【特集ページ】ヨーロッパ買い付け・バロックバイオリン販売!~関西でお探しの方はお任せください!~

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皆さん、こんにちは!バイオリン担当の土川です。

皆様は「バロックバイオリン」というものはご存知でしょうか?
バロックバイオリンとは、人により定義は様々ですが、バロック時代に製作されモダン・ヴァイオリンに改造されていないもの、又は現代におけるそれらの複製、もしくは古い楽器をバロック様式に改造あるいは再改造したもののいずれかを指します。
バロック時代の音楽は、「王様のための音楽」という風潮があり、あまり広い場所で演奏することもなかったので、音量は必要とされてはいませんでした。ですが、時代は変わり、古典派音楽の時代になったとき、市民も音楽を楽しむようになり、広い会場等で演奏する機会が増え、音量が必要になったことから、それまでのバイオリンは音量を上げるために改造されていきました。それが今のバイオリンの形です。
バロックバイオリンは今の形に改造される前のバイオリン本来の姿ということですね。

バロックバイオリン買い付け

先日、私が普段から仲良くさせて頂いているT様から「バロックバイオリンが欲しい!」とご相談を受けました。

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あれは良く晴れた桜が舞い散るきれいな春の夕暮れだった
いつものようにT様はふらっと店に顔を出してくれ、ひとこと言った
『バロックやねん』
きっと私は仲間を呼ぶ烏のように口を開けて間抜けな顔をしていたに違いない。
バロックバイオリン。それは旧時代の遺産『ヘリテージ』である。
そんな時代の遺物がT様の希望に応えられるほどの状態で残っているとは私にはとても思えなかった。
もちろん新作の現代に作られたバロックバイオリンは存在する。
だがしかしT様の要望はいつも私の斜め上をいく。
とても新品でご満足いただけるとは思えない。

少し間をおいてT様は、まるでお気に入りの喫茶店で少しだけ残ったブルーマウンテンを軽く飲み干すかのように言った。
『あの時代の空気を感じたいねん』

きたか。
つばを飲み込む音が店内に響き渡った。
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私はそれから奔走を繰り返した。
こういった難題が降り注いだとき必ず頼りにする男がいる

『マイスター』
島村楽器が誇るバイオリンマイスターの資格を持つ男、茂木謙。
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バイオリンについて私が投げかけた質問に答えられなかったことはないと記憶している。

『マイスター、バロックバイオリンの件でご相談が・・・』

マイスターは一言だけ発した
『道はヨーロッパへ』

ヨーロッパ。
そう島村楽器は毎年二回ヨーロッパ現地の工房を直接周り、バイオリンの買い付けを行っている。
そこでの出会いにかけるそうだ。
新品のラルフローレンのシャツに袖を通すような安心感を感じた。




ベルが鳴る。それは雷鳴のようにも、あるいはわが子の鳴き声のようにも感じた。
予感の通り電話の主はマイスターだった。
『パリには素敵な女性が多いね』
私は首を傾げた。
そして刹那理解した。
『マイスターはパリで素敵な女性を見つけたという事ですね?』

そう、彼は出会ったのだ。
バロックバイオリンに。

三世紀の時を超え東洋の熟年の職人の手にその『素敵な女性』は渡った。




そして、時は流れ



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ドーン。
ついにバロックバイオリンが。

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鑑定書によると、『1766年にオーストリアで製作されたものです』みたいなことが書いてあるらしい。
オーラを感じます。

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バロック弓はお客様の要望に合わせ、弓の権威「ラファン」にオーダー。

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さあ、いよいよお客様にお渡しのときです。

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イエェーイ!!
大変喜んでいただけました!!

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最高のものが手に入り、満面の笑みです。
私も感無量です。

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※このお話は、ほぼノンフィクションです。

あなたのお気に入りの1本を当店で!

当店では、あなたの「こんなものが欲しい!」「真剣に楽器を選びたい!」というご要望を可能な限りお応えいたします!
ぜひご相談ください!!
ご来店お待ちしております!

欧州買付商品カタログ 弦楽器コンシェルジュ | 島村楽器

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