11/18(土)「ルシアー駒木の良い音ってどんな音?&買い付け裏話」「ルシアー駒木の絶対音が良くなるギター調整会を開催いたします!」レポート!!

皆さんこんにちは!最近、冬服が無くて困っているギター担当の庄子です!!
今回は!去年に引き続き、あの凄腕リペアマンのルシアー駒木による「絶対」音が良くなる調整会「ルシアー駒木の良い音ってどんな音?&買い付け裏話トークショー」のレポートをしたいと思います!

ルシアー駒木ってどんな人?

まずは、今回調整会に来て頂いたルシアー駒木さんについてご紹介いたします。

ヴィンテージギター販売からそのキャリアをスタートさせ、雑誌掲載用等のオーダーメイド製作、講師業務、店頭でのリペア業務等を経て、現在では楽器開発から海外ギター工場での技術指導までを手がけている。アメリカ・スウェーデンのアーティストから、スペインの伝統的なギター製作現場まで高い信頼を得る国際派技術者。エレクトリックギター・ベース、アコースティックギターの入門書や、メンテナンスDVDへの出演、ラジオ「SAME'SBAR」への出演等、その活動の場を更に広げている、現島村楽器ギターリペア工房の工房長でございます!

「絶対」に音が良くなる??

はい、本題はここから
「絶対」にって言うけど、どんな調整をするの?という話になってくると思います。
去年に引き続き、またこの「調整」が見られるのは担当としてもとても光栄な事でした(しみじみ)
弦高調整もネックの反りもオクターブチューニングも一括りに「調整」ですが、今回もそんな次元ではありませんでした!!
正直、すごすぎて一部始終を取り損ねるくらい見入ってしまう事もしばしば…(本当すみません)
ですが!その為のレポートなので!頑張ってお伝えします!

どんな事をやったの?

まず最初に今回、写真にご協力頂きました吉岡さん、香取さん、田邊さん誠にありがとうございます。では最初に、吉岡さんの調整からです!!
そして、今回のキーワードは「倍音」「振動」
ではいきましょう!!

まずは、吉岡さんのギターからmomoseのジャズマスターを去年に引き続きお持ちいただきました!年一回の駒木さんによる定期調整って贅沢ですね!(羨ましい)
ということで始まった調整会
駒木さん「おっ!去年よりブリッジ側が鳴ってきましたねぇ~、でもほらここが鳴ってないでしょ?」
と、吉岡さんに触ってもらうと
吉岡さん「た、たしかに…」
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駒木さん「じゃあ今日は鳴り過ぎているところと、鳴らないところを調節しようか。」

庄子「・・・?出来るんですか?」

駒木さん「出来ますよ。だいたいどのくらい締めればこのくらい音が出てくるってわかります。」

そして、駒木さんはピックガードのネジを回し始め………    パキッ
あまりの音の鳴りようでビックリしましたが、駒木さん曰く「寒くて木が縮こまっていた証拠です。これでまず振動を十分に伝えることが出来ます」

なるほど~と頷くしかありませんでした。

振動の調節をして、去年に引き続きアンプから鳴らすと・・・

ジャーーーーン~~~~~~~~~~~~~~~~~!

待ってました!という感じでニヤニヤが止まらない吉岡さん
用意したアンプ(JC120)に繋ぎ、Volが1なだけで店全体に響き渡るギターの音。
流石でした。

弦振動のバランスによる「倍音」を調整すればわざわざアンプの出力に頼らずにギター本来のポテンシャルで勝負できることを
再確認出来ました!

次は、トークショーのレポートを致します!

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話して頂いた内容は本当にここだけの話ばかりであまり公表できないオフレコな話題ばかりでしたが
何とか伝えます・・・!

まず、話して頂いた内容は
・ルシアー駒木とは
・買付会場での話
・各買い付けフェア商材の秘話
・Jimmy Wallaceについて
・「良い音」について
・倍音について

