私がピアノを始めたキッカケ 郡山アティ店スタッフ 遊佐編

 
 
 皆様、お久しぶりでございます。
 前回、意気軒昂と鍵盤ハーモニカについて語らせていただきました、あの遊佐でございます。

 私をまだご存じないと言う方は、はじめまして。
 島村楽器郡山アティ店の異端児、遊佐でございます。
 以後お見知りおきを。

 さて。
 堅苦しい話はこのくらいにしておきまして、今回のお題であります『私が○○○を始めたキッカケ』について、しがない与太話をさせて頂きたく願います。
 どうぞお付き合いくださいませ。

     △▲△▲

 まず第一に、テーマの○○○を明かさなくてはいけませんね。これでは話が進捗不能です。
 ヒントは郡山店内のどこかに一文字づつ・・・・・・と、皆様の嘱目しょくもくを煽っていきたいところではありますが、よく見ればタイトルに答えが書いてありましたので、ここは捻りも無く発表してしまうことにいたします。

 今回のテーマはずばり・・・・・・

 私がピアノを始めたキッカケでございます。

 I've changed. 私は変わった――

画像
 ※画像は、私が現使用中のRoland JUNO-DS88です。
 ※テーマとは無関係です。
 ※良いシンセです

 Since I started the piano. ピアノを始めたあの時から――

画像
 ※とても良いシンセです。
 ※ピアノタッチもリアルで、サウンドはキレイ過ぎるほどに透き通っております。

第一章 すべてが始まる序曲は…

 ……というサブタイトルで、気障きざに過去を語っていきたい所存ではありましたが、無念かな、私の奏でます序曲はおよそ4文字でフィナーレを迎えてしまいそう*1です。
 しかし、サブタイトルで謳うたっている通り、私の人生はピアノにより大きく変わりました。
 島村楽器でアルバイトをしているという明々白々たる事実がその証明ですね。

 そうです。
 大事なことは、事の顛末てんまつ――言わば“結果”なのです。
 過去がどんなものであろうと、感じている今が最高であれば、万事OKなのであります(注*2)。
 

「そう。あんな過去でさえ……」
 遊佐は虚空を見つめながら、ぼそりと呟いた。

     ×××

 
 20XX年。遊佐家。

 画像
 ※GIFはイメージに基づく再現です。

「開けなさい! ピアノの先生待ってるよ!」
 脅迫にも似た激昂げっこうが、耳を塞いでいる両の手までも貫く。
 拒否するという意志が恐怖に変わってしまわないよう、私は布団に身を隠し、必死で枕に突っ伏した。
 尚も、声は部屋中に響いている。

「あんたまたサボって…! そんなんじゃいつまで経っても弾けないよ!」
 別に弾きたいと言ったわけではない、なんて言い訳を頭の中で転がす。募る苛立ちが、恐怖を打ち消してくれている。
 勝手に部屋を陣取っている、そのKAWAI ES-1も、無力な私の反骨精神を保つ為の糧に過ぎないのだ。

 ↓現在のKAWAI ES-1
 ※使い古されて、ところどころ鍵盤が凹んでいる。
画像
 

 私とて分かってはいるのだ。
 こんなことをしても意味が無いのだと。部屋に錠をしようと、こうして布団に包まっていようと、最後には連れて行かれてしまうのだと。
 今までそうであったように。

 
 だがしかし。
 今日こそはサボ――

 その刹那、部屋に轟音が鳴り響く。ドアを叩く音よりも遥かに大きな音が、二回。

「ほら、寝てないで! さっさと行くよ!!」

 私の心の扉は、部屋の木造ドアもろとも破壊されてしまったのであった。
 少なくとも二週間は直らないと思った。
 結局直るのは、五年後の事となる。

     ×××

 と、いうわけで、私がピアノを始めたきっかけは、
 ずばり・・・・・・無理矢理*3でした。

終章 過去思へば、今輝かし。

大変スッキリしたまとめになってしまいますが、やはり今になって思うのは――

 「やらされていてやっていてよかった!
 
 ――なのだと言い切ることができます。切せつに。

 ↓再びES-1。現在はMIDIキーボードとして利用中。意外とベロシティの感度が良くて使いやすい
画像
 ※ドの位置にシール跡が残っている。見るたびに郷愁を感じる、幼き日の名残である。

 「ピアノが生き甲斐!」*4と言ってしまうと、そこはかとなく重たい話になってしまうのは否めません。
 ですが、確実にそれに近しいものに位置づけられていると、私は自負しております。きっとこれからも、私の隣を歩き続けてくれるのだと思います。私、信じてますピアノ*5

     ▲△▲△

 そうです。
 今が楽しければ、結局は万事OKなのであります。
 嫌々ながらにやっている視聴者の皆様、ご安心下さい。続けていれば、いつか必ず、楽しくなります*6
 自信を持って断言できます。私、冗談は嫌いなのでございます。
 ええ。お母様に壊れされたドアも、ちゃんと直ります*7
 実に、音楽とはそういうもの、、、、、、なのです。

 大阪からご覧になっている皆様、大変申し訳ありません。
 この話……。

 オチはありません。
 ドアと一緒に吹き飛んでしまったのです。
 

 おそらくではありますが、島村楽器郡山アティ店のどこかに落ちていると思われます。
 ご一緒に探していただける方を募集しておりますゆえ、是非お越し下さい。
 私遊佐、心よりお待ちしております。 
 
 

*1:あまりにつまらなくて、言うまでもないということ

*2:なかったことにはなりません

*3:本当はやりたくないという意味

*4:老後の心配はありませんね!

*5:正式名称:ピアノ・エ・フォルテ・クラヴィ・チェンバロ

*6:何かに目覚めるという話ではない

*7:別途、修理代が掛かります

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