【マイスター工房通信】ネックが抜けた!?のお話。

皆さんこんにちは!秋葉原店で技術を担当している渡邉です。
今年も1年どうぞよろしくお願い致します♪
皆さんは年末年始はどのように過ごされましたか?私はホットコーヒーを片手に暖を取りつつイルミネーションを見に行ってきました!

寒空の下、たまには綺麗な景色を時間をかけて巡ってみるのもいいですよね♪

さて、今回はネックのお話です。
ネックは弦を張った時かかる張力に耐えられなければいけません。
その為、製作や修理を行う際にはより緻密な作業を求められます。
とは言っても永久にベストコンディションを保てるわけではなく、常になん㎏もの張力が掛かっている為、時が経つにつれてネックが下がり、弦から指板までの距離が離れ弦が押さえにくいといった症状が出てきます。

こちらの写真は、化学接着剤を用いて接着されていたネックの接着面です。

私たち技術者は、今後の事も考え修理が行いやすい様にニカワを使用していますが、安価な楽器はこのようになっている事もあります。このネックは接着剤の層と空気が入り込んでいた為弦の張力に耐えきれずネックが抜けてしまいました。

こちらは抜ける途中で再度ニカワが固まったのか、この状態をキープしたまま工房に到着。

こちらの楽器はまだ辛うじて弾ける状態ではありますが、ネック接合部分に段差ができネックが下がっていました。

今皆さんがお持ちの楽器のネックはどのようになっていますか?
もし万が一、上記の様な状態であればきちんとネックを入れ直すことで大事な楽器を今後も安心してお使い頂けます。
まだまだ乾燥の時期が続きますので、ネック以外の事でも気になる事がありましたらお気軽にご相談ください!

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