写真は駒木さんが過去にスタッフとして参加した某テレビ番組のPASSです
リペアマンの「調整」はプロの現場では1分を争う時間の中でやらなければいけないという過酷さを話して頂きました。
買付会場では島村楽器がどのように各地で商材を買っているかや、そこでの駒木さんの仕事など話して頂きました。
想像もつかないような面白い話ばかりで、店頭に並べていた買付品の紹介も交え、より集めた商品がヤバい物だったと痛感しながら聞いておりました。
ここから良い音についての解説がありました。
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よく言われる「固い音」「太い音」を言い換えると「キラキラした音」であったり「温かい音」です
これはピックアップが「出している音」ではなく、ピックアップが「拾っている音」であると
これにより、発生するのが相性であり好みである。固い音を連想するのはメイプル指板のストラトキャスター、太い音を連想するのがレスポール。
じゃあ、ストラトにレスポールのピックアップを載せたらレスポールになるのか?違いますよね。出しているのは本体であって、その音域や倍音を拾うのがピックアップだと。

概要とすればこんな感じでした!
これ以上は詳しく文章に起こすのが難しい為、より聞きたい方は南大沢店かこのようなイベントにお越しください!

さぁ、調整会に戻ります!

次のお客様は、Sugiをお持ちの田邉さんです!前回はSadwskyをお持ちいただきましたが今回はSugiです!!!!!!!!
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駒木さん「良い楽器をお持ちですね!Sugiは木の素材を活かしたギターやベースを作るメーカーなので良さは一発で分かります。でも、だからこそ調整をしなければいけないんです。材の良さを存分に使っているからこそ、狂いだしたら止まらないんです」

なるほど。実は自分もSugiのギターを使っているので、この話には興味津々。

駒木さん「開放弦で聴くと良くわかります」

5弦  ボーン
4弦  ボーン
3弦    ボーン
2弦    ボーン
1弦  ボーン

3弦の抜けと2弦の音量が少し違う!!!?

良く聞くと分かるものなんですね・・・

そして駒木さん
ネックを外し温度変化によって形状が少し変わったボディ接地面を見て
駒木さん「削りましょうか   スッ」
と、極小サイズの鉋(カンナ)を取り出し削りました。0.何㎜の世界のお話・・・
これで接地面がピッタリになりました。
そしておもむろに

カラン カラン カラン カラン

裏のネックを止めているネジを鳴らし始めました。
手持ち無沙汰になったのかと思い聞いてみると

駒木さん「ほら、少し音違うでしょ?だから同じ音か聞いて、それによって止める位置も変えた方が良いからさ」

暇しているわけじゃありませんでした。そんなところまで考えたことも無かったです。

そして調整が終わり、小型のアンペグ(BA-108V2)で音を鳴らすと

ドゥ~~~~~~~~~~~ン

敢えて例えるなら「地鳴り」でした。田邉さんもこれには流石にビックリしていました。
もうエフェクターが要らないくらいの低音と音の芯。
駒木さん「これがSugiのベースです」
田邉さんも自分も一瞬で惚れました

最後はCrewsのレスポールを持っている香取さん
お悩みがあるそうで「買ってから一回もメンテナンスしてないんですけど大丈夫でしょうか・・・」
駒木さん「これはやばいなー(笑)でも大丈夫です!任せて下さい!」

頼もしすぎる言葉ですね
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まずは、ブリッジの高さを変えて丁度良いテンション(張り)まで持って行きます
それから、次に行ったのはネック部分のネジ穴を少し拡張して振動を伝わりやすくする
そして最後に弦の巻き数を変える

弦の巻き数を変える??
ここまでくると驚きませんがすごく基本的なところだったので、呆気にとられていました。
こんな凄腕リペアマンの「弦交換」とはどんなものなのだろうかと見ていると
3巻きから2巻きくらいにしている?何故?と聞くと

駒木さん「これはヘッドとの角度が平行になる様にしているんです。だからこのギターの場合だとその巻き数くらいで今は丁度良くて、一概に全て2巻きとは言えないからそこは気を付けてくださいね!」

ここも、全く気にしたことがなかった場所ですね。良い勉強になりました!

調整が終わり香取さんが「最近、ギターを弾いてなかったんですけど、また弾きたくなりました!」と嬉しいお言葉を頂きました!

最後に

今回も素晴らしい技術を見せて下さったルシアー駒木さん
去年も言いましたが、「たかが調整、されど調整。」
先入観だけで「調整でしょ?」と思う方も多いかもしれませんが、そうゆう方にこそ一度ご参加いただきたいと強く思います!
南大沢店でこの機会がまたあれば是非是非逃さないよう!要チェックです!!!
Sugiだいじょうぶかなーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!

記事に掲載されている情報は、掲載時点の情報です。イベント情報、商品情報、在庫状況など、掲載時点以降に変更になっている場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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