【管リペアブログ】第6回「トリルが出来なくなっちゃった!」
皆様こんにちは!
前回投稿から4か月も空いてしまい、
ついにお客様に「更新して下さい」と
催促して頂いてしまいましたので
慌てて書いております・・・申し訳ありません!!
時々「読んでますよ」とお声がけ頂くのが
嬉し恥ずかしいです。更新がんばります・・・
(ちなみに前回ハマり始めたと言っていた筋トレは
地味に続いています。プロテイン、始めました。)
トリルキイについているコルク
反省文はここまでにさせて頂いて、本題です。
本日ご紹介するのは、フルートについているあのコルクの修理です。
管楽器についているパーツでなくなっても大丈夫なものはありませんが、
特にこの子がいなくなってしまうと大変ですよね。
トリルはもちろん、高い音を出すときパッカ~ンと開いていまいます。
偶然ですが、先月数名の方がこの部分の修理でお持ち込みくださいました。
どうやって取り付けるの?
実は、このコルクは基本的に成形されたパーツをつけるのではなく
ひとつひとつ削って作っています。
(ゴム製のものはパーツを取り寄せてつけています。)
まずは、接着する部分を綺麗にしてから始まります。
カーブを上手く合わせてぴったり付くように削って接着し、
成形する前の状態がこちらです!
ご、ごつ~~!
左が、少しだけ成形を進めた様子です。
(作り始めてから写真を撮り忘れてたことに
気が付いたことは内緒ですよ。。。)
最終的なフォルムとはかけ離れていますね。
こんなのじゃ美しいトリルは奏でられません。
ここから、刃や紙やすりをつかって
角度や丸み、高さ調整をしていきます・・・
よく見る形になりました~!!
これでバッチリですね!
いかがでしたか?
もしかしたら、ここを手作業でやると知らない方も
多かったかもしれません。
私は個人的にこの作業が好きで、ゴツゴツなコルクから
つるんとなった瞬間ニヤついています。
そんなに頻繁にやる修理ではないので、
回数を重ねるごとに早く綺麗に作れるよう鍛錬中です・・・!
全体調整はお早めに!
「別に気になるところはない」と思っていても
実は調整が崩れていること、よくあります。
1年以上、分解を含むメンテナンスをしていない方は
まずは無料見積をしてみましょう!
ご来店お待ちしております♪
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