夢のオールローズ一枚板ギターが降臨!

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2017年1月のCITES改定により非常に希少な存在となってしまったインディアンローズウッド。そちらに着目し、以前より木材の魅力について連載されていたデジマートコラム「木材・知られざるトーンウッドの世界」内の企画として”昭和の大盤ローズウッド一枚板でエレキギターを製作する”という企画が始まりました。木材の提供はFINEWOOD、製造を担当したのはミーナ町田店とも縁の深いY.O.S.ギター工房です。
製作の経緯はここには書ききれないためデジマートマガジンの下記コラム

やYOSギター工房の製作ブログ

をご覧頂くとして、そのギターがなんとミーナ町田店に入荷いたしました!

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YOSギター工房代表:吉田氏とも懇意にさせて頂いております、エレキギター担当:石田が木材業者、ギター製作家とはまた違った目線で、いちプレイヤーとしてこのギターの魅力に触れていきたいと思います。

まずケースを開けて飛び込む見事なトップ杢!

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言われなければこの木がローズウッドだとはまず思わないでしょう。何と言ってもガッツリフィギュアが入ったこの表情がローズと認識させてくれません。。。大盤のローズの為ところどころこのように変わった杢が出ていたようです。
そして手に持ったらまずチューニングしますがこのペグに注目!

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ゴトー製の新製品、フィンガーロックタイプのMG-Tです。このペグ、なんと通常のクルーソンタイプよりも高精度なだけではなく軽量ということで吉田氏のこだわりポイントその①ですね。ネック材がローズウッド(+チタン製サポートバー搭載)ということで安定している為一瞬でチューニングが完了します。

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真っ黒なローズ指板にポジションマークも見やすく入れられています。

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抱えたときには4.2kgの重量感はもうほぼ感じません。それぐらいネックとボディの重量バランスが優れているのでしょう。
そして艶めかしさすら感じる官能のアームコンター&ウエストコンター

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トラディショナルな雰囲気を失わずに演奏性を高める素晴らしい加工です。
いよいよプラグイン!の前にジャックプレートにも。

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トラブルの少ないESP製のジャックプレートを採用しています。この辺りは吉田氏のリペアマンとしての経験が活かされていますね。

実際のサウンドについて触れていきましょう。
オーソドックスな3シングル、5ウェイセレクター、1ボリューム1トーンのストラトタイプのハードウェアを採用していますがプラグインして出てきたサウンドはもう別物。ミーナ町田店ではシングルサイズハムを搭載したストラトタイプの試奏用ギターがあるのですがそれと比べても明らかに今回のTetraの方がパワフル!ちなみにピックアップはYOSギター工房オリジナルモデルを搭載しています。

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しかし以前このピックアップを搭載した別のギターを弾いていますがその時はビンテージタイプのマイルドな出力のモデルという印象でした。ローズウッドという木材のもつポテンシャルがハムバッカーと錯覚させるほどのパワフルさを生み出しているのだと思います。
サスティーンも非常に長く、ずっとなり続けるのではないかと思うほど。ですがかなりのローセッティングに仕上げられています。

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ブリッジは伝統的な6点止めタイプ。2点止めタイプの方がチューニングの狂いなどは有利ですがサウンドではやはり6点止め。YOSほどの精度で作られているギターであれば6点止めでも演奏性には全く支障がありません。
そして同じく弦の延長上にあるのでトラスロッドのホイールアジャスト。

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そもそも調整することはほぼないと思いますがいつでもそのままのセッティングでメンテナンスできるのは安心感があります。
演奏性にかかわる部分として次はフレット。

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フリーダム製のステンレスフレットを有効幅を多くとったビンテージタイプの仕上げで搭載しています。角を丸めた処理のものもありますが、弦落ちなどの原因にもなるのでプレイヤビリティ的にはこのタイプが個人的には好みです。ナットも非常に美しく仕上げられています。

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チューニングの安定度はもちろん、開放弦と押弦のバランス、サスティーンなど様々な影響を及ぼすナットのクオリティ。最高峰の出来栄えだと思います。そしてヘッドに取り付けられた-HATA-製SUS304ストリングガイド。

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非常に地味なパーツなので取り換えたことがある方にしか伝わらないと思いますが、チューニングの安定度、サスティーン、テンション感すべて変わります。弾き心地に関しては正直好みが分かれると思いますがトレモロ非搭載モデルでもはっきりと変わるSUS304ストリングガイドのチューニング精度はぜひ一度体感して頂きたいところです。
そして同じく-HATA-製のこちらのノブ類

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工房オリジナルのダブルアルマイトで仕上げられたこれらのノブは上品なルックスだけでなくシビアな操作も可能とします。指への食いつきは一度体感したら別のノブは使えないだろう、というほどです。
バック面も非常に美しく仕上げられています。

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トップのフィギュアは派手さを感じるものでしたがバックの縮杢や節目なども木フェチにはたまらない萌えポイント。

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ピックガードやバックパネルはメイプルとのラミネートで作られ、サテン塗装で仕上げられています。

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全体的に比重の高いローズウッドで作られているのにそこまで硬さを感じないサウンドに仕上がっているのはこういったウッドパーツによる貢献も大きいと思います。

続きは店頭で体感してください。

完成後デジマートショップでの販売、菊川ハンドメイドギターショーでの展示を経てミーナ町田店にやってきた今回の”Tetra All Rosewood"。実際に音を出してお試しいただけるのは初めてです。ぜひ実際に店頭にてその魅力をお試しください。
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<お問い合わせ>

島村楽器 ミーナ町田店 Tel:042-710-6088 担当:石田

記事に掲載されている情報は、掲載時点の情報です。イベント情報、商品情報、在庫状況など、掲載時点以降に変更になっている場合もありますので、あらかじめご了承ください。

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