ルシアー駒木の「絶対」音が良くなる調整会レポート!

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皆さんこんにちは!最近の悩みは喉がすごく乾くこと。ギター担当の庄子です!!
今回は!あの凄腕リペアマンのルシアー駒木による「絶対」音が良くなる調整会のレポートをしたいと思います!

ルシアー駒木ってどんな人?

まずは、今回調整会に来て頂いたルシアー駒木さんについてご紹介いたします。

ヴィンテージギター販売からそのキャリアをスタートさせ、雑誌掲載用等のオーダーメイド製作、講師業務、店頭でのリペア業務等を経て、現在では楽器開発から海外ギター工場での技術指導までを手がけている。アメリカ・スウェーデンのアーティストから、スペインの伝統的なギター製作現場まで高い信頼を得る国際派技術者。エレクトリックギター・ベース、アコースティックギターの入門書や、メンテナンスDVDへの出演、ラジオ「SAME'SBAR」への出演等、その活動の場を更に広げている、現島村楽器ギターリペア工房の工房長でございます!

「絶対」に音が良くなる??

はい、本題はここから
「絶対」にって言うけど、どんな調整をするの?という話になってくると思います。
皆さんの想像上では「調整」といわれると思いつくのは弦高調整?ネックの反り?オクターブチューニング?等々あると思いますが、もうそんな次元ではありません!!
1枠30分であんなことやこんなことまで…まさしく、目から鱗の技でみるみる変わっていくギターやベースにお客様も担当も開いた口が塞がりませんでした。

どんな事をやったの?

まず最初に今回、写真にご協力頂きました宮田さん、吉岡さん、関さん誠にありがとうございます。では最初に、宮田さんの調整からです!!
そして、今回のキーワードは「チューニング」「倍音」「サスティーン」
ではいきましょう!!

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こちら宮田さんのエレキギターはKillerのエクスプローダーとなっております!
このギターのお悩みを聞いてみた所「ハイゲイン系のアンプやJCでは使える音になるが、Fenderのアンプでは使い物にならない」という悩みでした。
その悩みを聞いた駒木さん。「お任せください。」担当庄子驚きを隠せませんでした。
合わないアンプがあるのは仕方がない事では?と思っていた矢先のその言葉。そして、ネックを外し接地面の高さを調べ、ほんのミリ単位の高さのズレを直すと「極小の鉋(かんな)」でシャッシャッと削りズレを修正
この時点で、見ている我々はすごすぎて笑いが止まらなくなってきました。

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次にヘッドに移りネジを締めなおし…と、締めなおす事で何の効果を得られるのか聞いたところ、「ギター全体で鳴らせるんです」と仰っていました。何を言っているのだろうと思いましたが、鳴らしてみると差は歴然。ネックに振動が伝わっている
マジックかの如く、ブリッジの方も同じように調整。気づいた頃にはこれまたびっくり。均一にギターが鳴っているではありませんか。
何故このようになったのか聞いたところ

「チューナーでチューニングする時に6弦のEの音に合わせようとした時に、一瞬GやAになったりする時があるでしょ?それはごく普通のことではなくて、倍音によって他の音が勝ってしまっている状態なんです。要するにこれは均一ではないことを示しているので全体の振動を調整して倍音がより良い深みに変えているんです!」

な…なるほど…勉強になります(汗)

頭で頑張って整理している担当庄子。

「聴いた方が早いですね(笑)」とルシアー

調整し終わったギターを鳴らしたところ…

ジャーーーーン~~~~~~~~~~~~~~~~~!

生音が…全然違う!!!?というかサスティーンが半端なく伸びる!!
これには本当にビックリしました。
全体に広がるまとまった音と明らかに調整前とは違う音量。用意したアンプ(JC120)に繋いだらVolを全然上げなくても店全体に響き渡るギターの音。
圧巻でした。
そして悩みとなっていた「Fenderのアンプ」との相性を確かめてみると…優しくも芯のある甘い音が鳴りました。

庄子・宮田さん「うおおおおーーー!!!」とまぁ、お客様と一緒に感動してしまいました(笑)

何故合わなかったのか。これも、弦振動のバランスによる「倍音」のせいだったようです。ギターは奥が深いですね…

次に、調整を受けたのは吉岡さんです

吉岡さんにお持ちいただいたギターはmomoseのジャズマスター!お洒落でかっこいいです!
お悩みはというと「どこが悪いとかそうゆうのも分からないんで、とにかく見てほしい!」とのことでした。
吉岡さんの悩みを応えるべく、駒木さんも早速調整に入ります。
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ネックを外し宮田さんの時にも行った鉋で削り…ここでルシアー。ピックガードのネジを緩めては締めて、緩めては締めて。何をやっているのか聞くと

「木は季節によって膨張と収縮を繰り返すのでこうやってたまにやってあげるとボディにちゃんと弦振動が伝わるようになるんですよ」

なるほどなるほど。。。

ここまで来ると「すごい」という言葉では表せない感情に襲われてきます(笑)

みるみるうちに変貌を遂げていくジャズマスター。吉岡さんもニヤニヤが止まらなくなっていました
これまた、アンプに繋いで弾いたらもう…僕も聴いたことがないくらいジャズマスターのサスティーン。ジャズマスターってこんなに音が伸びたか???????と自分の価値観を覆されました。
吉岡さん。ここまで来ると終始笑いっぱなしでした。わかります。僕も終始笑っていました

だってすごいんですもん。(笑)

吉岡さんから「ずっと弾いていたくなるくらい変わりました!早くバンド練がしたい!」との言葉を頂きました
自然と練習したくなる楽器ってなかなか無いと思うんですが、そうしてしまうルシアー。すごいです。

最後に関さんの調整です!
今回、ベースを持ってきてくださいました!
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関さんのベースはFenderJapanのジャズベース。ナチュラルでかわいいベースですね!

関さんのお悩みは「中古で古いベースなんですけど、良い音になりますか?」
ルシアー、1音弾いて一言「任せてください!」

頼もしすぎる言葉ですね

宮田さん、吉岡さんと同様どんどん調整を進めていき…
最後に、ピックアップを下げて…ん??ピックアップを下げる??

ピックアップを下げたら音量が小さくなるのでは?と質問したところ

「ピックアップが近いと、音量は確かにあがるんだけどサスティーンは伸びなくなっちゃうんですよ。ここまで鳴るようになるとサスティーンが無いのはもったいない!しかも、鳴るから音量も十分稼げるので下げる方がベースやギターは活きてくるんです!
あの音量の大きさの真相はここにあったのかと、またもや感動しました。
そして、豆知識としてネックの反りを防ぐ方法等をご教授頂きました。その辺はまた後々公開していきます(フッフッフッ)

関さんから「もっとかわいがってあげたくなりました!」との言葉を頂きました
大切な楽器を今以上に大切にもっと好きにさせてしまうルシアー。流石です!

最後に

たかが調整、されど調整。相棒の本当の力を発揮させる為の「調整」なんだなと実感を通り越して痛感!激感動!
南大沢店でこの機会がまたあれば是非是非逃さないよう!要チェックです!!!
僕のギターも調整してほしい!!!!!!!!!!!!!!

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