ピアノレッスンレポート「曲覚えられないんですけどー・・・」

こんにちは、ピアノインストラクターの村上です。

こちらのページでは、会員様のご質問にお答えしています。

今回はこちら!

弾けるようになるには覚える??

以前の記事にも「覚えようとせずに沢山弾いてくださいねー」という旨の記事を書きましたが、

今回は「手が覚えるまで弾く」という観点でお話したいと思います。

短期記憶と長期記憶

短期記憶とは記憶を貯蔵する時間が数十秒から1分程度と短い期間のみ残る記憶のこと。

電話番号が作られたのも7桁の数字が人にとって一瞬で覚える最大の数なんだそうです。

楽譜に書いてあることを読み取り、「これはドや!」と読み取って、鍵盤に目を移し、ドを探して弾く。楽譜に戻った時にどこ弾いているか分からなくなっている。これは短期記憶に当たると思います。

一方で長期記憶には、記憶を貯蔵する時間が数分から数日間残る場合(近時記憶)と、数日以降かつて学習した記憶が残る場合(遠隔記憶)とがあります。

ピアノの練習には??

長期記憶の一種で、手続き記憶というものがあります。自転車の乗り方の練習、タイピングの練習、楽器の練習、水泳の練習などはこれにあたります。手続き記憶は、時間をかけて学習した刺激応答などのパターンを反映することができます。

私たちが一生懸命に体を動かし、何度も失敗をくりかえしながら練習するうちに、「大脳基底核」と「小脳」のニューロンネットワークが正しい動きを学び、記憶していくのです。こうして体で覚えた「手続き記憶」は、消えることなく、いつまでも私たちの脳に刻み込まれるのです。

身体が覚えるまで弾こう

「楽譜のこの小節は身体がこう動く予定だな」というところまで行くには、時間をかけて同じ場所を何回も繰り返し練習するのが一番手っ取り早いです。ひたすら指を動かすほかに、①指の広げ具合を決める、➁使い指番号を指定する、③メロディを声に出して読む、⓸1日で覚えられると思わない、を意識しておくとなお良しです。笑 

さらには、音楽理論で楽曲分析もしておくとさらに印象深くなり印象に残りやすくなります。ソルフェージュをするならぜひ私に相談して下さいね。

終わりに

長い曲だと半年かかるものもありますので、長い目で見て徐々に覚えられると良いですね。3か月経っても4か月経っても最初と同じような状況で4小節が覚えられない、なかなか飲み込めない(間違ってしまうのとは別で)となった場合は、潔くその曲(またはアレンジ)を諦めて、違う曲に行った方が身体の経験になります。笑 生徒様がだんだん曲に飽きて来ているのを私も見て、今まで頑張って練習したけれど、生徒様に「違う曲にしましょう!」と思い切って練習を打ち切る提案をする場合がありますので、覚悟しておいてくださいね。笑

執筆者:村上 友巴(ピアノインストラクター)

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