「音楽好きにオススメしたいこの1冊」 郡山アティ店Vol.2 阿部編

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デジタル・エリア・マーチャンダイザーの阿部です。
最近お客様やら出張先の店舗のスタッフやらから「シマブロ読みました」なんて言われる事が多く、嬉し恥ずかしのあまりコラーゲンゼリーを服用し始めました。お肌ツルツルです。

さて前回のお題「私が音楽を始めたきっかけ」に乗り遅れ書くことが出来なかったので今回こそはちゃんと書きたいと思います。

今回のお題は「音楽好きにオススメしたいこの1冊」とのこと。

ちゃんととかいいつつわりとすぐに選んだのは、厚さ10cmはあるぶあつ~いコイツ

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コンピュータ音楽―歴史・テクノロジー・アート

コンピュータ音楽―歴史・テクノロジー・アート

  • 作者: Curtis Roads,青柳龍也,後藤真孝
  • 出版社/メーカー: 東京電機大学出版局
  • 発売日: 2001/01
  • メディア: 単行本
  • クリック: 39回

ど定番ですいません。

けどまぁDAW(というかプログラミング言語)の操作が出来るだけで、本質の理解がないことによって逆に機械に操られるだけになっちゃったり、折角良いシンセやプラグインを買っても良くわからずプリセット頼りなんて嫌ですよね~?ってことで念のためご紹介を。

テルハーモニウムだハリーナイキストだフーリエだテルミンだブーレーズだIRCAMだクセナキスだジョンケージだモーグ博士だジョーミークだベル研究所だレイカーツワイルだリチャードディバインだリッチーホーティンだ黛敏郎だ冨田勲(R.I.P!)だ無数のメーカーさんだと、挙げると切りが無いほどのアイディアや先達のおかげで、今のテクノロジーや(それの不可分の)音楽的方向があるわけでございまして。
私なんぞは深く感謝するとともに、「音」そのものについてや「コンピューターによる偶然性と身体性の可能性」とかいろいろ考えさせられ(正確には考えてるふり)日々音楽好きナイスミドルを気取っているのです。

で、この本はそういうめんどくさい人柄が仕上がった原因の一つ。

冒頭「本書によせて」において著者は、「コンピュータを実質的に利用した最初の芸術家が音楽家であったということは別に驚くようなことではない」とし、理由として 
1)コンピュータによる楽音合成技術の汎用性
2)音楽のもつ構造や作曲プロセスに関連したプログラミングの有用性
を挙げています。

今時誰でも優れたソフトシンセやプラグインがあれば、ある程度のクオリティの作品は作れてしまう時代ですが、
それ故か基礎的な知識が欠けたままで「もったいな~い」作品を散見します。
本書では、上記(1)に関連した基礎的なデジタルオーディオの概念から、音響合成、ミキシングについてはおろか、
(2)に関連する入力インターフェイスやアルゴリズム作曲システムについて、さらには人間の聴覚について学べる音響心理学の項まで設けられており、まさにおなか一杯になること受け合いです。
わざわざコンピューターで「音楽する」のを選ぶのであれば是非一度ご精読を。

日々店頭で、「ミュージシャンでもない人間が音楽について語ることだけは止めよう。」と自制している中いい調子で飛ばしてますが、
やはり音楽をより楽しむ上で、音楽史やこうした技術の知識に加え、当時の社会情勢やある種の評論などは非常に有益だと感じており、その意味で音楽本は自分にとって欠かせないものです。
願わくば私も、微力ながら楽器という切り口で、皆様が音楽をより楽しむお手伝いが出来たら幸いでございます。


。。
。。。

。。。。終わろうかと思ったけど、もし読んでないのあれば損ですよ?ってことで全然消化不良なのでまだまだ紹介。
■キャラ的に一応デジタル?本

サウンドレコーディング技術概論

サウンドレコーディング技術概論

  • 出版社/メーカー: 日本音楽スタジオ協会
  • 発売日: 2016/04
  • メディア: 単行本

なんというか、とりあえず長いですよね。
これ読んでる方がいらっしゃったらただただ感謝しかないです。

で、今気付いたんですがコレら全部凄い見栄を張ったやつです。
私そんなに音楽のことをまじめに考えてませんでしたそういえば。

「あんたが良いと思ったらそれがグッド・ミュージックだよ」by デューク・エリントン
を凄く悪く解釈し、「なんだっていいじゃん別に」に至ってしまったのが今の私ですので。

というわけで今回の趣旨、オススメしたい一冊はやっぱり漫☆画太郎先生の珍遊記にします。

珍遊記 全6巻完結 [マーケットプレイスセット]

珍遊記 全6巻完結 [マーケットプレイスセット]

  • 作者: 漫☆画太郎
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • メディア: コミック

鳥獣戯画並みの資料的価値を感じさせる漫画ですね。
選んだ理由は、音楽が感じられるから。
ここまで読んだ人本当にすいません。

※あ、最近セルマーのマカフェリタイプのギターを入手しましたので、上記「今一番愛用している楽器」はもうバンドゥーリアではないです。
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今年の後半は、ジャンゴ・ラインハルトのコピーに勤しみたいと思います。弦はもちろんサヴァレスのアルゼンティーヌで。

また凄い見栄張りましたすいません。

ではでは。

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