【管楽器】管楽器徹底解剖!トランペット編

みなさんこんにちは!大高店管楽器担当の岡田です!
今日はトランペットについてお話します♪

トランペットとは

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管楽器一有名な楽器とってもいいくらい有名なトランペット!
見た目もかっこいいですよねーーー!
きらびやかな高音でのファンファーレはいつ聞いてもドキドキします・・・!
ぐるぐると管が巻いてありますがまっすぐに伸ばすとおよそ1.3メートルにもなります。
それを約50センチの中に巻いてあるのです。重さは約1キロ~1.2キロくらいです。
トランペットなど金管楽器は「マウスピース」と呼ばれる部分に唇を当て振動させて音を出します。
まずは音の仕組みを見てみましょう!

トランペットの発音原理

トランペットの発音原理は「リップリード」と言われるものです。
楽器本体に「マウスピース」をつけてそこに付けた唇を振動させて管を震わせることで音が出ます。
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唇の振動数や息の入れ方で倍音を変えることができます。

マウスピースもしっかり選ぼう!!

マウスピースもたくさん種類が出ています。音のもとになる振動を生み出すとても重要なパーツだからです。
吹奏楽部に入部したとき「マウスピースだけでも購入してください」と言われることもありますね!
マウスピースには個人差があります!!!
人それぞれの口の形、唇の厚み、歯並び、さらには出したい音によってマウスピースを変えて対応します。
少し吹きづらさを感じているときはマウスピースを変えてみるといいかもしれません♪

音を変える仕組み

では倍音以外の音はというと・・・「ピストンバルブ」というバルブを使用しています!
一般的には「ピストン」と呼ばれることが多いです。指で押さえる3つのボタンがそうです。
画像(ヤマハ楽器解体全書より)
トランペットには抜き差し管と呼ばれる迂回管がついています。
ピストンを押すと対応する迂回管を息が通るようになります。迂回したことによって管の長さが変わり音が変わるという事なのです!
ちなみに1番ピストンは全音、2番ピストンは半音、3番ピストンは全音と半音分管が伸びるよう設計されています。
むかしむかしトランペットのご先祖様が誕生したときはこのシステムがなく、バッハが作曲をしていたころは奏者が何本も調の違う管を持ち変えて演奏していたそうです。大変だったでしょうね・・・
ではそんなトランペットの歴史を見ていきましょう♪

トランペットが半音階を演奏できるようになるまで・・・

トランペットのご先祖様と言われる楽器は世界各地に様々な素材、形で存在します。
数千年前それらは儀式や呪術などで使用されていたといわれています。
それがだんだんと戦争で軍隊に合図を出すように、もっと遠くまで音を飛ばすよう改良され、初めての金属製トランペットはエジプトで出土しています。(所説ありますが・・・)
その後17世紀ごろになってやっと音楽を奏でるようになったのですが、初期のトランペットは先にも書いた通り倍音を演奏するだけのシンプルな楽器で
奏者は管の長さの違ういくつものトランペットを使い分けていました。
そこからだんだん木管楽器のように穴を開けてみたり、キィをつけたり・・・様々な改良をされていき、19世紀ごろようやくピストンバルブが開発されました。
ピストンバルブの開発により半音階が演奏できるようになって活躍の場が広がっていきました!

トランペットの構造

ではトランペットの構造についてみていきましょう!
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ざっとこのような名称がそれぞれついています。
ピストンバルブのところで少し触れましたが、ピストンと抜き差し管はそれぞれ対応していて1~3番まであります。
主管抜き差し管はピストンとは対応していませんが、チューニングをする際抜き差しするところです。
マウスピースは管楽器にとって音を作るとても大切なパーツです。
個人差もあり、楽器との相性もあります!

ウォーターキィは主管抜き差し管と3番抜き差し管についていることが多いですが、演奏中管内にたまってしまった水を抜く部分です。
ここのコルクは消耗品で、硬くなったりかけたりすると交換になります。
他にもトランペットには以外と消耗品がついています・・・という事は修理が必要ですよね!

トランペットには定期的な点検が必要です!

トランペットの消耗品は案外多く、先ほどのウォーターキィのコルクに始まり、ピストンの中にもあります。
そういえば以前トランペットを分解したとき記事をほかのスタッフが書いてくれていました!
見てみて下さい!

ピストンにはフェルトが3枚入っています。フェルトが薄くなってしまうとピストンを押した際カチャカチャ音がしたり、ピストンの高さがずれしまったりします。
またウォーターキィやピストンのバネ、ピストンを固定するためのバルブガイドなども消耗品です。
こうした消耗品の消耗具合をチェックするためにも定期的な点検が必要です!
また、第一、第三抜き差し管は演奏中動かす部分なのでスルスル動くよう調整がしてあります。
ピストンも同様に動きがよくなるように細かい単位での調整をしてありますが、金属の消耗やちょっとしたことで動きが悪くなってしまいます。
何もなくても半年に一回は定期点検に出すようにしてください!
大高店では無料点検を行っております!!お気軽にお持ちください♪

日頃のお手入れはとても大切です!!!

