【音のバトン。】ねねの音彩(ねいろ)~ピアノサロン通信Vol.126~
こんにちは〜(*^^*)
お久しぶりになってしまいましたが、皆さんお変わりありませんか?
今日は「スラー」についてお話をします。
スラー(英:slur)
2つ以上の音符にかかる弧線で、音と音の間を滑らかに繋げて演奏します。
(ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」第二楽章 抜粋)
楽譜の中で、一番最初に覚えた記号だという方も多いのではないでしょうか。
「スラーの終わりの音は大きくしちゃダメよ!」と、私自身、小さい頃に先生からたくさん言われて育ってきました。
あいさつにお歌、おゆうぎ会のセリフなど、語尾が元気になりやすい頃は、ピアノの音にもきっと同じように表れていたんだろうなぁ(笑)
楽器って本当に正直で、素直ですよね!
滑らかに弾く
スラーはフレーズの「始まりの音」と「終わりの音」を私たちに教えてくれる、大切な演奏記号です。
メロディが滑らかに聴こえないと悩まれる方は、ぜひ「弾き終わった音を聴く」というのを習慣にしてみてください。
「前の音」と「次の音」が違いすぎると、でこぼこになってしまうので
・音量や音質
・指の重さのかけ方
・鍵盤を押すスピード
を意識してみてください♪
音と音のつなぎ目がずれないように、間の隔たりをいかに無くすかがポイントです。
速度を落として練習した方が、音も聴きとりやすいのでオススメですよ!
そしてフレーズの一番最後の音は、前の音に比べて少し優しく鳴らしてあげてくださいね。
皆さんとのあいさつは、子供の頃のように(笑)
語尾を元気に!発していきたいと思います(*^^*)
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いつもなんとなくで考えていましたが、スラーは奥が深い記号なのですね。
私自身なんでも全部に力が入ってしまう性質なので、難しそうだなと思いました。
子どものときの元気な語尾と聞いてよくわかりました(笑)
力を抜く、優しく調節するというのは、何においても、成熟すればするほど必要な技術ですよね。
良くも悪くも、楽器には全部顕れてしまうのが面白いです。
大人になったのにラジオ体操を全力でやりすぎて周りに「もっと力抜いて」と言われたのをなんだか思い出しました(笑)
ねねさんの元気な挨拶が聴けるのを楽しみにしていますね*
次回も楽しみにしています♪