サックス講座⑭演奏後のお掃除を再確認
こんにちは!
コロナの影響で自粛生活となり、旅行もいけないのでなんだか寂しい日々になっていますね…
今後も感染拡大しないように気を付けていきましょう!
さて、今回のブログ内容は…
演奏後のお掃除ルーティン!
この時期は自宅で過ごす時間が増えてきましたよね、おうち時間というワードも話題になりました。
そんなおうち時間は普段のお手入れの見直しに最適です!
今回はサックスのクリーニングや日頃のお手入れを製品と一緒にご紹介していきますので最後までご覧ください(^^♪
長持ちに大切なのは【毎日クリーニング】
楽器演奏後の掃除、きちんと行っていますか?クリーニングせずに閉まってしまうとタンポ等の寿命が短くなってしまうので、しっかり行っていきましょう!
やり方と使うもの
①『クリーニングスワブ』で管体内の水分を拭きとる
まず初めにスワブを使って管体の水分を拭きとります。
今回使用するスワブはこちら
サックス用のものとSサイズのスワブです。
こちらの重りがあるほうをベルから入れて反対側から出します。
交互にひもを引っ張って中の水分をふき取ります。
抜くときは必ずベルから抜いてください、つまり防止です!
スワブは写真の様に、各楽器に合わせたものがありますので、確認して購入して下さい。
上記ではネックはSサイズ・本体はサックス専用の物を使用しました。これは両サイドに紐が付いているのでとても便利です(^^)
サックス用は他にも少ない回数でしっかり拭ききれるモンスタースワブもあります☆
各楽器に合わせたスワブもあり、例えばソプラノサックス用やバリトンサックス用、ファゴット用など、各楽器に合わせて発売されています。
ちなみにフルートはインナークロスを使用しますが、反射板に直接ロッドが当たらない様に作られているクロスもございますので是非お試しください!!
②『クリーニングペーパー』でタンポの水分をふき取る
続いて気になる箇所をクリーニングペーパーで挟んで、スワブで吹ききれなかったタンポの水分をとっていきます。
こちらは全てクリーニングペーパーなのでお好きなのもで大丈夫です!
こちらをトーンホールとタンポの間に挟んで使います。
何度かキーを押してパタパタさせて、水分がつかなくなったら完了です。
クリーニングペーパーを抜くときは必ずキーを上げた状態で抜いてくださいね!
木管楽器はキーをふさぐために、タンポと言う革製のクッションを使っています。
このタンポは消耗していく部品ではありますが、日頃のお手入れで寿命を延ばす事が出来ます!
クリーニングペーパーは枚数や大きさによって価格は違いますが使い方はどのメーカーでも変わりません。
紙だと破れてしまいそう…なんて方にはセルマーなどから出ている吸水シートがおススメ。
これは簡単に言うと何度も繰り返し使えるクリーニングペーパーです。
1枚持っていれば、いつでもどこでも吸水出来て、ゴミの心配もいりません!
③『タオルやティッシュ』でコルクグリスを拭きとって!
最後はコルク部分のお手入れです!
サックスやクラリネットは組み立てる時に滑りをよくするためにグリスを塗布します。
こちらは3種類ありますが、指で塗るタイプ・リップタイプ・ジェルタイプになっています。
好みで選んでいただいて構いませんが、一番人気は汚れずに使用できるリップタイプです!
演奏時に塗る機会が多いグリスですが、拭き取らずにケースに入れると、ケース内が汚れたりコルクが汚くなってしまいます。
コルクが痩せてしまうと、組み立てた時にきちんと固定されず、演奏に支障が出ることがあります。
それを防ぐためにグリスを塗ったらふき取っておきましょう!
最後に全体をクロスで拭ききったら終了です!
いかがでしたか?
この手順や必要な物は各メーカーHPでもご確認できますので、わからなくなってしまった際はぜひ見てみて下さい(^^)
こんなときはどうするの?対処法をお伝えします!
ネックにスワブが詰まってしまいました…どうすれば…
無理に抜くと悪化してしまうのでそのままリペアを行なっている店舗にお持ちください。
またつまらない様気を付けながら使用して頂き、布を開いてから使用するようにして下さいね(^^)
同じタンポが何度もくっついてしまう
演奏しない時にずっとしまっているクローズドキーによくある現象です。
この場合はパットガードと言う製品がおススメです!
サックスのタンポは特にくっつきやすいので、毎日の掃除でクリーニングペーパーを使用していてもおきてしまいます。
パウダーペーパーの使用も良いですが、パットガードは直接タンポに塗るので効果が長続きします。
私自身も使っているのですが、容量も沢山なのでなかなか減りません!ぜひお試しください(^^)/
まとめ
大切な楽器を長く使っていくために、普段から出来るメンテナンスはしっかり確認していきましょう!
壊れてしまっては費用がかさんでしまいます…
楽器に何か支障が起きる前の対策はとても大切なのです!
これからも付き合っていく楽器を、普段の取り扱いから見直していきましょう!
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