宮崎ギターコレクション“夏”カウントダウンブログ<vol.20>

それをすてるなんてとんでもない

みなさん、こんにちは。
先日愛車の車検のついでにタイヤをRE-11Aに交換したところ、あまりのグリップのよさに、ついつい右足に力が入ってしまうイオンモール宮崎店HP担当の川崎です。
さて、以前の記事で「10年以上愛用していたものを乗り換えた」という話をしたところ、お店のスタッフから「ギターを手放したのですか?」とか聞かれました。
10年以上愛用した楽器といえば・・・こちらの「Ibanez JEM777DY」がすぐ思い浮かびました。

Ibanez JEM777DY

これは、SteveVaiシグネチャーモデルでは私が最初に買ったギターで、バンド練習やライブでメインに使用していたものです。愛称はセヴ子ちゃん。もうずいぶんくたびれていますけど、未だに弾いていて飽きないし、色々な思い出もあるので手放すつもりはありません。

で、10年以上愛用して乗り替えたのはこちら。じゃーん。

D'Addario EXL120 and EXL120BT

エレキ弦「D'Addario EXL120(.009-.042)」を「D'Addario EXL120BT(.009-.040)」に替えたのです。
私がレギュラーチューニングで、D'Addario EXL120を使い続けているのには私なりの理由があるのですが、それを話し始めると熱く熱くなってしまうので、今回のブログでは割愛しますね。
で、「D'Addario EXL120BT」というのは、従来の弦セット、D'Addario社のいうところの論理的な根拠のないまま決定された弦セットのゲージ組み合わせを、「弦のテンションに基づいて均一になるよう再編成した弦セット」であり、「EXL120BT」は.009-.042のセット(D'Addario EXL120)の再編成版です。
D'Addario社が公開している下グラフによると「EXL120BT」のテンションが「EXL120」に比べて、均一になっていることがわかると思います。

各弦のテンション比較グラフ

さて、話題の新商品「EXL120BT」をテストするために私がメインで使用しているIbanez JEMを使いました。私の手持ちのギターで、プレイアビリティにほぼ差がないギターとなると、やはり同じメーカーの同じグレードのギターになります。
先ほどのJEM777DY(愛称:セヴ子ちゃん)に「EXL120BT」を、このブログでもお馴染み、こちらのJEM7VPM(愛称:ヴィ子ちゃん)に「EXL120」を張って弾き比べることにしました。

Ibanez JEM7VPM

ご存じの通り、フロイドローズトレモロユニット搭載のギターで、テンションの異なる弦を張り替える際には、トレモロスプリングからネックの反り、オクターブ調整まですべての見直しを行わないといけないので、仕事でなかったらプライベートではやりたくないほど面倒なのですがほぼ半日かけて、セヴ子ちゃんのセッテイングを詰めました。
さて、早速弾き比べです。

んんん?これは・・・ 張り替える前に想像した以上に弾き心地が違います。

力・勢いまかせのフレーズとはさよならです

たとえば、こんなありがちなプリング連続のフレーズなんかだと、一音一音を大切に弾くというより、勢いにまかせてチャララ、チャララとプリングを畳み込んでいく感じなのですが、(メタル系ギタリストさんにはわかって頂ける表現だと思ってます)「EXL120BT」に張り替えたセヴ子ちゃんだと、2弦から3・4弦にフレーズが移動していく時に違和感がないというか、無理矢理勢いを作って畳み込んでいくのではなく、それこそ1音一音丁寧に弾ける感触が指に伝わって、自分の技量がワンランク上がったようなフィーリングがあり、とても気持ちがいい。

2弦同時プリングも楽々

あと、このような3・4弦同時プリングを行うような初心者キルの超有名フレーズでも、「指を粘らせてプリング」なんて意識しなくてもすんなり弾けてしまいます。
各弦のテンションバランスがとれているので、2本を同時に押さえている指から各弦にかける力をアンバランスにして、片方に意識を残しながらプリングといった高度(?)なテクニックを必要としないところが素晴らしい。
※余談ですが、ギターを始めたばかりの頃の最初のハードルがこれでした。この譜面をみて「マジでこんな風に弾いてるのか?ムリムリムリムリ私にはムリ」って思ったことを思い出します。

