

スワブは楽器の内側をクリーニングする布です。楽器のお手入れには必ず必要なアイテムのひとつです!

楽器や用途に合わせてサイズがたくさんあります。こちらはコクーンシティさいたま新都心店 管楽器お手入れ用品の売り場です。

上段緑色のスワブが木管楽器用、下段青色のスワブが金管楽器用です。こんなに数があるの?と思いますよね。

それぞれ楽器のサイズ別にあるのはもちろん、マウスピース、ネック、抜差管用と分けて使用するので、こんなにたくさん種類があるのです。場所に応じて適切なサイズを使いましょう!


スワブに関して、大は小を兼ねません!!

内側をクリーニングするなら全部一緒でいいじゃん!と思う気持ち分かります。本体用・マウスピース用分かれてるし、たくさん持つのも大変です。分かります。

でも、間違ったサイズを使っていると大変な事態を招く事になるかもしれないのです・・・(涙目)


回想~

ある日のこと、焦った表情でリペアルームに駆け込んでくるお客様、その手にはスワブが入ったままのアルトサックスのネック・・・(リペアマンは大体察する)

「ネックからスワブが抜けません!!」

リペア担当「状況を教えて下さい。」

「ネックに本体用のスワブを使ったら抜けなくなりました。」

無事にスワブ除去後、

リペア担当「正しいサイズのスワブを使って下さいね。」

~回想終了



このやり取り、3ヵ月に1回くらいあります。

サックスのネックの内径に対して本体用スワブは大きい為、通すことができずに詰まってしまったようです。

サックスには本体用、ネック・マウスピース用と分けて使用します。

では、サイズが合っていれば絶対に詰まらないのかと言ったら、そうではありません。

管楽器の内径は意外と細く、おもりのついている紐に結び目があったり、破れていたり、スワブが丸まった状態で通そうとすると詰まってしまうことがあります。結び目は解き、スワブが破れていたら新品への買替がオススメです。

サックスに関してはネックと本体の内側、クラリネットは上管の内側に突起があり、ここにスワブが引っかかってしまうこともしばしば。

サックスのネックはネックコルク側、本体はネックジョイント側から覗くと見えます。

クラリネットの上管、バレル側から覗きます。


数分で抜けることもあり、何日もかかることも・・・

スワブ除去の作業は、詰まり具合によって料金とお預かり納期が変わってきます。

取れるかと思ってとりあえず力いっぱい引っ張ってみました!!という場合ですと、スワブがガッチガチに詰まっているので除去するのにとても時間がかかります・・・(今まで最長1週間お預かりになったことがあります。毎日少しずつほぐしても全然取れなくて泣きそうになりました。)

楽器に力がかかると他のキイが曲がってしまうなど、思いもよらぬことが起こることも。

万が一スワブが詰まってしまったら、

それ以上引っ張らない、何もしない(重要)

②焦らず、落ち着いて楽器をケースにしまう

すぐに修理屋さんに持って行く

何もしない方がすぐに除去することができ、早くて即日、2~3日間でお渡しできることが多いです。

※スワブを水で濡らす、滑らせる為にオイルを入れてみる、スワブを切る、他の物でつついてみる等は行わず、何もせずに(重要2回目)すぐに修理屋さんに相談して下さい。

詰まらせない為に、

用途に合ったサイズを使う

・スワブはベル側(広い方)から入れてゆっくり引き抜く

・しっかり広げて伸ばしてから使う

・結び目を見つけたらすぐに解き、破れていたら新しいものに変える

どのサイズを使えばいいか、迷った時はいつでも相談して下さい!



スワブ除去 1,650円(税込)~(詰まり具合によって料金、納期が変わります。)
お預かり期間 即日~数日程度

スワブが詰まってしまった方

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※リペアマン不在日にお預かりの場合、お渡しは後日となります。また、混雑状況によってお預かりのお時間を長めにいただく場合もございます。ご了承下さい。

出勤日はコクーンシティさいたま新都心店ホームページから稼働状況をご確認ください。


最後まで読んでいただきありがとうございます!

練習後、時間がない中片付けをしている方もいらっしゃるかと思いますが、急いでいる時、慌てている時にスワブが詰まってしまうことが多いです。

もちろん除去することはできますが、詰まらせないようにするのが一番です。

この機会にご自身のスワブを確認してみて下さいね。

次回の管楽器リペアブログもお楽しみに!


管楽器は定期的な点検・調整が必要です

定期点検・メンテナンスの頻度は半年~1年に1度を目安にオススメしております。

管楽器はとても繊細に作られている為、使用しているうちにだんだんと状態が悪くなってきます。(調整が崩れるとお伝えすることもあります。)

これは、学生さんも大人の方も、プロの奏者も同じように起こりうる事です。

キイが閉まらなくなる、パーツが破れる・取れてしまう、ピストンの動きが悪くなる、汚れが溜まってくる等々。

最終的に楽器が吹きにくくなったり、音が出なくなってしまう事に繋がります。

突然音が出なくなってしまった!とならない為に、定期メンテナンスがとても大切です。

修理・調整は楽器をベストな状態に整えるものです。

音は出るけどちょっと気になることがあるな、本番1か月前だから状態チェックをしてほしいな、些細な事でもリペアマンに相談して下さい。

お持ちの楽器がより良い状態で演奏できるように、お手伝いします!



楽器の点検、修理お見積りは無料です。

島村楽器 コクーンシティさいたま新都心店でお待ちしております。お気軽にご相談下さい。

ご来店の際はご予約をお願い致します。

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