【コラム】電子楽器や機材の音がおかしい!?イヤホン・ヘッドホン・スピーカーで起こる"とある症状"の意外な原因は○○だった!!

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id="原因はかもイヤホンヘッドホンスピーカーで起こるよくある症状">原因は○○かも!!イヤホン・ヘッドホン・スピーカーで起こるよくある"症状"

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こんにちは!
島村楽器鹿児島店デジタルアドバイザーの西牟田です。

普段こうやって単発で記事は書かないのですが、
今日はどうしても皆さんに共有したいことがあり、
筆を取る、、、もといキーボードを叩いています。

店頭でお客様に日頃相談いただく
様々な電子楽器や機材の不具合。

確かに、その楽器の故障であることも少なくありません。

しかしその中でも、特に問い合わせ多い
"とある症状"に悩みを抱えるお客様が後を絶たないのです。

(実際私も昔同じ症状に悩まされた経験があります)

この症状にあてはまる場合、
特徴としてある「共通点」を持っています。
この特徴にあてはまるお悩みであれば、、、

その症状、故障ではないかもしれません!!

具体的な症例から、
原因と解決法を含めてご紹介します。

具体的な症状

症例1:電子ドラム(他電子楽器)の場合

「バスドラムとスネアだけ鳴らない!?」
「音がすごくこもって聞こえる!?」

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実は電子ドラムでこの症状、
すごくお問合せがあります。

ハイハットやシンバルは鳴るのに、
バスドラムとスネアだけ鳴らないというもの。

シンセや電子ピアノだと、
音が異様にこもって小さく聞こえることも多いです。

確かにこれだけ聞くと、
電子ドラム(その他楽器)の不具合を考えますよね。

でもこれ、楽器もヘッドホンもイヤホンも、
どこも故障していない可能性が高いんです。

 

症例2:PC、オーディオインターフェース等の場合

「ボーカルやベースの音が聞こえない!?」
「メインの音が異常に小さくこもる!?」

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これはPCやオーディオインターフェースで、
イヤホンやヘッドホンを使われている際に
起こるケースが多いです。

これも、インターフェースやPC、ましては
イヤホンヘッドホンの故障ではおそらくありません。

 

症状の"共通点"とは?

さて、上の2つの症例は一見なんの共通点も
ない症状に見えますが、
1つだけ大きな特徴があるんです。

それは、

「ステレオの音の中で、真ん中で鳴るはずの音が聞こえない」

という症状であることです。

コラムのコラム~MSという考え方~

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因みにですが、オーディオの世界には
MS」という言葉があります。

Mid」と「Side」の頭文字をとった言葉です。

本来、みなさんが音楽を聴く際は、
左側の信号(L)と、右側の信号(R)の
2つの信号(ステレオ)でできた音楽を聴いていますね。

このステレオ上の音を、右と左(LとR)ではなく
Mid(真ん中の音)」と「Side(両側の音)
という2つの成分に分けるという考え方です。

余談ですが音楽制作の世界では、
LとRの信号をMid成分とSide成分に実際に分けて音質や音量を調整する
「MS処理」という手法もポピュラーに行われます。

今回の表題に話を戻しますと、
このMid」成分が欠落してしまうという
特徴を持った症状なわけです。

症状を起こす犯人はこの2人!!

さて、ではなぜこんなことが起きるのか。

先に指名手配書を公開します。
原因はほとんどコイツらです。

極悪指名手配犯1

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\\\変換プラグ///

 
 

極悪指名手配犯2

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\\\スマホ用イヤホン///

 

症状にお悩みの方、
まずはこいつらが現場にいないか
ガサ入れしてください。

いた場合は、ひとまず取り押さえましょう。

いなかった場合は、まさかの刺客が潜んでいる場合があります。
そのまま記事をお読みください。

犯人はなぜこいつら?原因は?

先に原因を言ってしまいましょう。
この症状に悩まれる皆様、、、

接続すべきプラグの種類を・・・!!!
間違ってしまっております・・・!!!

さきほども言ったように、電子機器の音色や音楽データは
大抵の場合「ステレオ」で作られています。

が、LRの区別がなく、1つの信号しか持たない
モノラル」というのもありますね。

扱う信号の数が違うわけですから、プラグにも
「ステレオ用」「モノラル用」
があり
、接続機器に合わせて分けて使われるんです。

しかし、ステレオ用もモノラル用というのは実は
プラグの形や大きさで分けられているわけでは
ありません。

楽器機器に関わらず、
どちらも接続できてしまうというのが、
この症状の大きな落とし穴なんです。

フォンプラグの種類

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実際、プラグには色々種類があります。
簡単に説明しますね。

"大きさ"は2種類!

