【ドラムと雑談】「この曲のドラム、打ち込みっぽいな?」と感じるポイント vol.3 2021/2/5

 フナハシです!今回は、DTMでのドラム打ち込みについてです。ドラム音源のソフトは本当にクオリティが高いです。それもあってか、DTMer・アマチュアで制作を行なっている人はもちろん、アニメ関連楽曲などプロの場面においてもドラムは打ち込みである場合が多いです。一方で、本物っぽいドラムを打ち込みでどうやって再現するか?に苦労している方も多いのではないでしょうか。そこで、どんなところを「打ち込みっぽい」ドラムに感じるのか、私が思う所をいくつか上げてみました!

1. フレーズがドラマーっぽくない

 ドラム音源を使う方で、自分自身もドラマーという方は少ないのではないでしょうか。ドラマーではないという部分がフレーズに表れ、ドラマーが聴くと「ん?っっん?...何だ今のフレーズ??」と感じることが多いです。
 ドラム打ち込み初心者あるあるで、手足が足りなくてドラマーが叩けないフレーズを作ってしまう、という話も聞きますが、手足いくつあるねん!?というプロドラマーは沢山いらっしゃるので、私は気になったことはありません。

2. 同じ太鼓・シンバルの連打

 ドラム音源ソフトは、実際に本物のドラムを叩いた音を録音してそれを鳴らすサンプリング音源が主流です。以下、私は音源ソフト開発者ではないので想像を含んだ話となります。
 120 BPmの16分でスネアを2回叩くとき、2打目を叩いたときに1打目の音は完全に鳴り止んでいません。すなわち、1打目の余韻に重なって2打目の音が鳴ることになります。ドラム音源の多くは、同じ太鼓・同じシンバルシンバルを連続して叩いたときの音の重なりの表現が苦手なつくりになっているようです。その結果、サンプリングパッドにお好みの音を割り当てて連打したときのような、生ドラムとは明らかに違う音の重なり方で音が鳴ります。もし音の重なりも忠実に表現するとなると、サンプリングすべき音が尋常じゃなく増えるでしょうから、技術的・現実的に難しいのだと思います。
 私の感覚としては、120 BPMで16分の場合、同じ太鼓・シンバルを同じベロシティで3回以上打ち込むと打ち込みっぽいと感じます。

3. フィルだけでなく、リズムパターンでの強弱の付け方

 「1」、「2」と関連する部分ですが、曲の大部分を占めるリズムパターンで生ドラムっぽさが失われているなぁと感じる部分があります。具体的には、ハイハットやライドを8分で刻む場合、同じベロシティで打ち込むとすぐに打ち込みと気付きます(やはり8分で3拍も同じベロシティが続けば十分気付きます)。
 ドラマーは、8分でハイハット・ライドを叩くときに奇数拍と偶数拍で強弱を付けたり、叩く場所を変えていたりします。なので、あまりにハイハットやライドの音色が一定だと、打ち込みっぽさがマシマシに感じます。

4. ソフト音源っぽさ

 近年のドラム音源はクオリティが高いとはいえ、レコーディングした音とは違うプラグインソフトっぽさはあります。特に、自分がよく使っているソフトだと当然その音をよく知っているので、「あ、このドラムの音、○○(ソフト名)っぽいな」という理由で打ち込みだと感じたりします。
 ただ、レコーディングされた音に対してエフェクトを強くかけたり、トリガーを重ねていたりするので、レコーディングしてるけど生ドラムっぽい音じゃない、というケースもあります。


根本は、ドラムとドラマーのことを知らない

 具体的なポイントは上記ですが、その根本はドラマーとドラマーのことを知らないことが要因だと思います。なので!打ち込みっぽいドラムにお悩みの方!ドラムを始めましょう!


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