あなたのエフェクターボード、、、リニューアルしませんか?Vol.14~あなたのエフェクターボード製作録 Loop8~
ギターリストの皆さん!エフェクター踏んでますか?
最近Kemperとスピーカーを買って毎日ギター三昧の坂本です!
今回もお客様のエフェクターボードを作らさせて頂きましたので、
ご紹介させて頂きます!
エフェクターボード製作
お持ちいただいたボードがこちらになります!
既にパッチケーブルは外してある状態です。
特徴としてはエフェクター筐体がネジ止めされて、安定性に長けたボードになっていると思います。
しかし、ケーブル等の関係からエフェクターが横になってしまっているのが気になります。
これではチューナーの視認性の問題や、Line6 M5(マルチエフェクター)のボタン操作がやりにくく感じます。
こちらのボードで、、
■レイアウト変更
■電力の安定化
■操作性の向上
を行っていきます!
今までとは違い、エフェクターの固定をネジ止めで行いますので、
この点も注意しながら配置をしました!
機材リスト
Free The Tone
PT-3D
型名 | 価格(込) | 商品名 |
---|---|---|
PT-3D | ¥20,520 | パワーサプライ |
2つのデジタルエフェクター用DC端子「High Current」を装備した、万能パワーサプライ!
今回のボードではチューナーとディレイを「High Current」で電源供給を行い、
Line6 M5とスイッチャーをアダプターで電源供給を行います。
BOSS
TU-3S
型名 | 価格(込) | 商品名 |
---|---|---|
TU-3S | ¥10,800 | チューナー |
どうしてもKORG DT-10(チューナー)が入りきらなかったので、スイッチャー用小型チューナーとして有名なBOSS TS-3Sを導入しました。
小型ながら視認性は抜群!
One Control
Junction Box
型名 | 価格(込) | 商品名 |
---|---|---|
Junction Box | ¥3,780 | In/Outボックス |
エフェクターボードのIn/Outをまとめられるジャンクションボックス!
スイッチャーを使う際に、In/Outジャックが挿しにくくなってしまうことがありますが、
これを使えばそうした問題も解決し、セッティングもすぐに行うことが出来ます!
作業開始!
まずはレイアウトから考えていきます。
M5のボタン、アダプターの差込口、チューナーの配置等々などを配慮し、
このレイアウトに!
だいぶ見やすくなったんじゃないでしょうか!
次はネジで仮止めを行います。
One ControlのJunction Boxはケーブルの揺れがもろに来るので4点で固定します。ぐらつきもなく安定していて好評化!
自分のボードもネジ止めにしようかと思うほどです。
ほとんどの機種はネジ止めにしましたが、Digtech Digital DelayとFree The Tone PT-3Dはネジ止め出来ない機種だった為、マジックテープで固定をしています。
パッチケーブル・DCケーブルの配線
いよいよ配線です。
DCケーブルはPT-3Dに付属のケーブルを使い、パッチケーブルはお持ちいただいたFree The Toneのソルダーレスケーブルを使います。
ソルダーレスケーブルの作成には導通チェッカーを使いながら作業をし、不良品が出ないよう気をつけながら作業します。
1時間ほど作業し、完成したのがこちら!
Input
↓
One Control:Junction BOX
↓
One Control:Iguana Tail Loop
→Loop1・・・DOD:CARCOSA FUZZ
→Loop2・・・Walrus Audio:MAYFLOWER
→Loop3・・・noah'sark:DISTORTION M
→Loop4・・・DighTech:Digital Delay
→Loop5・・・Line6 M5
↓
One Control:Junction BOX
↓
Output
[!!Tuner out→BOSS:TU-3S
パワーサプライ→Free The Tone:PT-3D
パッチケーブル→Free The Tone:ソルダーレスケーブル!!]
こだわりポイント
1つはネジ止めでの筐体固定でしたので、機材同士がぶつからないギリギリの間隔でレイアウトできた点です。
マジックテープではここまで攻めたレイアウトは出来ないですね。
2つ目はアダプターの差込口
アダプターを使うのが前提で組み込みましたので、
当然使用前にはアダプターを差し込みます。
その際にスペースが無いと準備にも時間がかかってしまいます。
今回はそういった点も踏まえて、アダプターの差込口は広めにスペースをとっておいてあります。
他にも多々ありますが、特に気に掛けた部分でした!
これからは踏み倒して使っていって下さい!
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