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右が6.3mm径(大きいタイプ)の「標準プラグ
左が3.5mm径(小さいタイプ)の「ミニプラグ

※実はもっと種類がありますが、代表的でないので割愛します。

イヤホンは大抵ミニプラグで作られています。
ヘッドホンはミニプラグに、専用の3.5mm→6.3mmの変換プラグが付属して販売していることが多いです。
※外出用ヘッドホンだとミニプラグのみの場合があります。

接続される側である楽器や機器のフォンジャックは、
どちらに対応しているかはそれぞれなので、
まずはここを必ず確認してください。

"極"は3種類

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わっかの数 用途
2極 1本 モノラル用
3極 2本 ステレオ用
4極(以上) 3本(以上) スマホ用(マイクやリモコンのついた多機能型イヤホンなど)

プラグをよくみると、黒い(緑の場合も)"わっか"がいくつか見えますが、
実はこのわっかの数で種類が分けられているんです。

わっかが増えれば、扱える信号の数が多くなるので、
接続する目的や用途が変わってきます。
※こちらもその他種類がありますが割愛します。

2極はモノラル信号を、
3極はステレオ信号を、
4極(以上)は、ステレオ信号にプラスして
マイクやリモコンの情報などを扱えるプラグというわけです。
※便宜上の大まかな説明です。細かくは割愛いたします。

原因の肝:要はプラグの種類を間違っていた!

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非常に大事な前提がありまして、

接続される側である機材や楽器には、
プラグの種類に対しての対応・非対応が
存在する
んです。

基本的に、音楽機材や楽器はステレオ仕様ですので、
ステレオ信号を扱えない2極(モノラル)プラグはNG。
3極のステレオ用プラグしか差しちゃいけません。
ほとんどの場合4極以上も非対応なんです。

iPhoneやタブレット端末、一部の最近のPCなどでは、
(3極はもちろん)4極にも対応しています。

この場合は、普通の3極プラグのイヤホン・ヘッドホンに加え、
4極のマイク付イヤホンも使用してOKです。

※4極以上のプラグは規格が混在していますので、
接続機器に対応しているプラグであるかは別途チェックする必要がございます。

大きさは差せる差せないで判別できますし、
標準プラグ⇔ミニプラグ は変換できますから
間違うことは少ないのですが、

機器や楽器で接続できる(接続すべき)
"極"が決まっているんですね。

犯人が「変換プラグ」でも「スマホ用イヤホン」でも
結局プラグの”極”もとい”わっかの数”
接続機器に合っていないことこそが、今回の症状の原因です。

※仕組み的になぜ音がそうなるか気になる方は直接店頭の西牟田に質問してみてくださいませ!

具体的な解決法

ということで、ここまで読めば言わずもがなですが、
症例別に具体的な解決方法を示していきましょう。

解決法1:電子ドラムの場合

「バスドラムとスネアだけ鳴らない」
「音がすごくこもって聞こえる」

この場合おそらく、

  • 4極のスマホ用イヤホンを使用してしまっている
  • 2極(モノラル)の変換プラグを使用してしまっている

のどちらか(あるいは両方)だと思います。

電子ドラムはステレオ仕様で作られていますから、
3極のイヤホン・ヘッドホンまたは変換プラグを
使えば解決
するはずです。

解決法2:PC、オーディオインターフェース等の場合

「ボーカルやベースの音が聞こえない」
「メインの音が異常に小さくこもる」

この場合も同様ですが、大抵の場合おそらく

  • 4極のスマホ用イヤホンを使用してしまっている

ことが原因です。

たとえ3極の正しい変換プラグを使用していても、
イヤホンが4極であれば、そこで相違が発生し、
結局この症状を起こす引き金になってしまいます。

ステレオのイヤホン・ヘッドホンを使用しましょう。

解決法3:プラグは正しいのに症状が起こる場合

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これまで記事を読んだ上で、
正しいものを使っているのにも関わらず、
この症状が起こってしまう場合も実はあります。

それは「プラグの半差し」です。

イヤホンなどがしっかり奥まで差さって
いない場合、同様にMidが消えてしまうことがあります。

また、
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このようにキャップのように回して取り付ける
変換プラグの場合も、しっかり締めてあげないと
正常に音が出ない場合も。

意外とここが盲点だったりしますので、
チェックしてみてください。

どうしても解決しないときは

ほとんどの方はこれで解決したと思いますが、
もし!もしも全部チェックしてもダメな場合は、
やはり製品の不具合を疑わないといけません。

その時は、当店にご相談いただければと思います。

以上!今後の音楽ライフの参考に
されてみてくださいませ!!

西牟田でした~。

お問合せ先

店舗名 島村楽器 鹿児島アミュプラザ店
電話番号 099-812-6818
担当 西牟田(にしむた)

お気軽にお問い合わせください!

この記事を書いた人

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名前 西牟田 和真 (ニシムタ カズマ)
プロフィール デジタルアドバイザー・DTMセミナー講師の西牟田です。現在ゲーム音楽や主題歌の作編曲から効果音制作まで、サウンドクリエイターとして楽曲提供も生業としていますので、音楽制作やデジタル機材・ソフトに関することならお任せください。また仕事を生かしてピアノ・ギター・チェロなど様々な楽器演奏も経験しております。総合楽器店員として様々なサポートを致します!是非お気軽にお声掛けください。

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