あなたのエフェクターボード、、、リニューアルしませんか?Vol.23~あなたのエフェクターボード製作録 Loop17~

ギターリストの皆さん!エフェクター踏んでますか?

コロナウイルスに怯えてる坂本です。

今回もエフェクターボード製作のブログとなっております。
嬉しいことに店頭でご指名頂き、お客様とどのエフェクターをどのように組み込むかを相談しつつ製作をさせて頂きました。

エフェクター選定

お客様は久しぶりにギターを再開するそうで、エフェクターの相談をされにご来店いただきました。
ちなみにギターはEpiphone Casino Elite
低価格なEpiphoneスタンダードシリーズとは違い、Casino Eliteは日本製にこだわって製作された上位モデル!

Casinoは通常のセミアコとは違い、センターブロックが無いフルアコに近い構造になっています。
選定していくエフェクター(特に歪み系)はCasinoの特性を意識して選んでみました。

歪み系

お客様のご希望でディストーションとオーバードライブを一つずつ組み込みたいとのことでしたので、
合いそうなエフェクターを選んでいきます。

オーバードライブ

メーカー 型名 売価(込)
BOSS SD-1 ¥5,500

オーバードライブはすでにお客様がお持ちの「BOSS SD-1」言わずと知れた名器です。
オーバードライブとしても使いつつ、ゲインブースターとして使っていく予定です。

ディストーション

ディストーションは店頭のものから私がチョイスさせてもらいました。
上記の通り、Casinoはホロウ部分が大きいモデルですので、ハイゲインなディストーションを使うとハウリングに苦しむことになります。
ですので余程なことがない限りハイゲインモデルはおすすめはしません。
お客様自身もメタルやハードロック系のジャンルを演奏しないそうですので、
歪みが強すぎず、且つ原音がしっかり残るモデルを選んでいきます。

・チョイス①

メーカー 型名 売価(込)
Leqtique Roger ¥21,560

坂本大好きな「Leqtique」のオーバードライブ/ディストーションペダル
NJM2073というエフェクターには使用されることがないPower ICを組み込んだ本器
このNJM2073はヘッドホンアンプに使われるのだとか。
そのせいか、サウンドはアンプライクな歪みになっており、ピッキングニュアンスがしっかりでるワイルドなサウンドになっています。

・チョイス②

メーカー 型名 売価(込)
Vivie Modern Raven ¥21,780

新興エフェクターブランドとして有名なVivie!
このVivieから発売しているディストーションペダル「Modern Raven」を2つ目のチョイスとしておすすめさせて頂きました。
特徴的なのはGain、Volume以外に3バンドのイコライザーがついている点です。
このイコライザーによって様々なサウンドを切り替えることが出来るようになっています。
また名前の通り、サウンドは輪郭がはっきりしており、近年のモダンサウンドを象徴するかのようなサウンドになっています。


実際にお客様と音の好みを聞きつつ選ばせてもらったのですが、
この2機種は全くと言っていいほど音の性格が違い、提案者としてもとても面白かったです。
結果、お客様の好みでサウンドに深みのある「Leqtique Roger」を選んで頂きました。

アコースティックサウンド

続いてはアコースティックぽい音を出したいとの希望を頂いたので、
あれこれ考えた結果、イコライザーをご提案

一瞬BOSSのアコースティックシュミレーター「AC-3」とかとも考えたのですが、
エレアコっぽいサウンドになってしまうのと、
もし今後音の修正をご自身でされることを考慮して「BOSS EQ-7」をおすすめしました。

メーカー 型名 売価(込)
BOSS EQ-7 ¥6,160

ちなみにイコライジング設定もお客様と音を聞きつつ行い、
上の画像のような中音域を上げて高音域を下げるような設定になっています。
特に1.6k辺りを下げれば、エレキギターならではなキラキラ感が減り、丸いアコギサウンドになってくれました。
Casino自体が通常のギターに比べればアコギに近いサウンドなのもあり、程よい音作りが出来たと思います。

リバーブ

こちらは先日ご購入いただいた「Strymon Bluesky」

メーカー 型名 売価(込)
Strymon Bluesky ¥38,500

最高峰のリバーブペダルといっても過言ではないでしょう!
デジタルっぽいリバーブではなく、自然に溶け込むようなハイクオリティなリバーブペダル!
エフェクトタイプはRoom/Spring/Plateの3つとモードがノーマル・モジュレーション・シマーの3種類がございます。
ノーマルモードで使うも良し、シマーで飛び道具っぽく使うも良しの素晴らしいペダルです。

チューナー

見やすさを考慮して、、、

メーカー 型名 売価(込)
D'Addario PW-CT-20 ¥8,250

縦型チューナーのダダリオ製PW-CT-20!
トゥルーバイパス仕様でエフェクターボード内でも場所を取らないサイズになっています。

パワーサプライ

メーカー 型名 売価(込)
Free the tone PT-3D ¥20,900

デジタルエフェクターとアナログエフェクター用のDCジャックがアイソレート(分離)されたパワーサプライ!
今回のボード内ではリバーブとチューナーがデジタル回路且つ消費アンペアが高いため、
この2つをアイソレートDCジャックに配線し、
そのほかのアナログペダルを通常のジャックに入れます。

エフェクターボード作成

今回はスイッチャーや複雑な配線はしない直列回路です。
なのであまり気にすることはないのですが、
順番だけはこだわっていこうと思います。

ちなみに順番はこの順にしました。

BOSS EQ-7

D'Addario PW-CT-20

BOSS SD-1

Leqtique Roger

Strymon Bluesky

通常チューナーは最初に組み込むことが多いのですが、
トゥルーバイパス仕様のPW-CT-20を最初に持ってくると音の劣化に繋がる可能性があるので、
1つ目のエフェクターはバッファ回路が常時ONのBOSS EQ-7にしました。

バッファ回路が最初にあるだけでノイズの乗り方が変わります!

余談ですが、BOSSを繋げると音が劣化するというように仰る方やコメントを見かけます。
そう思ってしまうのにはBOSSの回路に理由があります。
BOSSのエフェクターは基本的にエフェクターがOFF状態でもバッファ回路を経由して信号を送ります。
このバッファが良くも悪くも音色を変えてしまうため、
音が変わった=劣化したと考える方が多いそうです。
個人的にはBOSSのバッファ回路肯定派なので、BOSSの特性を活かしていってほしいなと思っています。
(だってバッファ回路つけるのめっちゃ大変なんですもん。自作した人はわかってもらえると思います。)

また教科書通りですが、SD-1をゲインブースターにしたいのでRogerの手前に配置しました。
ほぼRogerメインのサウンド構成になっています。



配線・仕上げ

ササッと配線をして、、

タイラップでDCジャックをまとめれば、、

完成




EQ-7とBlueskyのジャック部分にはある程度スペースを空けて準備の際に手間取らないようレイアウトしてあります。

またパワーサプライのアダプターにはマジックテープを張り、持ち歩きの時も動かないように固定してあります。

久しぶりにギターを再開するにあたり、十分使っていけるボードが作れました!

これからどんどん踏み倒していって下さい!

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