木管楽器と比べると簡単なつくりであまりお手入れをしなくてもいいのでは・・・
と言われることもありますが、金管楽器も日頃のお手入れはとーーーーーっても大事です!!!
そのほとんどが金属でできている金管楽器はとても精度が高く作られています。
ピストンや抜き差し管は髪の毛1本の隙間もないほどです。
その隙間にほこりや汚れが残ってしまうと動きが悪くなってしまったり、擦れ合っている金属に傷が入り大きな修理になってしまうこともあります。
そのために大事なのは「オイルを切らさないこと!」
演奏前後のオイルや定期的な中のクリーニングは必須です!部活で時間のない片付けでもオイルだけはさしてあげてくださいね!

トランペットのいつものお手入れ

①まずは演奏前ピストンにバルブオイルをさします。
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演奏中動きが悪くなってきたときも適宜オイルをさします。
②演奏後まずは水を抜きましょう!
それぞれの抜き差し管を抜いて中の水を全部出します。
時間がある時はヤマハのクリーニングスワブで中の水分をしっかり取り切れると完璧です!
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③ピストンにオイルをさします
演奏後のオイルは汚れを残さないための洗い流し、保管の際の錆防止にさすオイルです。
④クロスできれいに磨きます
綺麗なクロスで指紋などをふき取ります。
指紋や汚れをそのままにしておくと黒ずんでしまったり、曇ったり、最悪の場合汚れとして定着し取れなくなってしまうことも・・・
オイルがはみ出ている場合もあるので、オイルがついているところはガーゼなどでふき取ります。

たまにのお手入れ

グリス・チューニングススライドオイルを塗る
週に1回、抜き差し管部分にグリスとオイルをさします。
主管抜き差し管・第二抜き差し管は「スライドグリス」、第一抜き差し管・第三抜き差し管は「チューニングスライドオイル」を使います。
(初心者さんはすべてスライドグリスを使う場合もあります)
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「演奏中動かすところはオイル・動かさないところはグリス」と覚えるといいですよ!
抜き差し管を抜き、先端に付けてなじませるように抜き差しします。
はみ出たグリスはほこりを呼ぶ原因になるのでガーゼなどできれいに取ってくださいね!
管内のお掃除をする
月に1回は管内のお掃除をします。管内には古くなったオイルやグリス、汚れがたくさん・・・
こまめに掃除しないと中で汚れとしてどんどんたまってしまいます。
管内はクリーニングロッドにガーゼを巻き、分解した抜き差し管やピストンが入っていたところに差し込み掃除します。
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グリスやオイルがついている部分はガーゼできれいにぬぐい取ります。
また、半年に1回は水洗いをします。
分解できるところはすべて分解し、フレキシブルクリーナーを使って中のお掃除をします。
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しつこい汚れの時はブラスソープを使うとよりきれいになりますよ!
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大高店では夏に水洗い講習会を行っています!やり方がわからなければ講習会以外でもレクチャーしますのでお問合せください♪

お問合せ

いかがでしたでしょうか?
なかなか難しそうだな・・・と思われた方もいるかもしれませんが
トランペットはとても目立つ花形楽器!上手にふけるようになるととっても気持ちいいですよ!!
ジャンルも吹奏楽にとどまらず、クラシック・ジャズなど幅広く、
独奏の楽譜もたくさん出ていますので趣味でも長く続けて頂けます♪
それでも不安!という方はお任せください!!大高店でしっかりサポートさせていただきます!!!
いつでもお気軽にご相談くださいね!

担当スタッフ

大高店の管楽器担当をしている岡田です!
あなたの音楽生活を全力サポートさせていただきます!!
トランペット選びやお手入れ方法などわからないなどお悩みのことがあればなんでも相談してください♪
また、無料点検も行っておりますので何かいつもと楽器の様子が違う・・・というときはお持ちください!

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岡田 美弥子(おかだ みやこ)

島村楽器認定管楽器シニアアドバイザーです♪
出身は広島県です!中学・高校と吹奏楽部に所属、6年間ユーフォニアムを担当し、高校ではマーチングの大会で中国大会にも出場しました。
卒業後何か管楽器に関わる仕事がしたいと考え、中部楽器技術専門学校の管楽器リペア科で管楽器の修理について学び、大高店では管楽器を担当しています。
楽器やマウスピース選びのお手伝いはもちろん、最近吹きずらいなどの修理・調整のご相談もぜひお待ちしています!
管楽器のことならなんでもお気軽にお問合せください!

お問合せ

店舗名 島村楽器 イオンモール大高店
担当 岡田
電話番号 052-629-5101

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