【管楽器リペアブログ】第2回「タンポが破れた!!防ぐ方法とは!」

こんにちは!コクーンシティさいたま新都心店 管楽器リペア担当の荒井です。

第2回目の記事を読んでいただきありがとうございます。

まだ前回のを読んでないよという方は、タンポについてを見てみてくださいね。



今回の情報発信!はタンポが破けてしまう原因についてです。

前回の記事でタンポ交換についてお話しました。

修理で楽器をお預かりした際に、ここのタンポ破けてますよとお伝えすると、気付いていなかった!というお声もかなり聞きます。

木管楽器のキイは入り組んでいますので、見えにくい箇所もありますね。

リペアマンは小さな破れも見逃さないように、1つ1つチェックをしています。

正面からだけでなく、様々な方向からチェックします。

そもそもタンポが劣化してしまう原因は何でしょう?

フルートやクラリネットのタンポは薄い皮がはってあるので指を引っ掛けてしまったり、クロスで拭き上げる際にタンポを擦ってしまうとそこから破けてしまうこともあります。

こちらは何か刺激があって破けてしまう原因ですね。

サックスのタンポはフルート・クラリネットよりも厚めの皮がついていますが、それでも中のフェルトが見えるくらい破けていることがあります。

上が中心が破れている状態のタンポで、下が新品に交換した状態です。

気付かぬうちに破れてしまっている原因、それは・・・・・・


答えは!そう!!!水分です!!!!(声を大にして言いたい)

演奏していると楽器の内側にお水が溜まっていますよね?

こちらは楽器内が温度差で結露している為です。冷たい飲み物を入れた時にコップについている水滴と同じですね。

冷えた楽器に温かい息を吹き込むので、夏より冬の方がお水が出やすいのはこの為です。

このお水がタンポに付着し、表面の皮を劣化させてしまうというわけなのです。なるほど。

タンポ表面の皮や内側のフェルトに水分が付着する=お洋服を何度も洗濯しているのと同じこと

つまり、生地が少しずつ変形する→痛んでくるというわけです。

そして、タンポが変形する→トーンホールとの間に隙間が生じる→息が漏れる

こうなると音が出しにくい原因となりますので、破れていなくても交換対象にすることもあります。


ではどうやって防ぎましょう??

答えは簡単!溜まる前に拭きとる!!!

みなさんお持ちのスワブやガーゼを使って管内の水分をこまめに拭きとりましょう。

え、楽器を片付ける時だけじゃないの??という声が聞こえます。

いえいえ、スワブはこまめに!10~15分に1回を目安に通すのがオススメです。

冬場はもっと多くても良いですよ!

ちょっと一息、休憩をするタイミングでスワブを通しちゃいましょう。

そしてスワブ、ガーゼが間に合わずトーンホールから飛び出した水分、タンポに付着した水分はクリーニングペーパーを使って取り除いて下さい。

ケースにしまう時は楽器に水分を残さない!

木管楽器のタンポを長持ちさせる為に、覚えておいてほしい言葉です。


また、楽器と同じところに濡れたスワブ・ガーゼをしまっておくとせっかく取り除いた水分が楽器に戻ってしまうので、外側のポケット等他の場所にしまうのがオススメです。


もしかしてタンポが破れているかも、楽器の点検をしてほしい!という方。

お気軽にご相談下さい。

出勤日はコクーンシティさいたま新都心店ホームページから稼働状況をご確認ください。

ご予約はこちらから048-640-7570

※リペアマン不在日にお預かりの場合、お見積り連絡は後日となります。



最後まで読んでいただきありがとうございます!

忘れないようにもう一度

①スワブ・ガーゼはこまめに(10~15分に1回くらい)通す!

②タンポに付着した水分はクリーニングペーパーで取り除く!

③水分を残さない!!!

お手入れの方法で疑問に思うことがあればいつでも相談してくださいね。

次回の管楽器リペアブログもお楽しみに!

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