博多ジャズサックス道場 ~マウスピース編~

みなさんこんにちは。

島村楽器ジャズサックス講師の宮本道隆です!

自身の独断と偏見に基づいて、ジャズやサックスのちょっとしたことを徒然なるままに綴るコラム、題して「宮本道隆のジャズサックス道場」!

初回となる今回は、ジャズを始める方からの質問が多い「マウスピース」、そのド定番を紹介したいと思います!
マウスピースは、音色を作る上で決定的な仕事をします。特にサックスにおいては、活躍できるジャンルの幅が非常に広いため、そのジャンルにマッチした音作り、ひいてはマウスピース選びが大変重要です。付属品を用いるよりも、劇的に音色、吹き心地が変わりますので、ぜひ自分に合ったセッティングを考えましょう!
今回は、アルトサックスでよく用いられるマウスピースに的を絞ってご紹介します!

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アルトサックスのド定番マウスピース3選

メイヤー(Mayer)

メイヤーのラバー商品ページ

ジャズ向きのマウスピースとしては超ド定番と言っていいでしょう。比較的エッジの立った明るい音です。私もメイヤー(ティップオープニング6番)をメインで使用しています。
現行品はマウスピースの相場としてはお手頃価格。現在製造していないヴィンテージとして扱われているメイヤー(俗に言うニューヨークメイヤー)は、個体差は大きいもののアタリを引けば大変出来のいいものがあることから、多くのメーカーがこれを基準の一つとしています。
とりあえずこれ!という感じの一本です!

オットーリンク(Ottolink)

オットーリンクのラバー商品ページ

メイヤーと並びド定番の双璧を成すのがオットーリンク。サウンドはメイヤーとは対照的に、Warmで深みのあるサウンド。いわゆる「渋い」音がこのマウスピースの特徴です。
特定のセッティングで1950年前後のスタイル「ビバップ」の音を再現することができる懐の広さもあります。しかしながら、このセッティングはビギナーにはかなりきつい(プロでもちょっとヒくような)セッティングになってしますので、基本特性は渋い系のベクトルだ、と思って差し支えないでしょう。私がジャズを始めた時の最初の一本でした。

ヤナギサワ(Yanagisawa)

ヤナギサワのメタル商品ページ

サックスのマウスピースの大きな特徴の一つとして、金属製のマウスピースが大変有用であるという点があります。1980年代以降、現在ではフュージョンと呼ばれるジャンル、スタイルで頻繁に使われていたことから、その年代の音楽が青春の音という方にとっては、サックスの音といえばこんな音、という方が多いのではないでしょうか。
そんな音を再現したい!と思うならば、とりあえずの一本がこのヤナギサワ。メタルのマウスピースは吹きにくい傾向がありますが、これはメタルとしては比較的吹きやすいとされています。フュージョン、スムース、ロック、R&Bなど、パワフルで明るく煌びやかな音が要求されるスタイルにチャレンジしたい方の、最初の一本としてオススメです!

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以上が一先ずド定番のメーカーです。これらのティップオープニング(歌口の開きの広さ)が5番、または6番が吹きやすいとされています。このオープニングに、硬さが3、または2 1/2のリードをつけると良いでしょう。

初回でマウスピースを扱いましたが、本当はとっても奥が深い世界で、今回は文字通り氷山の一角です!他の有名どころを上げるだけでも、デュコフ、リバイユ、ベルグラーセン、ARB、ジョディージャズetc.…、挙げきれません笑 

マウスピースとリードに纏わる話はサックス吹き永遠の課題とすら言われており、始めたばかりの方はもちろん、熟達するにつれその重要度は加速度的に増していきます。この二つは避けて通れない、しかしめちゃくちゃディープな問題なので、私はよく「沼」と表現します笑 

ビギナーに限らず中上級者でも悩み多きトピックですので、今後も取り上げていきます!(連載が続けば!笑)

レッスンではもちろん、店頭でもご質問や選定のお手伝いをしますので、お問い合わせの際は稼動店舗までご連絡ください!

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