インストラクター後藤のサックスがたり 第七話

皆様こんにちは!大宮店サックスインストラクターの後藤です。

来ましたね、真夏。皆様お身体の調子はいかがですか?私の身体は平気ですが、レッスン室のエアコンがバテてしまいました。皆様どうぞご自愛下さいませ!

前回キャノンボールのサックスについて書きました。そしてヴェノーヴァ解説記事(動画付き)もアップしました。

そろそろレッスン内容に戻ろうかと思い、今回の内容を書いていきます。


★前回までの記事はこちら↓
インストラクター後藤のサックスがたり 第一話
インストラクター後藤のサックスがたり 第二話
インストラクター後藤のサックスがたり 第三話
インストラクター後藤のサックスがたり 第四話
インストラクター後藤のサックスがたり 第五話
インストラクター後藤のサックスがたり 第六話


タンギングの発音と出てくる音との関係

例外なく、管楽器経験者の方は音を鳴らす時に舌を動かします。そして「TU(トゥ)」と発音することを教えられたり、学んだりします。

ただこの後、音を変化させるための工夫と舌の動かし方に関して、アップデートして吹き続ける方どれくらいいらっしゃいますでしょうか?トゥの発音だけでまかなえるほどタンギングは単純ではありません。最近は若い世代のジャズ奏者の方が英語の発音のように舌を動かしましょう!というような情報に出会うことが稀にあり、以前より進歩しているなと感じる一方で、具体的な説明がされているものは見かけません。

あまり深堀りすると、しまいに民族ごとの人体の骨格の違い、言語学、解剖学云々の話になってきてしまいますが…(個人的に大好きですが…)今回は、私が日頃レッスンで会員様へお伝えしている内容を紹介していきます。


クラシックの吹き方はなぜ、「下唇を締めてアンブシュアーを固めなければならない」のか?

私が学生の頃(30年以上前)、アンブシュアー(口の形)は高音・真ん中・低音全てで同じ締め方で鳴らせるように!というのがクラシック系の常識でした。

私自身、現在はジャズ奏法(下唇も柔らかく保つ吹き方)ですが、普段は高音・低音をそれぞれ明るめ、暗めの音質で吹き分ける際に、「きつく締めると明るめ」「緩めると暗め(かすれる)」といった変化が起きます。逆に言えば、だからこそクラシックの場合は全音域で出来るだけ同じ音色で鳴らすためにしっかり締める奏法が標準なのだということが言えます。明るい音色系で統一すれば合奏にも対応しやすく、調和しやすいのだということです。

クラシックの特徴を考えることで、吹き方や奏法がそれに対応するために、このような奏法になったのだなとあらためて感じた次第です。

吹奏楽経験の方がジャズを吹くためには、対応するための違う奏法を身につける必要が出てきます。


リードと下唇の締め具合が一定では、様々な問題が起きるということを知る

普段疑問なくストラップの長さやリードと下唇の締め具合(マウスピースをくわえる角度)を同じにして吹いている方は、ほんのちょっと変えてみることから始めてみて下さい。必ず音が変わります。その際に、いったんクラシックの視点を外していただくと、より柔軟に音が変わったことを受け入れやすくなるはずです。

例えばストラップをいつもより少し長くすると、咥え方が緩みます。すると、音程が下がります。しかしこれはクラシックの視点であって、下がった音程は音質としては暗いのです。

よりジャズ風に言えばダークな音色に変化したということです。このことから、締め具合を変化させることがジャズの音に変わるきっかけになることは間違いありません。

真下からのアングルは下唇の締め具合が一目でわかる

縦からのアングルはマウスピースをくわえる角度のストロークが見やすい

横からのアングルは口の周りの筋肉の締め具合が見やすい


発音「トゥ」でも音色、歯切れの良さに変化をつけることが出来るということを知る

最初に「TU(トゥ)について書きました。前項では、リードと下唇の締め具合が変わると音質が変化することを書きました。これを合わせますと、同じ舌の動き「TU(トゥ)」でも、リードと下唇の締め具合を変えることで口腔内での舌の動きが確実に変化していくはずです。

締めた状態では、舌の動きに変化はつけづらいので、音の粒を揃えやすく発音できます。

逆に少し緩んだ状態では、舌を柔軟に変化させやすいので、一音一音をわざと不規則に発音したいときに、音の長さの変化も断然つけやすくなるため、ジャズ・ポップス系との相性は抜群です。

この、舌の動きの柔軟さを訓練するやめには、やはりそれに対応したエチュードを練習しなければなりません。

ジャズ奏法を身につけていただくために、よくレッスンで使用する教本


タイトルとは裏腹に、なかなか易しくはありませんが、慣れてくると楽しいエチュードです!


こんなお悩みをお持ちの方、まずはお問い合わせ下さい!

  • とりあえず音は鳴らせる。でも、ジャズ・ポップスの音を格好良く出したい!
  • どのように練習をしていけばいいのか分からない…
  • そもそもうまく息が入らず力んでしまう、どうしてもノイズ混じりの音になってしまう!

などなど、「せっかく楽しもうと思ったのに」「最初は楽しく吹いていたのに」と悩んでいらっしゃる方は、是非お問い合わせ下さい!!


サックスレッスンのご紹介

ミュージックサロン(高校生以上の方が対象の予約制レッスン)

大人の皆さまにゆったりと音楽をお楽しみいただける予約制個人レッスンです。
予約制なので、ご自身のペースで無理なくお通いいただけます♪

コース名 サックスサロン
インストラクター 後藤 全希(ごとう まさき)
開講曜日 月・火・水・土・日
開講時間 平日 13:00~21:00
土日 10:00~18:00
レッスン形態 予約制・個人レッスン
レッスン時間 30分
発表会 年1回を目安に開催(任意参加)
入会金 ¥11,000(税込)
月会費 ¥11,550(税込)~
★会費のお支払い方法に関しましてはこちらをご覧下さい。
体験レッスン 随時受付中!
※お申込みは高校生以上の方が対象です。
※即日中に返答をご希望の方は、お電話でのお問い合わせをお勧めいたします。


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店舗名 大宮店
営業時間 10:00~21:00
電話 048-650-3155(音楽教室直通)
※営業時間外の電話対応は致しかねます。
アクセス 〒330-0802
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大宮駅東口より徒歩1分♪

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