開放弦との弾き分けが簡単です

先ほどのグラフをみると低音弦が細くなっているので、パワー感の不足を感じる方もいらっしゃるかも知れません。 でも弾いてみるとそんな心配は杞憂であることがわかります。
このような5弦開放を使ったフレーズなんかでも、「EXL120」に比べて「EXL120BT」では、音の分離がよく、キレのあるリフをすんなり弾けるので、パワー不足を感じさせないし、弾いていて楽しくなること間違いなしです。
EXL120BT」を使っていると、その違和感のなさにそれが当たり前に思えてしまいますが、「EXL120」と弾き比べてみれば、そのプレイアビリティの高さがすぐにわかります。
というか、「EXL120」ってこんなに弾きにくかったの?;って思うほどです。

EXL120愛用の方には、ぜひオススメします。

EXL120」を愛用されているギタリストさんには、ぜひとも試して頂きたい弦が、この「EXL120BT」です。

  • EXL120で問題を感じてない
  • ギターの再調整を行ってまで、乗り換える価値があるのかわからない

ごもっともです。 私も最初そう思っていましたから。 しかしそんな私でも「EXL120BT」を知ってから、それ以外の弦を使用することは考えられないほどです。ヴィ子ちゃんも「EXL120BT」に合わせて再セッティングを行いました。
さて、この「D'Addario EXL120BT」。残念ながらイオンモール宮崎店の店頭には置いてなくて、ご注文頂いてからのお取り寄せとなりますが、D'Addario弦愛用ギタリストのみなさまから多数のご注文を頂ければ、店頭に置いてもらえるようになるかも知れませんし、全国的なブームとなれば、現在「EXL120BT」では販売されていない3セットのお買い得セットD'Addario社さんから作って頂けるようになるかも知れません。
弾かなきゃわからない画期的な新商品「D'Addario EXL120BT」。皆様からのお問い合わせをお待ちしております。

「ワンコイン・ギターメンテナンス会」のお知らせ

ワンコイン・ギターメンテナンス会

さていよいよ近づいてきた「宮崎ギターコレクション」ですが、今回は連動イベントとして開催される「ワンコイン・ギターメンテナンス会」についてお知らせいたします。
先ほどのギター弦「EXL120BT」の話ではありませんが、ギターというのは弦のテンションだけではなく、些細な調整の違いでも、大きな弾き心地や音の違いとなって現れます。
私はあまり器用な方ではありませんし、手も大きくないので、如何に楽に弾いて、良い音が出せて、演奏している自分も楽しくなるようなギターとか方法論に興味があったりしますが、それを一番簡単に実現する方法は、ギターを適切にセットアップすることだと思います。
弦高が適切でないと弾きづらかったり、サスティーンが不足したりしますし、オクターブが狂っているとフレーズが音痴になった結果、気持ちの悪い演奏になり、自分の音感も育ちません。
ワンコイン・ギターメンテナンス会」では、ネックの反り、オクターブ調整、弦高・ピックアップ高さなど、お客様のギターを診断いたします。もちろん必要に応じて調整もいたします。また、ギターの保管方法やお手入れグッズ、その他ギターに関するご相談もお受けいたしますので、お気軽にお申し込みください。

イベント名 ワンコイン・ギターメンテナンス会
期間 2013年7月5日(金)~7日(日)
お時間 お一人様、30分程度を予定しております。
参加費 500円(税込)
予約方法 要予約です!!
お申し込みは店頭、またはお電話でも承っております。
注意事項 パーツの交換の際には、実費のご負担をお願いいたします。
担当 川崎(かわさき)

最後に

弦のテンションがプレイアビリティに影響することくらい分かっているつもりでしたが、このように各弦のテンションバランスを優先してセット弦となった「EXL120BT」を使用してみると、改めて身近な些細なことも気づいていない自分を再認識することができました。「EXL120BT」単体で弾くとなかなか気づきにくい点も「EXL120」と比較することで、より鮮明に気づかされることも多いですね。
うーん、ギター以外にも色々と気づいていないことが多そうだな >> 私。

宮崎ギターコレクション」は、2013年7月5日(金)から7日(日)までの3日間開催いたします。

「宮崎ギターコレクション」がギター好きの皆さまにとって、よりよい愛器との出会いの場になるよう全力で取り組んでまいりますので、ぜひご来店くださいませ。

今回のブログは、ここまで。川崎でした!

記事に掲載されている情報は、掲載時点の情報です。イベント情報、商品情報、在庫状況など、掲載時点以降に変更になっている場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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