ねえ、知ってた?「改めて聞きたい管楽器のお手入れ」その③

リペアマン目線の知ってもらいたい!管楽器のセルフメンテナンスをご案内いたします

ご覧頂き誠に有難うございます。幕張新都心店で管楽器テクニカルアドバイザーをしております、齊賀(さいが)と申します。

私自身学生時代、自分で自分の楽器を直せたらいいな、と夢見てこの職種まで行きついてしまった訳ですが(笑)きっと皆さまも自分の楽器の調子が自分で知りたいと思って下さるはず!との思いでセルフメンテナンス(=自分でできるお手入れ)についてお話していきたいと思います。

勿論定期的にリペアに出す、というのは前提ではございますが自分の楽器についてよく知るという点でもぜひご活用いただければと思います。

どうぞお付き合いくださいませ。

ねえ、知ってた?「改めて聞きたい管楽器のお手入れ」

お題【保証のおはなし】

今回は番外編の管楽器の保証のおはなし編です。

管楽器をいざ購入!の時に必ず説明があるメーカー保証のはなし。


チェックポイントは3つ!

①メーカーの保証は工場出荷時の品質を保証するもの

メーカー保証付いてますよ!とさらっと言っても一体どこまで…?

どんな修理でも1年間直し放題!というわけではないのです。

各メーカーによって多少線引きの違いはありますが、イメージとしては『出荷時の品質』を保証するものと思って頂ければと思います。

例えば、キイの溶接が不十分でいきなり取れてしまった!などは無償修理や交換対象になることが多いです。

これは楽器を作る段階=出荷時の問題にあたるので、保証範囲内になります。

使用することによって生じるパーツの摩耗やキイバランスの崩れは保証には含まれません。

※あくまでもケースバイケースのため、少しでも疑問があればお問い合わせをおすすめします。

②木製楽器の割れについて

グラナディラという管楽器特有の黒い木材から出来ているクラリネットやオーボエ、ピッコロなどは管体のひび割れが保証規定に組み込まれています。

ヤマハの場合は1年、ひび割れに関しては無償修理対応となります。

木製楽器をお使いになる方はぜひこの項目にも注意が必要です。

③保証書は楽器とセット

管楽器の保証書はシリアル(製造番号)の記載があり、重複して発行されたりしない様に厳重に管理されています。

もちろん保証修理は保証書がなくては受けられません。

おすすめは、常にケースの中に保管しておくことです。頻繁につかうものでないからこそ、しっかり管理しておかねばですね。

おさらい☝

①保証は出荷時の楽器の品質を保証するもの

②木製楽器は割れに注意

③保証書はなくしては意味がない

いかがでしょうか?

楽器も十人十色。ご自身の楽器に合わせた診断はぜひお店までお持ちいただいて、定期点検の受診をおすすめいたします!

ご不明な点はお気軽にお問い合わせくださいませ。

楽しく楽器を吹けますよう、心をこめてお手伝いいたします!

記事を書いている中のひと

管楽器テクニカルアドバイザー 斉賀(さいが)

吹奏楽部での担当楽器:クラリネット

リペアの道へ進み、学校販売として小学校バンドから一般楽団までサポートの経験を経て幕張新都心店にて管楽器テクニカルアドバイザーをしております。

管楽器の他に打楽器、鍵盤ハーモニカやアコーディオンの修理の経験がありホームセンターめぐりが趣味になりつつあります。修理を通じて楽器に携わる人のお手伝いができたらと思います。

島村楽器 幕張新都心店ホームページ上で毎月稼働日を掲載しております!ご来店の際にご活用ください

記事に掲載されている情報は、掲載時点の情報です。イベント情報、商品情報、在庫状況など、掲載時点以降に変更になっている場合もありますので、あらかじめご了承ください。

コメントを書く

必ずお読みください

  • コメントを送信すると、名前・本文に入力した内容がこのページ上に表示され、どなたからでも見える状態となります。
  • 不特定多数の方が閲覧する可能性がありますので、電話番号・メールアドレス等の個人情報は書き込まないようご注意ください。
  • 個人の特定につながる内容が記載されている場合はコメントを削除させていただきます。その他コメントガイドラインについてはこちらをご覧ください。(新規タブで開きます)
  • HTMLは使用できません。