ギター担当林のGibsonファクトリーツアーレポート!~Gibson Custom編~

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皆さんこんにちは!ギター担当林です!長かったGibsonファクトリーツアーレポートも今回でラストです!お待ちかね!Gibson Custom編です!工場見学から選定、買い付けまでレポートしていきます!では早速!

Gibson Custom

通称ギブソン・カスタム・ショップと言われており、Gibsonの中でも最高峰のギターを作っています。1959年レスポールなど当時のギターを再現したモデルやコレクターズチョイスなど高額ですが、音、弾きやすさ、外観の全てにおいて最高ランクのギターを製作しています。

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Gibson Customのトレーラーです!これにギターをのせて全米のギターショーやイベントに出展しています!
外観の写真は撮り忘れてしまいましたが、USAの工場よりは小さい規模でした。何故かはブログを読んで頂ければ分かります!

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エントランスには57レスポール・ゴールドトップや独創的なギターが飾ってあります。

早速工場内へ!

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倉庫内を抜けて工場へ!

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まずはこちらの木材置き場から。何やら数字が書いてあります。

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こちらのマホガニー板は8.7ポンドという意味です。重さや木目を選別し、どのギターを作るか決めています。例えば、8ポンド以上はウェイト・リリーフ加工を行うヒストリック・シリーズではないレスポール・カスタム等のモデルに、8ポンド以下は1959年レスポールなどヒストリック・シリーズに回されます。ニーズに答えるためにしっかりと重さを量っています。

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こちらの写真はキルトメイプルのトップ板です。とても綺麗な木目です!この様な高級材が使えるのもカスタム・ショップの特徴の1つです。あまり木目が出ていない物はゴールドトップ、プレーン・トップなどに回され、木目の良い物は1959年レスポールやカスタム・オーダー品に回されます。

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ウェイト・リリーフも各シリーズによって違います。機械も使用しますが、職人による手作業が多いため非常に作りが丁寧になっています。ヒストリック・シリーズのザグリはワイヤリングの通り道のみになります。
Gibson USAでは1日におよそ550本製作可能なのに比べ、Gibson Customでは1日平均56本程度の製作です。手が込んでいるのも頷けます。

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これはプレスマシン。マホガニーとメイプルを接着しています。

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こちらは木材の切断を行うマシンです。USAと同じマシンを使用しています。

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接着済みのボディ達がズラリ。中には試作段階の物もありました。コレクターズチョイス・シリーズはオーナーだった人物の名前が付けられています。
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ここで工場案内をして頂いたトレード・チャネル・サポート・マネージャーのトム・ファール氏によるクイズが!
この2種類のヘッドの突板どのモデルの物か分かるでしょうか?黒い方は皆さんも良く見たことがあると思います。所謂レスポールのヘッドの突板ですよね!

白い方は私も初めて見ましたが、なんとコチラは黒く塗装されます!

実は、これらは素材が違い、使用されているモデルも違います。黒い方はファイバー製でヒストリック・シリーズ以外に使用します。白い方は、ホリーウッド・ベニアと呼ばれ、ヒスコレ(Historic Collection)各種、54、57年レスポール・カスタムに使われています。当時この木を使っていたため同じ材質と手法で製作しているんですね。驚いたのは音による違いは無い事です。しかも黒く塗ってしまえば見分けが付きません。見えない部分へのこだわり。カスタム・ショップの凄さを改めて感じました!
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指板セクション。奥で作業している所を見てみると、、、
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こちらなんだか分かりますでしょうか?答えはサイドポジションドットです!原料は何か分からなかったのですが、実は埋め込んでいるんです!
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こちらがドットを埋め込み済みのネックです。言われてみないと中々気付かない部分ですが、ここもこだわってます。
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ここではネック加工を行っています。こちらもUSAと同じマシンです。
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ボディのカーブを作っていきます。トゥルー・ヒストリックやコレクターズチョイスは、バインディング接着後に再度マシンに投入します。かなりゆっくり削っていき、精密に切削していきます。ヴィンテージ・リイシューのオーナー達はボディ・トップのカーブにこだわりがあるので、ここではあえて全工程をマシンで行っています。手作業では個体差が出てしまうためです。
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こちらはバインディング。トップとバックを分けて行っており、かなり時間をかけて作っています。
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ここではピックアップやノブなどトップにパーツ用の穴を空けています。
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ビフォーアフターです。左のギターを見れば分かるようにネックとボディの接続部分がしっかりと入っています。ピックアップ部分のザグリを入れた後もしっかり残っているのが見て取れます。
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いよいよ塗装です!この看板にはシリーズの違いをテープのカラーで選別しています。ボディ・バックは、この部屋の中で着色しています。
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こちらが着色した後です。当時と同じ染料、工程というこだわりです。
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左側がチューブ無しのトラスロッド。右がチューブ有りのトラスロッドです。チューブ無しは当時仕様の再現のため、ヒストリック・シリーズに使用されています。
USA製はチューブ有りのトラスロッドです。
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トラスロッドをセッティングするとこんな感じ。しかし、凄いバリトラネックですね!
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指板のバインディングです。上がバインディング済み。ここから手作業で削ってフレットと指板の形に合わせていきます。これは手作業でしかできない作業です。
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そしてファイナル・アッセンブリー。
カスタム・ショップの作りの良さが分かる工場見学となりました。私自身知らない事だらけでしたので、非常に勉強になりました!ブログで分かりづらい箇所などあればいつでも店頭でご質問ください!

番外編!

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私林も大好きなモデルファイヤーバードの登場です!レスポールよりも板の接着や加工が多いためあまり作りたくないとおっしゃっていました!(もちろんアメリカンジョークです!笑)

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これはなんと工場がカラマズーにあった時代から使われているマシンです!カーブドトップを作るためのマシンです。歴史を感じるマシンですね!

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フルアコの中身です!こちらも全て手作業です。

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Gibson創世記から作り続けているマンドリン。歴史を感じます。

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これはマンドリンのボディのカーブを作る型です。
さて、番外編もここまで!まだ終わりません!次は買い付け編です!

買い付け編!

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お待ちかね買い付け編です!上の写真のギターから選びました!(正確にはもっとありました!)この中から私林が選定した1本はコチラ!

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トム・ファール氏も太鼓判!True Historic 1959 Les Paulです!

こちらも要チェックでお願い致します!

ご購読ありがとうございます!

さて、長きに渡るGibsonブログも今回で終了です。全て読んで頂いた方本当にありがとうございます!(こんな長いブログを、、、感謝感激です!)是非読んだ感想をお店に来て聞かせて頂けると幸いです。今後も様々な情報を発信していきますので、是非シマブロ前橋をブックマークして下さい!それではまた違う記事で会いましょう!本当にありがとうございます!

前橋店 ギター・ベース・ドラム担当 林 慶一郎

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