ピアノレッスンレポート「ゆりかごのうた」
こんにちは。ピアノインストラクターの村上です!
今回は「ゆりかごのうた」についてです!
2021年度の保育士試験の実技試験の課題曲になっています。
課題曲の詳細はこちらをご覧下さい。
『ゆりかごのうた』
文部省唱歌とは
明治14年(1881)以降第二次世界大戦終了時の昭和20年(1945)までの文部省発行の初等音楽教科書にのせられた、文部省選定の教育用歌曲の事です。
保育士試験の実技試験曲には毎年、2曲選出されますが、1曲は文部省唱歌、もう一曲は現代曲から選出されています。
私の会員様の中には現役保育士さんが数名いらっしゃいますが、ほとんど現代曲を実践で使用するそうです。
学校の教育指導要領には文部省唱歌が掲載されていますので、学校の先生になる方のほとんどは文部省唱歌を一通り学生のうちに学びます。
試験で試されるポイント
落ち着いて演奏できているかの他に、先生としての作法があるかどうかも見られます。試験会場で受け答えがしっかりしているかどうかも試験範囲ですので、緊張しつつコミュニケーションはしっかり取りましょう。またピアノを弾く姿勢、声のトーン、子供向けに歌えているか等が見られています。普段の生活で他人からどのように見られているかに常に気を使いながら過ごしていただくと良いと思います。
弾き歌いのポイント①まずは歌詞を覚えてから
歌・右手・左手がそれぞれ違う動きをするので大変な作業ですが、歌い慣れるととても簡単です。
実際に手と歌を合わせる前に歌詞は覚えておかれると良いですね。
特に文部省唱歌は耳なじみのある曲だと思いますし、歌詞も短めですので、歌詞を覚えてから
ピアノと合わせると手元に集中できます。
弾き歌いのポイント②右手(メロディ)と歌詞を一緒に動かせるようになる
いきなり両手と歌詞合わせて練習することも大切ですが、一方で分解して練習することも大切です。
両手で合わせてできなかった箇所を繰り返し練習を行ってくださいね。
おわりに
いかがでしたでしょうか??保育士は楽譜を弾けるだけでなく、音楽から具体的な身体表現等も表すときにピアノを使います。そういった、「楽譜にないもの」に迷った際は是非一度私に相談してくださいね。
担当ピアノインストラクター
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