【ドラムと雑談 号外編】TD-50Xでアンビエントを録る方法 TD-50X活用術

 フナハシです!電子ドラム推しな記事を書きまくってる私ですが、、、ええ!制作で使っていますよ!Roland TD-50Xを!
 私の場合、今はバンドを組んでライブをして、という音楽活動ではなく、自宅で・自分で楽曲制作を完結させるいわゆるDTMerとしての音楽活動なのですが、そのドラムトラック制作に電子ドラムを取り入れようとしているところです。早く曲を完成させて「制作に電子ドラムを取り入れた」と言いたいところです。その過程の中で、これ、他の人も知りたいのでは?感じた点があったので、備忘録も兼ねてブログにします。


「アンビエント」ってどう録るの?

 さて、TD-50XはASIOでPCと接続すると最大32チャンネルのオーディオトラックをDAWに送り、オーディオデータのRECが出来ます。

KICKのLとRそれぞれのモノラル、およびステレオ1トラック
SNAREのLとRそれぞれのモノラル、およびステレオ1トラック
HIHATのLとRそれぞれのモノラル、およびステレオ1トラック

といった具合に、ドラムの各パーツに対してドバーとたくさんINとOUTがあります。生ドラムにマイクを立てたときと同じ感覚ですね。なので、DAW上で各オーディオトラックのINPUTを...

KICK
SNARE
HIHAT
RIDE
TOM1
TOM2
TOM3
CRASH1
CRASH2

といった風に設定すれば、あっという間に9チャンネルパラでの電子ドラムRECが出来ます。タムは4つまで(TOM4)繋げますし、AUXも4つあるので(AUXは1~4で1つのAUXとしてまとめられますが)増設もそれなりに出来ます。本当に、生ドラムにマイクを沢山立てた時の感覚です。

 が、ここで落とし穴がありまして...上記の設定でRECされるのは、シンバル類も含めて生ドラムRECのようにオンマイクの音のみで、オーバーヘッドマイクやルームマイクの音はRECされません。なので奥行きや広がりに乏しい音になってしまいます。
 というわけで...OH(オーバヘッド)やRM(ルーム)などのアンビエントの音もオーディオトラックに録る方法をご紹介します。

DIRECT OUTに割り当てるべし

 ここからは、上記の各パーツパラRECの設定までは完了している前提で進めてまいります。では早速、TD-50Xの設定を変えていきます。

1:本体パネル右情報の「SET UP」ボタンを押します。


2:「F1」ボタンを押して"OUT PUT"を選択し、「ENTER」を押します。


3:「F1」ボタンを押して"MASTERを選択し、"本体ディスプレイ右側の「DOWN」ボタンを押します。


4:「F2」ボタンを押します。


5:十字ボタンの左右で"OH"を選択します(選択されていると、ホワイトバックで強調されます)。その後、"DIRECT"の"1"の所に"L"、"2"の所に"R"が表示されるように、十字ボタンの上下を押します。通常、下を3回押せばOKです。

下の写真のような表示になればOKです


6:先程の5と同様に、十字ボタンの左右で"RM"を選択します。その後、"DIRECT"の"3"の所に"L"、"4"の所に"R"が表示されるように、十字ボタンの上下を押します。通常、下を6回押せばOKです。

下の写真のように表示されればOKです。


7:6までの手順が完了したら、「UP」ボタンを押します。


8:十字ボタンの左右で"K"(キックドラム)を選択します(選択されていると、ホワイトバックで強調されます)。その後、十字ボタンの上を押します。通常、上を1回押せばOKで、下の写真のようになればOKです。こうすることで、DIRECT OUT の 1ch からキックドラムが出力されなくなります。


9:8と同様に、十字ボタンの左右で"S"(スネアドラム)を選択します(選択されていると、ホワイトバックで強調されます)。その後、十字ボタンの上を押します。通常、上を2回押せばOKで、下の写真のようになればOKです。追記:H(ハイハットシンバル)とR(ライドシンバル)も、同様の手順で DIRECT OUT から外します。



以上!あとはDAWに戻って、オーディオトラックのINPUTを設定してやって下さい!



モノラルとステレオの使い分け

 今回の方法の場合、OHもRMもステレオで1トラックか、モノラルのLとRで2トラックか、DAWのオーディオトラックのINPUT設定から自分で選択できます。ステレオ1トラックで録ると、当然ながら各パーツの定位が振られた状態でRECされます。実際に録り音を聴くとHHはかなりLに、RIDEはかなりRに寄ります。TOM類も、TOM1からTOM4にかけてLからRへと振られていきます。もちろん、CRASH1とCRASH2も。この辺りの定位を自分で調整したいのなら、ステレオ1トラックではなく、モノラルLとRの2トラックで録った方が良いでしょう。


OHとRMをパーツで分けることはできない

 ここで紹介した方法は、生ドラムRECのようにオーバーヘッドマイクとルームマイクを立てたときにそれらのマイクが収音する音を、DAW上に録る、という内容になります。つまり"OHの中のスネアの音"というように、パーツごとにOHの音を取り出して録れるわけではないのでご注意ください。

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