【ぴあのんびり通信vol.14】~〇年ぶりにピアノを調律しました。~

元気にお過ごしでしょうか!

どうも、ピアノインストラクターの斎藤です。

今年の冬はかなり暖かく、「もう花粉きてますよね!!??」というお言葉をいただくことが多いように感じます。
私も朝起きて窓を開けて、そこから数時間家のことをするのですが、少しずつ鼻水が垂れてきます(笑)

花粉症重症者が多いですよね・・・。



さてさて3月になると季節の変わりで乾燥や花粉が気になり、お肌の保湿が欠かせない季節ですね!
さぁ皆さま、お肌意外にお手入れしないといけないものがありますよね?


そう、楽器です!!

使っているうちに音が狂ってしまったり、知らず知らずのうちに部品が消耗していたりと、楽器は思っているよりもずっと繊細です。

繊細なのに。



家のピアノを調律をしていなくて。



私もピアノインストラクターという身、例に漏れず実家にグランドピアノを置いているのですが・・・何年か調律していなくてですね・・・。


このたび2019年の最後に、調律してまいりました!!!



はてさて、どれくらい調律していなかったのでしょうか?
この気持ちを素直に言い表すと、「いくらお金がかかるのか分からなくてまじでめっちゃ怖い」です。


恐怖のぴあのんびり通信、始まります。

そもそも調律とは?

ピアノの調律、という言葉、どこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか?

調律とは、ピアノの音を合わせたり、整えたりすることです。
要は音のメンテナンスですね。

モデルにもよりますが、ピアノには88の鍵盤に対し全部で230本前後の弦が張られています。
鍵盤に対して3倍近くの弦があるんですよ~!

というのも、ピアノは1音につき3~1本の弦が張ってあり、それがあのダイナミックな音量の秘密!


鍵盤の真ん中あたりの弦。
縦に並んだピン1本につき1本の弦が張られていて、先の方で3本になっていますね。これで1音です。

鍵盤の左の方の弦。
ピンも弦も2本になってますね。本数が減った分、銅線を巻いた巻き線で太くなっています。



実はこのピアノという楽器は弦の張力がもんのすごくって、全弦でなんと20トンほどの力がかかっているんです!


これだけの張力がかかっているもんですから、使っているうちに緩んできてしまったり、湿度や温度の影響で弦が委縮してしまったりするんですね~。
それを調整するのが主に「調律」と呼ばれています。

鍵盤の弾き心地などを調整する「整調」や、音を整える「整音」、その他お掃除や修理などもその中に含まれています!


ピアノの調律は、使用頻度にもよりますが大体半年~1年でするものです。
いいですか、半年~1年ですよ、ちょ、これ覚えておいてくださいね。

我が家のピアノをご紹介

さてさてここで調律の前に、どんなピアノなのか、普段どんな環境に置いているのかをご紹介しますね。本物の実家です。

環境

戸建ての1階6畳、朝日が差し込む東側に置いています。
お部屋は防音室で窓は二重、ドアも防音仕様なので、夏は暑く冬は寒いという結構極端な環境です・・・。

我が家にやってきたときの写真を見つけました。
画質が古いですが・・・。奥の窓から煌々と光が差し込んでいるのがお分かりになると思います。

モデル

YAMAHAのC5です。
YAMAHAのCシリーズは、C1、C2、C3、C5、C6、C7と、サイズが大きくなっていきます。

学校の音楽室や家庭に置くピアノだとC3サイズがほとんどで、C5だと少し大きめのサイズ。
私は部屋に入るギリギリのサイズを選びました。


しかしC5サイズ、実はとてもベストなサイズなのだそう!
ヨーロッパの家庭で使われるピアノは、スタインウェイ(世界最高峰ピアノブランド)のB型というモデルが多く使われているそうで、それがC5サイズのピアノなんですって!

調律師さんに褒められちゃいました。えへへ。

購入年と、知るのが怖い前回の調律日

ピアノの購入年月日は2011年。

そして、前回の調律年月日は・・・


2013年!!


げっ6年してない!!!!!


調律の頻度は半年から1年のはずが、なんと6年もしていなかったようです。
これには私もびっくりです。

調律スタート!

怯える思いで当社の調律師、中野さんに来ていただきました!(「6年ぶりなんです・・・」とお伝えすると、「調律しがいがあって楽しみです✨」って返ってきました(笑))


調律前に軽くお掃除をして、さっそく鍵盤を取り外しにかかります。(後ろに慌てて山積みにした楽譜が・・・)

88鍵すべてを一気に引き出すのですが、さすが調律師さん、手慣れた手つきで鍵盤の奥や裏側を見ていきます。


鍵盤の奥を入念に見ているので、何をチェックしているのか聞いてみると、ハンマーの様子を確認しているそう。

「アクションを見てます。納品したてなんかは赤いフェルトが減ったりして位置がずれるのですが、購入してから結構経ってるので、ずれも落ち着いていますね~」



と、そこで「あれっ?」と中野さん、鍵盤の裏をのぞき込みます。


その手に握られていたのは・・・


あらやだ鉛筆!!


グランドピアノって蓋の間に隙間があるので、油断するとそこに鉛筆などが落ちてしまうんですよ・・・。
普段転がってしまったときは自分で蓋を取って取り出すのですが、そういえば前にどこか入ってしまったのがあったなぁと思いつつ、苦笑いで鉛筆を受け取ります。



中野さんも苦笑いで鍵盤の下を掃除機できれいにしてくれました。



ひととおりきれいにしたところで、お待ちかねの調律です。

他の弦と共鳴しないよう、弦の間に布をはさんで


弦が巻かれているピンを少しずつ回しながら音を合わせていきます。


ここからはもうひたすら、耳で音を合わせていく作業です。
他の弦との響き方、うなり方なども聴き分けてながら行っていくので、私は退散です・・・。


そして2時間後

調律が終わりました!!

さっそく弾かせていただくと・・・なんだか響きが豊かになっている・・・!!
響きを重視して調律してみたんですが、どうですか?と中野さん。


大満足です!!!!

6年間、なんだか居づらそうにしていたピアノの音がきれいに整い、ピアノも生き生きしているような気がします~!✨


「あと、これ・・・」


と渡されたものは、本日の戦利品。


いっぱい落としてごめんなさい。
中野さん、ありがとうございました!!


最後に

いかがでしたでしょうか?

細かいやり方などは調律師さんの邪魔になってしまうのでご紹介できませんでしたが・・・調律の大切さを知っていただけたらと思います!


ただ、購入してから5年以上経っているので、一度オーバーホール(全体調整)をした方が良いとのことでした。
また期間があいてしまうんだろうな・・・だろうな・・・な・・・と思いながら3月になってます。

どれだけ変わったのか、などは、ぜひグランドピアノを手に入れて体感してみてくださいね♪


楽器が良い状態になると練習するのが楽しくなっちゃいますね!
皆さまも、楽器のメンテナンスは定期的に行ってあげてください!おねがい!!

(ちなみに調律代は平均的な金額で済みました。よかった)



というわけで!最後までお読みいただきありがとうございます!

また次回の更新でお会いしましょう~!

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この記事へのコメント

  1. 会員No.1 より:

    部屋が散らかり過ぎて足の踏み場がなく、2年前に買った電子ピアノもほとんど弾かないままピアノの上に物を大量に置いてしまい音の響きが確認出来ません。

  2. Kabigon より:

    私も長らく頭の中の調律やってません。2度ぐらいずれて不協和音が (^^;
    ん? それはそれで 7th だから良いのか…♪

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