【管楽器】自分に合う管楽器を選ぼう!~フルート編~

こんにちは。大垣店管楽器アドバイザーの春成(はるなり)です。
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4月、入学の時期ですね!新生活には慣れましたか?
大垣店にお越しいただくお客様の中にも、早くも「新しい学校に行き初めて1週間経ったけど思っていた以上に大変で疲れた・・」とお話しして下さる方も・・(汗
そんな中、「吹奏楽部に入部してフルートの担当になった!」や、「新生活になったので新しくフルートをやってみたい!」という方も多いのでは!
今回は、フルートを始める方(またはフルートを初めてから1年経ったのでそろそろ自分の楽器を買おうかな!という方も)に、自分に合うフルートが選べるよう、材質の違い、仕様の違いをお話しします!

材質の違い

一口にフルート、しかも見た目は一緒に見えても大きく分けて4種類に分類されます。
①洋白銀製
⓶頭部管銀製
③管体銀製
④総銀製

それでは説明していきます。

洋白銀製

こちらは別名「洋銀」とも言われ、各メーカーにより表記方法が異なります。その名の通り「銀」ではなく実は「白銅」と銅が元となりそれを加工して作っている材質です。元々「銅」は10円玉で使われている材質ですが、10円玉のあの独特なにおいは勿論しません。吹いてみた感じは抵抗感がなく、最初から低音~高音が比較的出しやすいので、初心者におススメの機種や小さい子が演奏しやすい機種で使用されることが多いです。価格は~10万円くらいが相場で、メーカーによっては、この洋白銀製は作っていないメーカーもございます。

頭部管銀製

フルートは全部で3つの管に分かれています。
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右から、頭部管・主管・足部管と言います。ここでなんとなくピンと来ていただけましたか?頭部管銀製のフルートは、その名の通り頭部管の部分のみ銀製のフルートです。銀のフルートは、主にスターリングシルバー(Ag=925)製が多いです。Ag925、よくシルバーアクセサリーでも使われていますね!頭部管のみ銀製になるとどうなるか、と言いますと、フルートの音に柔らかさが出てくるとよく言われます。また、頭部管銀製よりほぼ全てのメーカーが品が作り始め、手工品(職人が部品も作る機種)が登場します。価格は10~30万円くらいが相場です。

管体銀製

こちらは、キィの部分のみ洋白銀、それ以外は銀で出来ているフルートです。
音の傾向としては、頭部管銀製より銀で出来た部分が多くなるので抵抗感は増えますが、その分頭部管銀のものよりも音に深みが生まれます。価格は15~40万くらいが相場です。 

総銀製

その名の通り、管体・キィ全てが銀で出来たフルートです。質量・抵抗感共に他の3タイプのフルートより増えますが、慣れてくると音自体に深みが生まれ、また自分の思い通りに強弱が鳴らせるようになります。価格は50~100万くらいが相場で、総銀製のものは機械で作る事はほぼありません。
材質の違いを踏まえたポイント!
■最初から管体銀・総銀製でもOK!
→レベルアップすると、演奏技術に楽器がついていけなくなる事があります。(具体的に挙げると、演奏するフルートの音が割れてしまう、息のコントロールが難しくなるなど・・)また、先生からも「もうすぐ買え時では・・?」と言われることもしばしば。その時に買い替えて、今持っているフルートはサブとしてメインのフルートを修理に出すときの代用品として使おう!と言うのもいいですが、もし買い替えを最初から考えていないようであれば管体銀製か総銀製がオススメです!慣れるまでは大変ですが、フルートは吹き込めば吹き込むほど味が出てくる楽器なので、1本をじっくりと使用するというのもありですよ!

仕様の違い

その①:キィの形状について。

キィの形状は2種類あります。
カバードキィ
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このタイプはよく見る、いわゆるフルートのキィの形です。このタイプは後ほど出てきますリングキィとは違い、指で押さえられていれば穴は完全に抑えられます。学校の備品のフルートは圧倒的にこの形が多いです。また、初めての方はこちらがオススメです。
リングキィ
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その名の通り、キィがリング状に中央に穴が開いており、キィを指でおさえていてもこの穴までしっかりふさがないと音が出ない仕様です。ですが、リングキィの特性を生かした奏法もあるので、2本目のフルートを買われる方や、管体銀以上の機種を選ばれる方は、このリングキィタイプを選んで頂くことが多いです。また、指をケガしてしまった等の理由から穴をしっかりと押さえられないときは、専用を穴を埋めるパッチやシリコンが出ているので、それを使用するとカバードキィと同じ感覚でお使いいただくことが可能です。

その②:キィの並び方について

キィの並び方も2種類あります。
オフセット
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写真はたまたまリングキィタイプでしたが、カバードキィタイプのフルートにこのオフセットタイプの並びが多いです。インラインタイプのキィと異なり「ソ」の辺りのキィが少し前に出ています。指を置いたときに自然にキィが構えられるのがこのオフセットのタイプで、指づかいもスムーズです。
インライン
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リングキィタイプのフルートによく見かけます。オフセットタイプのキィの並びと異なり、キィの並びが一直線です。慣れないうちは構えると左手の中指・薬指あたりがとどききらない事もありますが、慣れるとフォームが綺麗にみえるのはこのインラインタイプのいいところです。

その③:Eメカとは?

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Eメカ、正式名称「Eメカニズム」。フルートの構造上出しにくいとされている3オクターブのEの音を出しやすくするための機構です。
カバードタイプ・オフセットのフルートにはよく搭載されています。また途中で付けることは出来ず、最初から「Eメカ付き」の物を購入いただくことになります。
3オクターブのEの音が出しやすくなることはメリットですが、レベルが上がってくると若干のデメリットも出てきます。それは一部のトリルキィが使えなくなります・・
それでも、最初の1本であればEメカがついている方がスムーズに音が出しやすくなる=上達も早い!という事に繋がるので、Eメカはついていた方がオススメです。
また、サンキョウ製のフルートは「ニューEメカ」という、Eメカとは違う構造をしていますが同様に3オクターブのEが出しやすくなる独自構造を持っています。なんとなくカッコイイ・・
仕様の違いを踏まえたポイント
■まず初めの1本であればカバードキィ・オフセット・Eメカ付きがオススメ!最初から一生ものの1本を選ぶならリングキィ・インラインがオススメ!
勿論2本目(買い替え)でリングキィにする!という選択肢も大いにありです!後は実際に店頭でチャレンジいただいて決めるのもオススメです。

以上を踏まえて実際にフルートを観にいらっしゃいませんか!

現在大垣店に展示中のフルートのラインナップはこちらをチェック!

また、店頭にないものでご興味のあるメーカー・機種がございましたら是非教えて下さい。取り寄せでの選定や、同品番での複数本選定も可能です!

いかがでしたか?フルートも色々と奥深いですが、最適な1本を選ぶお手伝いをさせていただきますので、またお気軽に大垣店の春成(はるなり)までお尋ねください!

この記事を書いたのは私です!

問い合わせ先
店舗 島村楽器大垣店
電話番号 0584-77-1620
担当 春成(はるなり)

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