【音を見渡す。】ねねの音彩(ねいろ)~ピアノサロン通信Vol.104~
こんにちは!
段々と冷え込んできましたが、皆さん体調など崩されていないですか?
体をしっかり暖めて、ゆっくり休む時間を作ってくださいね*
皆さんは、ピアノの88鍵盤の音を端から端まで全部鳴らして遊んでみたという経験はありますか?
私はとある昔、鍵盤をクリーナーで低音域から順番に拭いていくときに、この遊びを思いつきました!
当時ピアノ楽器が発展途中で、まだ88鍵も無かった頃に作られたクラシック作曲家の作品は、特に音域も限られているので、
練習している曲の中で、普段あまり頻繁に使われない音って意外とあるんですよね。
いつしか、鍵盤の掃除をするときに「最低音・最高音」を唯一鳴らして遊ぶのが、私の習慣になっています♪
同じ「ド」でも、高音と低音とでは響きの太さが違って、とても面白いです。
それに一番最低音の音は、よ~く耳をすまさないと何の音か聴き分けるのが難しいくらい、様々な響きに包まれています。
また、曲を練習するときに「88鍵盤のうち、今どの辺の音域を奏でているのか」を、改めて意識しながら聴いていくと
低音域~中音域~高音域、の違いが、より豊かに感じられるようになってきます(*^^*)
特に、新しい曲を譜読みするときや、演奏会などで奏者が一音目を鳴らす瞬間を待っているときなどは、
88鍵盤もある中で「この曲は一体どの音から始まるのだろう……!」と、とてもわくわくします。
皆さんもぜひ!
「普段触らないなぁ…」という音を鳴らして、響きを味わってみてくださいね♪
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ピアノってすごくたくさんの音があって楽しいですね。
ピアノの低い音って独特で、小さい頃はすごく気になる音に感じて、よく鳴らしていたのを思い出しました。
「どこまで下がるんだろう?」とワクワクしていた気がします(笑)
今はピアノに馴染みがないですが、
音楽や他のことでも、普段あまり触れない部分って意識しないと存在にも気がつかなかったりしますが、
たまにそういうものにたくさん触れると、
全体像を思い出すような、
ミクロにばかり見ていた物事をマクロに、俯瞰に見られるような感じがします。
ああ、そういえばこれはこういう風にできてたんだ、みたいな……。
ねねさんは音楽を隅々まで楽しむ達人だと思います*
次回も楽しみにしています♪